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コルト M1855 リボルビング・ライフル (無可動古式銃、.56口径 フル・ストック スポーティング・モデル)  
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価格(税込)
 \1,980,000
商品番号
 【6172】
英  名
 Colt M1855 Revolving Rifle, Full Stock Sporting Model
種  類
 古式銃(無可動) 、無可動実銃買取品 2019年 秋、ガゼット Vol.18、大阪店在庫品
国  名
 アメリカ合衆国
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,070mm
口  径
 .56in.
装 弾 数
 5発
在 庫 数
 限定1品
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【コルト M1855 リボルビング・ライフル について】
コルト "ニュー・モデル" リボルビング ライフルとも呼ばれる、コルト社が1855年から1864年頃にかけて製造した初期の連発式ライフルです。 コルト ニュー・モデル リボルビング・ライフルは、機構的にはElisha K. Rootの設計によるコルト M1855 サイド・ハンマー ポケット・リボルバーを拡大したもので、.36口径、.40口径、.44口径、.50口径、.56口径といった口径の異なる様々なモデルが存在し、さらに15インチから30インチまでの銃身長の異なるライフル・モデル及びカービン・モデルが軍用若しくはスポーツ用として製造されました。
コルト ニュー・モデル リボルビング・ライフルには、製造時期に応じて各部の異なるバリエーションが存在します。 当初.36口径で銃身長が21インチから30インチのスポーツ・モデルのみが発表されましたが、その後15インチ及び18インチの銃身を持つカービン・モデル等がラインナップに加わりました。 初期の.36口径 ニュー・モデル リボルビング・ライフルには、バレル・ラグの左側面もしくは極めて稀に右側面に潤滑装置が設けられていました。 これは発射時の残渣の発生を抑える為に、装填後の弾丸表面に潤滑油もしくはグリースを塗布するものでした。 また、初期生産品の.36口径 M1855には他にも銃身に沿ってクリーニング・ロッドが取り付けられていた他、トリガー・ガード前方及び後方に指掛け用の突起が設けられているのも特徴です。 この指掛けは、シリンダー・ギャップ等から漏れ出る発射ガスが添え手に当たらないように銃を構える事を可能にする為のものでした。 当初コルト社では.36口径モデルを軍用向けに供給する事を狙っていましたが、軍用としては.36口径は威力不足であると判断され、その後1855年後半に口径を拡大した.44口径モデルが開発されました。 .44口径モデルは.36口径モデルとは異なり、前述の潤滑装置及び銃身側面に装備されるクリーニング・ロッドは省略されました。
.44口径のコルト ニュー・モデル リボルビング・ライフルは、1856年に米陸軍から101挺の発注を受け米軍が初めて採用した連発式ライフルとなりました。 この米軍が発注したモデルは、銃身長が30インチで、フォア・エンドが前部まで伸びたフル・ストックのタイプでした。 米軍では1858年にさらに300挺の発注を行い、実地試験に投入されました。 コルト社ではその後、更に口径を拡大した.56口径のモデルの開発を1856年春に開始し、1858年から本格的に生産しました。 この.56口径モデルは、口径の拡大に伴いフレーム・サイズが大型化されていた他、装弾数も5発に変更されました。 シリンダーは大型化に伴う重量の増加を低減する為、軽量化の為のフルートがシリンダー表面に設けられました。 その後、1859年には米海軍のトライアルに向けて、フレーム・サイズを更に拡大して口径を.65口径としたモデルも開発されました。
スポーティング・モデルについても同様に各種口径のモデルが製造され、銃身下部の銃床 (フォア・エンド) が銃身の半分程度の長さのハーフ・ストック・モデルに加えて、フォア・エンドが銃口付近まで延びているフル・ストック・モデルが製造されました。 また、派生モデルとして.60口径 (20GA) 及び.75口径 (10GA) のリボルビング・ショットガンも開発され、1860年から1863年頃にかけて約1,100挺が製造されました。
M1855は一旦全弾を発射してしまうと再装填に時間がかかった他、射撃時に銃本体の隙間等に付着していた火薬の残渣に引火し、全てのシリンダーから弾丸が発射されてしまうチェーン・ファイアが起こる危険性があるといった、リボルビング・ライフル特有の欠点が存在しました。 また、チェーン・ファイアが発生しない場合でも、発射時に鉛の断片がシリンダー前方に添えた射手の手首等に向けて飛び散るといった問題も存在した為、軍用、民間用ともに大きな成功を収めるには至りませんでした。 南北戦争勃発時には軍から追加発注が行われましたが、実戦部隊からは早々に引き上げられてシャープス M1859 カービン等に置き換えられる事となりました。 1855年から1864年にかけて製造されたコルト "ニュー・モデル" リボルビング・ライフルの生産数は、全バリエーションを合わせても僅か13,000挺程度であったと言われています。 (KK Updated)

【本個体の説明】
本品は1858年以降に生産が本格的に開始された.56口径モデルで、シリンダーの装弾数は5発となっています。 本品は銃身長が598mm (約24インチ) で、フォア・エンドが銃口付近まで伸びたフル・ストック・タイプのスポーティング・モデルです。 フォア・エンドは前後2箇所のバンドにより銃身に固定され、フォア・エンド内には分割式クリーニング・ロッドの前部 (鉄製) を収納加工となっています。 分割したクリーニング・ロッドの延長部 (真鍮製) はバット・ストック内のコンパートメントに収納されました。 リア・バンド下部及びロア・タング下部にはスリング・スイベルが設けられています。 また、リア・サイトは3段階で切り替え可能な起倒式となっています。 本品のフレーム左側面に「COLT'S PATENT」の刻印が入っている他、シリンダーにも「PATENTED SEPT 10 1856」のパテント刻印が入っています。 また、トリガー・ガード左側面には「56 CAL」の口径表示刻印も入っています。 シリアルNo.はフレーム下部、トリガー・ガード、バット・プレートでマッチしています。
本品は全体に製造年を考慮すると良好な状態が保たれており、フレームやシリンダーは若干の小傷や擦れは見受けられるものの、目立った錆や朽ち込み等は見受けられず、大部分に表面仕上げが残った美しい状態が保たれています。 ハンマー及びローディング・レバーについても、オリジナルのケース・ハードン仕上げが非常に良好に残っています。 真鍮製のトリガー・ガードは若干の打ち傷は見られるものの、目立った変形や腐食も見受けられず、適度な時代感の付いた良い雰囲気となっています。 傷み易いバット・プレート部については、やや擦れや表面錆痕が散見されるものの、目立った変形や朽ち込みも見られず、銃床への取り付けもガタつきもなくしっかりとしています。 フォア・エンド及びバット・ストックといった木部については、やや打ち傷や線傷が散見さえる他、ストック取り付け基部周辺に若干の痩せ及び僅かな欠けが見られるものの、大きな破損等は見受けられず、取り付けもガタつき等は見られません。 アッパー・タング周辺の木部にややヘアライン・クラックが見受けられますが、現状では強度に影響のないレベルのものです。 各パーカッション・ニップルについても、目立った欠けや変形等は見受けられません。 リア・サイトの起倒やローディング・レバーの操作、バット・プレート内コンパートメントの府蓋の開閉は問題なく行う事が可能です。 尚、ハンマーは無可動加工により固定されています。 トリガーにはオリジナルのテンションが残っています。 先端がボタン状となった分割式クリーニング・ロッドの前部 (約26cm) が付属致します。 (KK)

【その他の情報】

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