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棒火矢筒 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、指火式点火法) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【5989】 |
英 名
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Japanese Fire-arrow gun |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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167mm(実測) |
口 径
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10mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【棒火矢筒について】
棒火矢筒は日本独特の火器で口径が20mm〜40mmの五十目筒、百目筒に相当するものが主流ですが、本品は口径が10mmで全長も167mmと小振りなサイズとなっています。 棒火矢筒には大砲のように銃身(砲身)後方上部に火穴(火口)があり、そこに直接火種を付ける「指火式点火法」になっています。 銃身の長さについても、10cm程度のものから大火矢筒(または大棒火矢筒)と呼ばれる30cm近くある品も存在します。 棒火矢筒は弾丸を発射するものではなく、棒火矢を発射するものです。 実戦に使用された品ではなく、江戸時代の「天下泰平時代」に砲術家が生活の糧を得るために、棒火矢を飛ばして見世物にしていたと言われています。 これは確かな確証があるわけではありませんが、火矢筒が実戦に使われた記録もなく固定された台座から的を定めるような構造になっていません。 萩野流の自由台を使用した狙いを定めることができる品も存在しましたが、あくまでも砲術家の客寄せ的な余技の道具であったと言われています。
【本個体の説明】
本品の砲身は真鍮もしくは砲金(青銅)と思われる鋳造製となっており、一部に元々の仕上げと思われる黒色の塗料が確認できます。 砲身や台座の金属部については適度な時代感が付いています。 銃口部の柑子は段の付いた大きな八角形 (オクタゴン) になっており、見栄えの良い作りになっています。 先目当は筋割、元目当は千切り透しとなっています。 先目当ての基部前面にひびが見られる他、元目当にやや変形が見られますが、現状ではいずれも強度的にしっかりとした状態が保たれています。 銃口部の縁の一部に僅かに欠けが見受けられます。 台座は深い色味の木製で、前後に真鍮の板が取り付けられており、中程に胴金が設けられています。 台座については若干の小傷は見受けられるものの、大きな破損や欠損等は見受けられず、全体に良好な状態が保たれています。 台座の下面前部に長さ2,5cm程のひびが見られますが、現状では強度的に影響のないレベルのものです。 目釘穴は一か所で、目釘を抜くことによって砲身と台座が分離致します。 火矢筒がやや余裕をもって収まるサイズの木製の収納箱が付属します。 本品には銃砲刀剣類登録証が付属しておりますが、製作された時代は下ります。 本品は弊社の専門より多少外れるため本説明に誤りが可能性もございますので予めご了承下さい。 東京店在庫品 (TK)(KK)
【その他の情報】
火矢筒は銃刀法上「指火式点火法」と呼ばれる「手で火種をそのまま火口(火穴)に付けて点火する原始的な銃砲」には銃砲刀剣類登録証は不要ですが、本品には平成8年11月27日に大阪府教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付属致します。 尚、登録種別は「線香銃」となっています。
文章では表現の難しい傷がある場合があります。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像(Detail-Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
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