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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【5975】 |
英 名
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Japanese Tanegashima-style Percussion-lock gun |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,240mm |
口 径
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14mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【管打式 細筒 (無銘) について】
戦国期から江戸期に渡って作られていた火縄銃と同じ伝統的な和銃の形状でありながら、撃発機構が「火縄式」ではなく、幕末期の時流に乗った「管打式」となっている品です。 それまで火縄銃を製作していた銃工が作った品である為、銃身や銃床は火縄銃とほぼ同じ造りとなっています。 管打ち式の為、火皿の代わりにニップルと呼ばれる雷管を被せる管の台座が付いています。 また、雷管を確実に撃発する為、火縄銃の火挟に比べてスプリング・テンションの強い撃鉄が備わっています。 射撃方法についても、伝統的な火縄銃と同じ頬付射撃を想定している為、銃床の形状や装飾は和銃独特の物となっています。 洋式の肩付射撃が一般的になってからは頬付射撃の銃は廃れてしまった為、幕末の一時期に日本だけに存在した特殊な形状を持つ管打ち式銃です。 本品は全長1,240mmで口径14mmの細筒型となっています。 銃身は八角銃身で、柑子は丸みを帯びていない小振りな八角柑子となっています。 銃床には目釘穴が二箇所設けられていますが、銃身下部には目釘による固定穴は設けられておらず、銃身は真鍮製のバンド及び胴金によって銃床に固定される構造となっています。 先目当はたんけん型、元目当は千切り透し型となっています。 カラクリは真鍮製の内カラクリ (蟹目カラクリ) となっており、撃鉄のみ鉄製となっています。 引金は真鍮製の用心金を備えた涙滴型となっています。 本品は会津地方で弊社が入手した品で、登録証も福島県教育委員会発行の初品である為、会津地方で幕末に使われた品と思われます。(KK)
【本個体の説明】
本品の銃身は全体にやや表面錆や若干の朽ち込み痕は見受けられるものの、大きな破損や欠損等は見受けられず、全体にしっかりとした状態が保たれています。 銃身内は銃口から銃身後部まで抜けていますが、尾栓は固着しており取り外しはできなくなっています。 撃鉄の先端部に若干の欠けが見受けられます。 パーカッション・ニップルについては目立った変形等は見受けられず、火穴も通っています。 ニップルは銃身に固着している為、取り外しは出来なくなっています。 銃床の木部については、全体にやや小傷等が散見される他、カラクリ前方下部の木部や銃床下面の継ぎ目周辺に若干の欠けが見受けられますが、全体としては大きな破損や欠損は見受けられず、比較的しっかりとした状態が保たれています。 カラクリや用心金、引金といった真鍮製部品には適度な時代感が付いており、良い雰囲気となっています。 銃床右側面前方の五弁花形をしたシノギ目金具が欠品しています。 また、芝引 (床尾板) 部分に取り付けられた真鍮製金具の一部が折損しており、若干の変形が見られます。 銃身は真鍮製のバンド及び胴金によって銃床に固定される構造となっている為、目釘は付属致しません。 カラクリの機能については完全で、撃鉄を起こした状態で引金を引くと撃鉄が勢いよく落ちます。 オリジナルの鉄製のカルカ(さく杖)が付属致します。
東京店在庫品 (KK)
【その他の情報】
昭和48年9月20日に福島県教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンク予定の詳細画像(Detailed Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。 詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms(ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
古式銃の返品についてはこちら
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