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【TK5972S/D】雷火式 仙台筒 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、在銘:仙臺住松原善蔵作) ■ |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【5972】 |
英 名
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Japanese Sendai-style Pill-lock Musket |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、東京店在庫品 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,195mm |
口 径
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14mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【雷火式 仙台筒 (在銘:仙臺住松原善蔵作) について】
従来の火縄銃を改修して雷汞薬 (雷粒) により撃発可能とした雷火銃です。 本銃のような様式の雷火銃は、主に山陽地方の銃工によって製作された事から備前式雷火銃とも呼ばれます。 しかしながら、本銃には銃身に仙台の銃工である松原善蔵の銘が入っており、全体の作りも仙台筒の特徴に沿ったものとなっています。 この事から、何らかの理由で山陽地方で考案された備前式雷火銃の製作方法が仙台に伝わり、仙台の銃工によって製作された可能性が考えられます。
一般に備前式と呼ばれる雷火銃は、火縄銃の基本的な構成はほぼそのままに、火挟に撃針がろう付け等によって追加されている他、弾金のスプリング・テンションが助金 (補助バネ) 等を用いて高められています。 また、火蓋に加えて撃針が不意に落下して撃発する事を防止するための槌受と呼ばれる安全装置が追加されており、射撃時にはこの槌受のツマミを引く事により、火蓋も同時に開く構造となっていました。 槌受は火蓋のみを解除した後に単独で解除する事も可能な構造となっています。
本銃の銃身後端下部には「仙臺住松原善蔵作 文政六年 二」の銘が入っている事から、改修のベースとなった火縄銃が仙台で1823年頃に製作された事が窺えます。 本品は口径14mmの四匁玉で、目釘座が二箇所設けられた銃卒用小銃で、銃身は柑子の無い八角銃身となっており、先目当は杉形、元目当は千切透しとなっています。 カラクリは外カラクリ (外記カラクリ) で、引金は用心金が付いた輪引金となっており、全体に仙台筒の特徴に沿った作りとなっています。 (KK)
【本個体の説明】
本品は火縄銃を改修して製作された品で、撃針が火挟部分にろう付けと思われる方法で撃針が固定されています。 弾金には外部から見える部分に補助金は取り付けられていませんが、火挟のスプリング・テンションは通常の火縄銃よりも強くなっており、雷粒を撃発する為に強化されていると考えられます。 銃身は全体に時代錆が表れており、一部に表面錆や若干の朽ち込み痕は見受けられるものの、全体としては比較的しっかりとした状態が保たれています。 銃身内部は銃口から銃身後部まで完全に抜けており、火穴も抜けています。 また尾栓についても銃身から取り外すことが可能です。
台 (銃床) については全体にやや小傷や擦れは見受けられるものの、大きな破損や欠損は見受けられず、比較的しっかりとした状態が保たれています。 銃床下部の目釘による固定穴及び銃床の目釘穴の位置は二箇所とも一致しています。 尚、目釘は付属しておりません。 カラクリの作動についても問題なく、撃鉄 (火挟) を起こした状態で引金を引くと火縄銃よりも強い力で撃鉄が勢いよく落ちます。 また、セーフティとして機能する槌受や火蓋の開閉についても問題なく、撃鉄を下ろすと撃針が槌受上部に設けられた穴に収まります。 竹製のかるか (さく杖) が付属致します。(KK)
【その他の情報】
昭和48年9月20日に福島県教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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