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トンプソン M1928A1 短機関銃 (#AO34821) |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
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\330,000 |
商品番号
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【5920】 |
英 名
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Thompson Model 1928 A1 Sub Machinegun |
種 類
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短機関銃、大阪店在庫品、無可動実銃買取品 2025年 春 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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855mm(実測) |
口 径
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.45in |
装 弾
数
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20/30/50/100発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【トンプソン M1928A1 短機関銃 について】
トンプソン短機関銃は元々サブマシンガンというジャンルが生まれる前の「個人が携行可能で機関銃のように連射できる武器」というコンセプトから開発が始まりましたが、新たなコンセプトの兵器ゆえ、当初の軍などの評価は決して芳しいものではありませんでした。 そんなトンプソンの最初の有効性を証明したのは軍ではなく、禁酒法時代の景気の良いギャングたちでした。 (この時はM1921とM1927モデルが主であったようです)。 このためオート・オードナンス社とトンプソン短機関銃は一時社会的イメージを落とし、この時期にオート・オードナンス社は経営の最大の危機を迎えたほどです。 ところが皮肉にもギャングたちの使用によりトンプソンの有効性は証明され、連邦捜査局 (FBI) や各地方の治安当局でも、こうした犯罪者に対抗するべくトンプソンM1928短機関銃が採用されました。 それと同じモデルがイギリスでは「トミーガン」の名称でコマンドの象徴と言われました。その後米軍でもニカラグアでの使用で実戦での実績も作り、ついに第二次世界大戦の幕開けと共にトンプソン短機関銃は本格的に各国軍に採用されるようになります。
トンプソンM1928A1短機関銃は、米陸軍によってそれまで限定的に調達が行われていたM1928短機関銃を1938年に標準調達品として制式採用したモデルです。 ハンドガードが従来のバーティカル・グリップ付の物からストレート・タイプとなった他、ハンドガード及びストック下部にスリング・スイベルが追加されました。 M1928A1は米国以外にもレンドリース法に基づき各国に供給されました。
その後、トンプソンM1928A1短機関銃の製造コストを下げるために各部を改良したトンプソンM1短機関銃の他、さらに撃針の固定化等の追加改良を加えたM1A1といったモデルも製造されました。 M1A1ではリア・サイトの変形を防止する為、三角形のリア・サイト・ガードが標準装備されるようになりました。また、元々はM1として製造された物の中にも、後にM1A1に準じた改修を受けてA1刻印を追加された個体も存在します。
しかしそもそも基本設計が量産向きとは言えず、既に始まっていた大戦での大量生産の必要性に応えることができず、その後のM3グリースガンにその座を明け渡す事になりました。
このような歴史からギャング映画や戦争映画で目にする有名なサブマシンガンであり、弊社でも人気の高い銃の1つです。
【本個体の説明】
本品のレシーバー左側面にはシリアルNo.の他、「U.S. MODEL 1928 A1」及び「THOMPSON SUBMACHINE GUN CALIBRE .45 AUTOMATIC CARTRIDGE」の刻印が入っています。 また、レシーバー右側面には米国のパテント刻印の他、「AUTO-ORDNANCE CORPORATION BRIDGEPORT, CONNECTICUT,U.S.A」の刻印が入っています。 アッパー・レシーバーのシリアルNo.と再打刻されているロア・レシーバーのシリアルはマッチしています。 本品はシリアルがAOで始まる事からオート・オーディナンス社製であることがわかります。 バレル・フィンがあり、Lyman (ライマン) 社製のラダー・サイトが付いた仕様です。 カッツ・コンペンセーター表面の刻印についてもはっきりと残っています。 尚、セレクター及びセーフティはいずれも削り出しタイプの物が取り付けられています。
本品のレシーバーや銃身といった金属部については、若干の小傷や擦れは見受けられるものの、目立った錆や欠損等は見られず、オリジナルの表面仕上げも概ね残った比較的良好な状態が保たれています。 木製のハンドガードやバット・ストック、グリップについては、やや打ち傷等が見られる他、グリップ下部に僅かな欠けが見受けられますが、それ以外に目立った割れ等は見られず、こちらも概ね良好な状態が保たれています。 バッド・ストックはグリップ及びハンドガードに比べて若干赤みがかった色合いとなっていますが、それほど違和感はありません。 バット・ストックの取り付けは、僅かに遊びが見られますが十分許容レベルで、着脱もスムーズに行えます。 バット・プレート部は全体に仕上げが薄くなって金属の地肌が表れており、一部僅かな朽ち込みが見られるものの、目立った変形等は見られず、ストック内コンパートメントの蓋の開閉についても問題なく行う事が可能です。 リア・サイトの起倒・調整やマガジンの着脱についても問題ありません。 また、トリガーとの連動は有りませんが、セレクター・レバーやセーフティ・レバーの切り替えも可能です。カッツ・コンペンセーターには僅か打ち傷や擦れが、見られるものの大きな違和感はありません。 付属のマガジンはAUTO-ORDNANCE CO製の30連タイプで、やや小傷や擦れが見られるものの、変形等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 尚、マガジン・スプリングは入っています。 トリガーテンションのない、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。(NI)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら |
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