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スウェーデン モーゼル M1896 歩兵銃 (#62810) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【5836】 |
英 名
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Swedish Mauser M1896 Infantry Rifle |
種 類
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ボルト・アクション、大阪店在庫品 |
国 名
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スウェーデン / 帝政ドイツ |
時 代
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第一次大戦前(〜1914)、第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,260mm |
口 径
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6,5mm×55 |
装 弾
数
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5発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【スウェーデン モーゼル M1896 歩兵銃 について】
M1896 歩兵銃はスパニシュ・モーゼルM1893 歩兵銃の改良型です。 M1893 歩兵銃は、現在モーゼル系と呼ばれる一連のボルト・アクション・ライフルの原型になった初のモデルで、クリップにより装弾を行い、銃床内にダブル・カラムで5発装填可能な現代的な外見を持つ銃でした。 モーゼル M1896 歩兵銃は、ドイツ Oberndorfのモーゼル社よりライセンス生産を権を得たスウェーデンのカールグスタフ (Carl Gustaf) 造兵廠で1898年から1925年まで行われました。 四半世紀の間に532,000挺が生産され、第一次世界大戦前から戦後までスウェーデン軍を支えた主力小銃です。 本家のドイツのモーゼル社Oberndorf工場でも1899年と1900年の2年間だけ38,600挺が生産され、スウェーデンに輸出されました。 スウェーデンのHusqvarna社でも少数が生産されましたが、軍用ではなく "Volunteer Shooters' Associations" 用として使われました。 20世紀初頭に世界各国に輸出されたGew.98系と混同されることがありますが、ボルト・セーフティが一世代前の形状で、ストックもグリップがないストレート・タイプになっています。 またドイツ帝国が採用したGew.98とはリア・サイトの形状が全く異なっており、他のGew.98系がタンジェント・サイトであるのに対してM1896系は起倒式のラダー・サイトになっています。 スウェーデン軍用の特色としてストックの右側面に真鍮製のディスクが付いており、それにサイト情報とボア状態が記載されています。 またフロント・バンドの下方に横から孔 (穴) が設けられているのも特徴です。 これは一脚を取り付けるためのもので、旧日本軍の小銃以外でボルト・アクション ライフルに一脚を取り付け可能なモデルは珍しくなっています。 尚、騎兵銃モデルは生産されず、1894年に制式となったM1894 騎兵銃と並行して、1938年に制式となったM1938短小銃が全軍に行き渡るまで使用されました。 また本銃に4×90 AJACK スコープを装着したM1941B 狙撃銃も使用されました。 M1938 短小銃はM1896 歩兵銃の短縮型で、機構的には全く同一であった為、このモーゼル・システムはリュングマン自動小銃が採用されるまでの半世紀以上も現役でした。 スウェーデン軍を語る上で欠かせない一挺です。 また1980年にはこのM1896 歩兵銃の機関部を流用したCG80 マッチ・ターゲット ライフルを生産するなど、一世紀近くも現役で使用された世界的に見ても類を見ない軍用ボルト・アクション ライフルです。 ストックの木材の材質は、時代によってElm (エルム)、Walnut (ウォルナット)、American Walnut (アメリカン・ウォルナット)、Beech (ビーチ)、Maple (メイプル)、Mahogany (マホガニー) の6種類にもなります。 (MM)
【本個体の説明】
第一次大戦と第二次大戦の両大戦ともに中立国であり鉄鉱石の産地キルナを有し、鉄鋼業が盛んで工業力のあったスウェーデン製独特の非常にクオリティの高い上質な作りの一挺です。 本品の薬室上面には王冠とブラックレターのCを組み合わせたCARL GUSTAF国営造兵廠の紋章の他、CARL GUSTAF国営造兵廠製を表す「CARL GUSTAF STADS GEVARSFACTORI」の刻印及び製造年を表す「1900」の刻印がはっきりと入っています。 薬室左側面にはシリアルNo.が打刻されており、機関部、ボルト、フロント/リア・バンド、弾倉底板、バット・プレートで下3桁でマッチしています。 その他の部分のシリアルNo.については、ボルト・リリースが898、リア・サイトが840となっています。
本品は全体に使用感も殆ど見られないきわめて良好な状態が保たれており、機関部や銃身は保管上の僅かな小傷を除いて目立った傷や錆等も見られず、全体にオリジナルの仕上げが残っています。 ボルトは時代錆等も殆ど見られず、白磨きの仕上げが良好に保たれています。 第一次大戦以前に製造されたM1896に見られるフレンチ・ウォールナット製の木製銃床についても、目立った打ち傷等も見られず、非常に美しいコンディションが保たれています。 唯一銃把付近の銃床右側面に製造時に造兵廠で行われた埋木加工が見られるものの、殆ど気にならないレベルのものです。 傷み易いバット・プレート部についても打ち傷等は最小限で、白磨きの仕上げが良好に保たれています。 前後スリング・スイベルについても現状では固着等は見られません。 アッパー・ハンドガードは銃床と色合いがマッチしており、各部の取り付けはガタつきもなくしっかりとしています。 リア・サイトの起倒・調整については問題なく行う事が可能です。 総じてこれ以上は望めないコンディションの極美品です。
オリジナルのトリガーテンションのある、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。(KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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