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価格(税込)
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\1,320,000 |
商品番号
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【5780】 |
英 名
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M1D Sniper Rifle |
種 類
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自動小銃、狙撃銃、大阪店在庫品、無可動実銃買取品 2022年 春 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦、第二次大戦後(1945〜) |
全 長
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1,105mm |
口 径
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.30-06in. |
装 弾
数
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8発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【M1D 狙撃銃 について】
M1 ライフルは1936年にアメリカ軍に採用された自動小銃で、開発者ジョン ガーランドの名前を取ってガーランド ライフルと呼ばれました。 M1D 狙撃銃はそのM1 ライフルにM84 スコープを取り付けたスナイパー・モデルです。 M1 ライフル自体は1937年
より生産が始まりましたが体制が整い量産に入ったのは1940年頃からです。 しかし1945年の大戦終了までに400万丁以上作られました。 そして朝鮮戦争で生産を再開し更に200万丁作られました。 特殊な装弾子(クリップ)を使用するため弾の補充が難しいなどの欠点を指摘されますが他国がボルトアクションのライフルを使っている時代に画期的なライフルだったのではないでしょうか。
M1D 狙撃銃は先に採用されたM1C 狙撃銃の後継銃です。 M1Cはレシーバー左側面に直接にスコープ・マウントをネジ止めしてありました。 スコープはM81/82でM1DのM84 スコープとは異なる品を使用しました。 M1Cは第二次大戦中にSpringfield造兵廠だけで7,971挺製造されましたが、終戦前に実戦部隊の手に渡る事はありませんでした。 その為M1Cは大戦中には戦場におけるテスト(Battle Test)を行う事ができませんでした。 その後勃発した朝鮮戦争でM1Cは米国陸軍の標準狙撃銃として配備されました。朝鮮戦争中に追加で4,796挺のM1Cが生産されました。 そして実戦で最大有効射程が600ヤード(約550m)で450ヤード(約400m)から600ヤード(約550m)の距離でもある程度信頼できる性能があると証明されました。 しかし2,5倍のスコープでは600ヤード(550m)の最大有効射程を得るにはマッチ・ターゲット弾を使用せずには難しいものでした。M1Cは1960年中頃のベトナム戦争勃発時まで制式狙撃銃として使用されました。 1950年代には、M1Cの後継狙撃銃であるM1DがM1Cよりも優れており、特にM1Cが抱えていたスコープ・マウントの問題を解決しました。その為M1DはM1Cに比べ生産数が多く21,380挺生産されたと記録されています。 M1Cは米国海兵隊でも独自のStith-Kollmorgen社製の4倍スコープである4XDを標準装備し1951/2年に制式採用されました。 この海兵隊モデルはMC52 狙撃銃としても知られています。しかし朝鮮戦争(1951-53年)では極限られた挺数が使用されただけで、ベトナム戦争の初期まで実戦で使用されました。 M1CとM1Dはベトナム戦争でその任務は終わり、海兵隊ではレミントン M40を採用し、その後陸軍もM14の狙撃銃モデルであるM21 狙撃銃を採用しました。
M1Dの開発は大戦中から行われていましたが、実際に配備・使用されたのは朝鮮戦争に入ってからのようで、基本的には大戦中に製造されたものを再整備してDタイプに改造しました。(MM)
【本個体の説明】
本品はスプリングフィールド造兵廠製で、レシーバー後端上面にはシリアルNo.の他、「U.S. RIFLE CAL. .30 M1」のモデル名刻印及び「SPRINGFIELD ARMORY」のメーカー刻印が入っています。 本品はシリアルNo.から第二次大戦中の1944年7月にスプリング・フィールド造兵廠で製造された個体である事が窺えます。 ガスピストン・ロック・スクリューはプラス型、リア・サイトノブはロック・バーの無いタイプ、トリガー・ガードは削り出しのものが備わっています。 金属部分は多少の使用感はあるものの、オリジナルの仕上げがしっかりと残っており、悪い印象は受けません。 やはり角張った部分のすれや小傷、特にバット・プレートが擦れによって銀地っぽくなっていますが、目立つような錆も無く外見を損なうようなダメージは見受けられません。
木部も金属部同様で多少の使用感はあるものの大きな欠点は見られません。 アメリカらしい材質のストックで仕上げの艶がしっかりと残っており、ストックとハンド・ガードの色味は揃っています。 どうしても小傷は散見され、強いて言うならばグリップ部の底辺りに少々荒れている箇所が見受けられますが、外観を損なうほどのダメージでは有りません。 クラックやひびは見受けられず、ハンド・ガードはアッパー、フロント共にほぼがたつき無くしっかりと小固定されています。 グリップした時に小指が当たる部分にPのプルーフ・マークが打たれています。 スコープはM1D用のM84で、黒の焼付け塗装が施されています。右側面にはモデル名とシリアル#17343を示す銘板が取り付けられています。 視界は左の端辺りに小さなゴミが1ヵ所みえますが、それを除けば大変クリアでポスト・タイプのレティクルも鮮明に見えます。 ウィンデージ、エレベーション・ノブは僅かにクリック感が甘くなっている印象を受けますが、歯切れのよさは残っています。 ストックにはオリジナルのチーク・パッドが取り付けられており、パッド部分に汗地染みが少々見られますが、革はしなやかさを保っており充分に良い状態と言えます。 左側面には「MRT 2 25」のスタンプが打たれています。 下面で真鍮製のスクリューでストックと固定しており、革紐には少々乾燥が感じられますので無理に外すのは避けられた方が良いと思われます。 セーフティにはクリック感がしっかりと残っており、トリガーと連動しています。 トリガー・テンションのある、ボルトが完全に閉じた状態の旧加工品です。 (YS)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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