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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【5775】 |
英 名
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Murata Type 18 Rifle |
種 類
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単発、ボルト・アクション、無可動実銃買取品 2022年 夏 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,270mm(実測) |
口 径
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11mm×60R |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【十八年式村田銃 について】
村田経芳 (1838-1921) が設計し、明治13年 (1880年) に帝国陸軍制式となった十三年式村田銃に始まる一連のボルト・アクション・ライフルのシリーズが村田銃です。 最初のモデルである十三年式村田銃は口径11mmの単発式小銃で、村田経芳には銃器設計を学ぶ為に渡欧した経験が有った事から、十三年式村田銃の設計にもフランスのグラスM1874やオランダのボーモンM1871小銃からの影響が見られます。 十三年式村田銃の採用と同時に、東京砲兵工廠小石川小銃製造所では当時陸軍で使用されていたシャスポー銃に対して、村田銃の仕様に即した改修も行われました。 明治十八年 (1885年) に入ると、十三年式村田銃に小改良を加えられ、これは十八年式村田銃と呼ばれました。 使用弾薬や装弾数に変化はありませんでしたが、ボルトを後退させた際にボルトが機関部から完全に抜けてしまわないようボルト右側面にネジ留めされていたラグに代わり、十八年式では本体左側面からマイナス・ネジ状のクロス・ボルト式の抜け止めを挿入する方式へと変更されました。 また、銃口部左側面に着剣時の補強の為のガイドが設けられているのも外観上の特徴となっています。 銃剣についても銃本体の改修に合わせて鍔の内部にガイドと干渉しないよう切り欠きが設けられました。 十三年式村田銃は1885年までに少なくとも58,675挺が製造され、その後シリアルNo.を引き継ぐ形で十八年式村田銃の生産に移行したと言われています。 十八年式村田銃の製造は、1889年3月に銃身下部にチューブ式弾倉を設けて連発式とした口径8mmの二十二年式村田銃が採用されるまで続けられました。
【本個体の説明】
本品の機関部左側面には「大日本帝國村田銃 東京砲兵工廠小銃製造所」の刻印が入っている他、機関部後部右側面には「明治十八年」の刻印もはっきりと確認できます。 また、薬室上面には菊花紋章もしっかりと残っています。
本品の銃身や前後バンド、トリガー・ガードといった金属部は全体にブルーの仕上げ直しが行われており、銃身は木部との境界周辺にやや朽ち込み痕が見受けられるものの、大きな破損や欠損等は見受けられず、しっかりとした状態が保たれています。 機関部やボルト・ハンドルについては白磨き仕上げとなっており、機関部にはやや朽ち込み痕が見られるものの、こちらも大きな欠損は見られません。 銃床については、全体に艶のある仕上げ直しが行われており、やや明るい色合いとなっています。 銃床右側面には円形の刻印が入っていた痕跡が薄く確認できます。 木部はやや打ち傷が見受けられるものの、大きな破損や欠損等は見受けられません。 リア・スリング・スイベルの取り付け部前方に接ぎ木による補修痕が見られます。 傷み易いバット・プレートについては、やや朽ち込み痕が散見されるものの、大きな変形等は見受けられず、銃床への取り付けについてもガタつきもなくしっかりとしています。 銃床とバット・プレートの取り付け部に僅かに隙間が見受けられますが、殆ど気にならないレベルのものです。 尚、薬室とボルト・ハンドルのシリアルNo.は異なっています。 本品の照尺は米国系小銃用のリア・サイトを村田銃風に改造して取り付けられていますが、丁寧に仕上げられており違和感は殆ど感じません。 照尺の起倒や調整操作については問題なく行う事が可能です。 復刻品のさく杖が付属致します。
トリガーテンションのある、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 東京店在庫品 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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