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火縄銃 堺筒 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、在銘: 摂州住榎並屋佐兵衛作) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【5627】 |
英 名
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Japanese Matchlock Rifle made by Enamiya Sahei |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,351mm |
口 径
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13mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【火縄銃 堺筒 (在銘: 摂州住榎並屋佐兵衛作) について】
摂州堺 (現在の大阪府堺市) の榎並屋佐兵衛により製作された豪華絢爛な造りの堺筒です。 堺筒とは摂州堺の鉄砲鍛冶によって製造された火縄銃で、口径が二匁目玉から三匁目五分玉程度の細筒に銃身や台木など全体に豪華な装飾が施された物が多く見られます。 これらの火縄銃は主に狩猟や射的用として製造されました。 本品の銃身は堺筒の特徴でもある大きく膨らんだ八角柑子で、柑子には銀象嵌が施されています。 元目当はこちらも堺筒に多く見られる富士山形のものが付いています。 また、引き金には用心金が設けられています。
本品の銃身後部上面には「龍」の文字を銀象嵌が施されています。 台締め金上部には兜を象った真鍮板による装飾が施されている他、銃把周辺には花や獅子、雲、兎など、バラエティーに富んだ装飾が施されています。 また、台木下面にも鳥や植物の飾り板が取り付けられています。 目釘穴は台木に4箇所設けられており、それぞれに花形の飾り金具が取り付けられています。 カラクリは外カラクリとなっており、雨覆や火蓋、胴金、カラクリ、床尾板といった主要な金属部品はほぼ全て真鍮製となっています。 本品の台かぶ下面には、三つ鱗の家紋が入った銀製の円板が取り付けられています。 (KK)
【本個体の説明】
本品の銃身下面には、「鍛巻張 摂州住 榎並屋佐兵衛作」の銘が入っています。 本品の筒 (銃身) は全体に黒色の時代錆が見られますが、これは製作当時から錆の進行を防ぐ為に製造当初から施されている仕上げで、欧米のブルーイングと同じ役目になっています。 銃身表面には特に目立った朽ち込み錆等は見られず良好な状態が保たれており、銃身に施されたの銀象嵌についても綺麗に残っています。 銃身下面及び側面には若干の朽ち込み痕が見受けられるものの、銃身内部については目立った錆等は見受けられず、良好な状態が保たれています。 銃身及び銃床の目釘穴の位置は四ヶ所とも一致しています。
台木については、全体に艶の有る仕上げが良好に残っており、概ね良好な状態が保たれています。 胴金前方の台木左側面に長さ5,5cm程のひびを補修した痕が見受けられますが、現状では強度的に比較的しっかりとした状態が保たれています。 また、前から2つめの目釘穴前方付近の台木と銃身の間に長さ3,5cm程の若干の欠けが見られますが、現状ではそれほど目立たないレベルです。 一部の装飾金具には若干の浮きが見受けられるものの、現所では金具の欠損等は見受けられず、全体としては良好な状態が保たれています。
カラクリについては正常に作動し、尾栓の取り外しについても問題なく行う事が可能です。 オリジナルのカルカ (さく杖) が付属致します。
総じて堺筒らしい豪華な造りの高級品で、状態の良い火縄銃をお探しの方にもお勧めの品です。 尚、本品は須川薫雄氏著「日本の火縄銃 2」に掲載されている品と同一の個体です。
東京店在庫品 (KK)
【その他の情報】
平成元年11月24日に東京都教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。 銃口から火皿まで銃身内が貫通している事を確認済です。
古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンク予定の詳細画像(Detailed Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。 詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms(ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像はこちら |
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