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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【5593】 |
英 名
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GrB39 Granade Launcher |
種 類
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単発、対戦車ライフル、グレネード/ロケット・ランチャー、無可動実銃買取品 2018年 春 |
国 名
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ドイツ |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,230mm |
口 径
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30mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【GrB39 榴弾発射器 について】
GrB39 (グラナート・ビュクセ39) は、対戦車ライフルとしては威力不足となったPzB39 (パンツァー・ビュクセ39) 対戦車ライフルの銃身を短縮し、シースベッヒャー (Schiessbecher) と呼ばれる小銃用榴弾発射器を銃口に取り付けた榴弾発射専用ライフルです。 銃身を短縮した事により、本体重量はPzBの12,6kgから10,5kgへと軽量化されています。 また、PzB39ではストックを本体下方に折り畳む事が可能でしたが、GrB39では元々全長がPzBに比べて短縮されたことに加えて、榴弾発射時の衝撃に対する耐久性を高めるため、ストックの折り畳み機能は廃止されています。
シースベッヒャー本体や使用する榴弾はKar.98k小銃用の物と同様の物で、有効射程は150mとKar.98k小銃にシースベッヒャーを装着した物に比べて大差ありませんでした。 しかしながら、GrB39は本来対戦車ライフルとして製造されたため榴弾発射時の反動に十分耐えうる本体強度を持っており、またMG34と共通の耐久性のある二脚が装備されているため、射撃精度も向上していました。 尚、移動目標に対する命中は約75m程度までしか期待出来なかったと言われています。 GrB39に使用可能な榴弾としては、対人榴弾、対装甲用小型榴弾、対装甲用大口径榴弾等が存在し、発射時には専用のTreibpatrone 318 (推進用カートリッジ 318) と呼ばれる木製弾頭の弾薬を使用しました。
GrB39榴弾発射器は、計28,023挺がPzB39対戦車ライフルからの改造により製造されましたが、他の対戦車ライフルと同様に、戦後は予備火器として保管される事もなく、少数のみが博物館等で資料として残されました。 そのため現存数が少なく非常に希少な品となっています。 (KK)
【本個体の説明】
本品のレシーバー上面にはGrB39のモデル名刻印の他、GrB39としてのシリアルNo.11661が打刻されたプレートがリベット留めにより取り付けられています。 また、本体左側面に取り付けられている専用のフロント・サイト及びリア・サイトについてもシリアルNo.がマッチしています。 銃身上面には元々のPzB39用銃身のシリアルNo.及び1940の銃身製造年が打刻されています。 また、レシーバーにも同様にPzB39用レシーバーの製造年である1941の年号が入っています。 レシーバー上面に打刻されたメーカー・コードはcpjとなっており、ブランデンブルクのHavelwerk GmbHで製造された品である事が分かります。 本品にはこれ以外にも各部に多数のアムト刻印がはっきりと確認出来ます。 また、ボルト及びグリップ・フレームのシリアルNo.は9325となっている他、ストックのシリアルNo.は8917となっています。
本品は全体に若干の使用感は見受けられるものの、全体にオリジナルのブルー仕上げが良好に残っており、製造された時代背景を考慮すると非常に良好な状態が保たれており、これ以上はなかなか望めないコンディションとなっています。
樹脂製のピストル・グリップやキャリング・ハンドルについても若干の小傷や擦れが見受けられる程度で、目立った破損や欠損等は見られず、しっかりとした状態が保たれています。
バット・ストック後部に巻かれた革製のカバーや肩当のクッション部分についても、やや小傷や角の部分の擦れは見られますが、経年による大きな破れや断裂等は見られず、非常に良好な状態が保たれています。
本品はGrB39の為、元々ストックの折り畳み機能はありませんが、ストック基部のピンを左側から押し出す事により、回転機構自体は途中まで作動致します。 但し、GrB39ではストック内部に補強板が追加されており、これがグリップと干渉する為、完全にストックを折り畳む事は出来ない構造となっています。 また、GrB39ではグリップを前方に倒す事により、グリップ・フレームが下降して閉鎖機構の開閉を行う構造となっていますが、本品ではグリップを前方に倒す事により、グリップ・フレームのみ下方にテイクダウンする事が可能です。 (ボルト等発射機構との連動はございません)。
独特な形状のフロント・サイト及びリア・サイトについても、目立った破損等は見受けられず、フロント・サイトのワイヤーを組み合わせた照準線についても欠損は見られません。 フロント・サイトは取り付けに若干ガタつきが見られますが、本体への固定自体はしっかりとしています。
本品には火薬などの一切入っていないシースベッヒャー用対装甲榴弾が付属致します。 榴弾は先端部分の一部にやや表面仕上げが落ちて金属の地肌が表れている箇所や若干の朽ち込み痕は見受けられるものの、目立った変形等は見受けられず、比較的しっかりとした状態が保たれています。 尚、シースベッヒャー内部のライフリングが無可動加工により削り落とされているため、榴弾を装着時には僅かに遊びがございます。
トリガーテンションのある、ボルトが完全に閉鎖した状態で固定された旧加工品です。 東京店在庫品 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合があります。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
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