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レミントン ニューモデル アーミー リボルバー (銃砲刀剣類登録証付古式銃、#52453)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【5571】
英  名
 Remington New Model Army Revolver
種  類
 古式銃(登録証付)、登録証付古式銃買取品、ガゼット Vol. 15
国  名
 アメリカ合衆国
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 370mm
口  径
 11.5mm
装 弾 数
 6発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【レミントン ニューモデル アーミー リボルバーについて】
レミントン ニューモデル アーミー リボルバーは1863年から1865年3月の間にE. Remington and Sons社(現在のレミントン・アームズ社)で148,500挺が製造されました。 南北戦争(1861年-1865年)では同じシングル・アクションのパーカッション・リボルバーであるコルト M1851 ネービーやコルト M1860 アーミーと共に主要拳銃として使用されました。 南北戦争時、当初はコルト製の拳銃が多く供給されていましたが、1864年のコルト社工場火災以後はレミントンの北軍への供給量が最も多くなりました。 レミントン ニューモデルはコルト製よりも耐久性に優れ、素早いリロードが可能でした。 .44 口径で銃身長が8インチのモデルがアーミー、.36 口径で銃身長が7.42インチのモデルがネイビーと呼ばれました。 一見しただけでは、アーミーとネービーの区別は殆ど付かないほど、大きさに差がありません。 本品は.44 口径のアーミー・モデルで8インチ・オクタゴン・バレルになっています。

コルト社のパーカッション・リボルバーは銃身部分とフレーム下部部分(上部が繋がっていないOpen Frame型)がシリンダーを挟むように、前後に分解出来る構造でしたが、レミントン M1858は、シリンダーをまたいでフレームが一体になったソリッド・フレーム型で、銃身はフレームに容易には取り外せないようにネジ込み式でした。 この形は現用銃と同じでソリッド・フレーム型の耐久性はコルト社製に比べ優れており、精度も良く好評でした。 もう一つの特徴は銃身下のローディング・レバーの形状が長い三角形になっている事です。 この特徴的なレバーを下方に引き倒すとシリンダー軸のロックが外れ、シリンダー軸が容易に前方に移動してシリンダーが簡単に素早く外せました。 この動作は当時のどのパーカッション・リボルバーよりも簡単で、装填済みの予備シリンダーと交換する事によって、素早く射撃を再開できるようになっていました。 またローディング・レバーが三角形なのでホルスターに収める時も引っかかる部分がない利点がありました。

レミントン ニューモデル アーミー リボルバーには一見しただけでは判らない小さなバリエーションがあります。 外観の形状は基本的には変わりませんが、銃身の上の刻印によって前期と後期の二種類があります。

ニューモデル アーミー 前期型
「PATENTED SEPT. 14, 1858(一行目)」
「E. REMINGTON & SONS. ILION. NEW YORK. U.S.A. NEW-MODEL(二行目)」

ニューモデル アーミー 後期型
「PATENTED SEPT. 14, 1858(一行目)」
「E. REMINGTON & SONS. ILION. NEW YORK. U.S.A.(二行目)」
「NEW-MODEL(三行目)」

ここで44口径 レミントン アーミー リボルバーの”ニューモデル”と"オールドモデル"について触れたいと思います。
”ニューモデル”の銃身上に入っている刻印が"オールドモデル"よりも以前の1858の年号であるのは、1858年9月14日にFordyce Bealsが取得した下記のパテント(No.21,478)を使用している為です。

「Constructing, applying, and arranging the center-pin F and the rammer-lever H, substantially as described, so that the former is locked in place by the latter when the latter is close to the barrel, and that the former is permitted to be withdrawn by bringing the latter to a position in which the rammer will not interfere with the cylinder.」(United States Patent Officeの「IMPROVEMENT IN REVOLVING FIRE-ARMS. (US Patent No.21,478)」より抜粋。)

このパテントでは、通常シリンダーを固定しているベース・ピンがローディング・レバーによりロックされており、ラマー部分がシリンダーに干渉しない位置までローディング・レバーを押し下げる事により、ベース・ピンを前方に引き抜けるようになる点がポイントとなっています。

"オールドモデル"は1861年12月17日にW. H. Elliotが取得した改良型パテントを使用しましたが、すぐに問題点が発覚し1858年のFordyce Bealsのパテントに戻された為、下記のようなに「オールドモデル」と「ニューモデル」の年号が合わないパテント刻印になっています。

「オールドモデル」=「PATENTED DEC. 17, 1861」
「ニューモデル」=「PATENTED SEPT. 14, 1858」

「オールドモデル」のパテントはローディング・レバーを下げなくてもシリンダー・ピンが外せ、素早くシリンダーの交換/取り外しが可能でしたが、不用意にシリンダーが抜けてしまう欠点があったので「ニューモデル」は前モデルの「レミントンービールス」モデルと同じパテントのシステムに戻されています。

【本個体の説明】
本品はフレームの一部にハッキリと判るオリジナルのブルー仕上げが残り、銃身にも極僅かですがオリジナルのブルー仕上げが残っています。 その他の部分にとても自然な黒っぽいブルー仕上げにも見える時代錆がついています。 ローディング・レバー部分全体が本体に比べ地肌が出た感じになっています。 フレームや銃身などに若干小さな当たり傷がありますが許容範囲でメインパーツに磨きが入っていないオリジナル度の高い、とても良い雰囲気の品です。

フロント・サイトは一般的な円柱形の左右の肉を落としたThreadedタイプ(フロント・サイト軸にネジを切ってあり、銃身に捻じ込んであるタイプ)になっています。ローディング・レバーを下げたバレル下にシリアル No. 52453が、グリップを外したフレーム左下にシリアルNo. 52453が入っています。 シリンダーの後部に掟通りのシリアルNo.の下4桁の2453が入っています。 意外とシリンダーにシリアル No.が入っている品は珍しいです。 真鍮製のトリガー・ガードを取り外すと、トリガー・ガード後部の爪(フレームに入って固定する部分)にもシリアルNo. 52453が入っています。 木製グリップの裏にも鉛筆書きですが2453と左右両面に入っています。 本品はニューモデルにあるべき全てのシリアル No.がマッチした稀少価値の高い品です。

レミントン社からOrdnance Department(軍需局)へ毎月送られていた記録から推定するとシリアル No.52453は1864年1月に生産された品と考えられます。 フレームの左側面(銃身の付け根)に小さな「P」の検査刻印が、その反対側の右面には小さな「W」入っています。 銃身左側面最後部付近には小さな「P」、またその反対側の銃身右側面後部にも小さな「W」、シリンダーの側面後部に「W」の刻印二ヵ所が入っています。 さらに銃身の前方下部(ローディング・レバー・リテイナーの前)にも刻印が入っています。
オリジナルの木製(ウォルナット製) グリップの両側面はあまり傷のない美しい自然な色合いです。 右側面下方に小さいですが少し深い当たり傷があります。 真鍮製のトリガー・ガードは近年磨かれていない立派な時代色が付いており程度の良い状態で、ネジ穴の後ろに「P」の刻印が入っています。  
銃身の上に非常に細かい文字で「PATENTED SEPT. 14, 1858(一行目)」「E. REMINGTON & SONS. ILION. NEW YORK. U.S.A.(二行目)」「NEW-MODEL(三行目)」と入っている南北戦争後期生産型です。  全ての文字がハッキリと判読可能です。
作動は完全でハンマーを起こすとシリンダーが非常に歯切れ良く回転します。 フル・コックとハーフ・コック共に完全にコックされます。 トリガーを引くとハンマーが問題無くリリースします。 ニップルの変形もなく、あまり多く使用されていない品と思われます。 銃身内はライフリングがハッキリと深く刻まれており最後まで(全て)抜けています。 登録証付古式銃のレミントン ニューモデル アーミー リボルバーとしては全く問題の無い品ですが、お値打ち価格に設定してあります。 大阪店在庫品。

【その他の情報】
登録証が付いて可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。 昭和50年4月16日に東京都教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証付きです。 登録証の備考欄に銃のシリアル No.と同じ「52453」のシリアルが登録時から記載されていますので、登録証の入れ違いなどのミスが起こりません。

後世に新しく作られたニューモデルにピッタリとフィットした専用の復刻品木箱に入っています。 復刻品のモールドとフラスコも付属しています。 これらの付属品の程度はとても良いです。 160年ほど前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像(Detailed Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。 詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms(ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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