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ルフォーショー・パリ 6連発 ピン・ファイア リボルバー (銃砲刀剣類登録証付古式銃、#10536、壬申木更津縣)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【5490】
英  名
 Lefaucheux Paris 6 shot D/A Pinfire Revolver
種  類
 古式銃(登録証付)、登録証付古式銃買取品、ガゼット Vol. 16
国  名
 フランス
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 272mm
口  径
 11mm
装 弾 数
 6発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【ルフォーショー・パリ 6連発 ダブル・アクション リボルバーについて】
ルフォーショー(ル・フォーショウ=Lefaucheux) リボルバーはフランスのガンスミスであったカジミール ルフォーショー(Casimir Lefaucheux, 1802-1852) によって発明されたピン・ファイア式(カニ目打ち式)の金属製薬莢を使用するリボルバーです。 主にフランス、ベルギーで1850-70年代に多種多数製造されました。 ドイツや英国でも極少数が製造されました。1858年にはフランス軍初の金属製薬莢を使用するリボルバーとして軍用に採用されました。 ルフォーショー リボルバーは5連発から20連発までの非常に多くのバリエーションがあります。 長さが3cmほどのラウンド・バレルから18cm以上もあるオクタゴン・バレルまで色々な銃身長がありました。 用途も色々で、大型の無骨な軍用モデルもあれば、全体に見事な彫刻の入った小型の護身用までバリエーションが豊富です。 ピン・ファイア式の生産はパテントの関係でしょうか、ヨーロッパではスタンダードな種類でしたが、アメリカでは余り生産されませんでした。 当時ルフォーショーはピン・ファイア拳銃の代名詞で、リム・ファイア式が普及されるまで、フランス、ベルギーからヨーロッパを始め、アメリカ、日本など世界各国に輸出されました。 特に幕末期には多くの種類のルフォーショー拳銃が日本国内に入っています。 ルフォーショー リボルバーはバリエーションが多く、アメリカ製リボルバーよりお手頃な価格帯ですので、それだけを集めるには面白い分野です。 ピン・ファイアは日本ではカニ目打ち式と呼ばれる最も初期の金属薬莢を使用する発火方式の銃で、パーカッション(菅打ち式)に比べて紙包み薬砲(装薬と弾頭を紙で包んで一体化したもの)と雷管を別々に装填しなくてもよい長所がありました。 シリンダーはセンター・ファイアのように完全に前から後ろまで貫通した後装式です。 しかし現代実包が使用出来ない旧式の金属薬莢を使用する為、最も現代銃に近い構造をしているのにも拘らず、国内で古式銃として合法的に所持できます。

【本個体の説明】
本銃はフランスのパリにあった本家ルフォーショー社製の口径11mmの大型ダブル・アクション(シングル・アクションも可) の品で、銃身上面にはE. LEFAUCHEUX BRte S.G.D.G. A PARIS」のパリ・ルフォーショーのパテント刻印が入っています。 (最初のEの文字は殆ど見えなくなっています)。フレーム前部のヨークに相当する部分にはフランス製の本家ルフォーショー社製の品だけに打たれている中折れ式古式銃のロゴにLFの文字が入った刻印及びシリアルNo.が打刻されています。 本品の薬室上面には漢字で「本五七七番」の文字が入っている他、木製グリップ左側面には「壬申木更津縣」の文字が打刻されています。 この事から、幕末に何らかの理由で現在の千葉県南部の上総国若しくは安房国に入り、その後廃藩置県によって木更津縣となって、明治8年(1872年)の壬申調査の際は木更津縣で調査登録された歴史的背景が判ります。 「壬申刻印」は1872年に日本国内に本銃があった事を裏付ける銃砲調査の際の一種の登録番号です。
本品はルフォーショー型の拳銃としては最も洗練されたフォルムをしており、古式銃には見えない均整のとれた美しく流れるような形状が最大の特徴です。 銃身は130mmのラウンド・バレルで、右側面の装弾孔にはピースメーカーのような蓋 (Loading Gate) が付いており、その当時ポピュラーだった管打式拳銃より遥かに早く装弾が可能でした。 エジェクション・ロッドが銃身右下に装着されており、空薬莢を装弾孔から容易に排出出来るようになっています。 銃把下部には二十六年式拳銃と同じような落下/紛失防止のランヤード(吊り紐)を取り付けるリングが付いています。
本品銃身やフレーム、シリンダーといった金属部分については、全体に時代錆が表れており、一部に金属の地肌が表れている箇所や朽ち込み痕、小傷等が見受けられるものの、全体としては大きな破損等は見受けられず、比較的しっかりとした状態が保たれています。 オリジナルのニス仕上げの木製グリップは、全体に小傷や擦れは見受けられるものの、目立つ傷や破損は見受けられず、製造時期を考慮すると良好な状態が保たれています。 作動については概ね良好で、トリガーを引いてダブル・アクションを行うとシリンダーが歯切れ良く回転します。 また、ハンマーを起こしてのシングル・アクションも良好ですが、6発のシリンダー位置の内、一箇所のみハンマー動作後にトリガーが完全に前方に戻りづらい箇所がございます。 このような場合はトリガーを後ろから押すとトリガーが所定の位置に戻り、再び動作可能となります。 ローディング・ゲートの開閉やロックについては問題なく行う事が可能です。 本品はエジェクション・ロッドを押さえる板バネの働きが弱くなっていますが、現状ではシリンダー内にエジェクション・ロッドが簡単に入り込んでしまうような事はありません。 銃身内はライフリングが深く刻まれており最後まで(全て)抜けています。 東京店在庫品 (KK)

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【その他の情報】
登録証が付いて可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。 昭和47年7月27日に東京都教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証付きです。

160年ほど前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、現物をご確認の上、ご購入いただきますようお願い致します。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像(Detailed Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。 詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms(ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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