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【TK2284S/D】13 火縄銃 堺細筒 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、在銘: 惣鍛冶七郎兵衛作) ■ |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【5472】 |
英 名
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Japanese Matchlock Musket, SAKAI style |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、お値打ち価格商品 (税別10万円以下)、東京店在庫品 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,195mm |
口 径
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14mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【火縄銃 細筒 (在銘: 惣鍛冶七郎兵衛作) について】
本品は全長が約120cmで口径が14mmの一般的なサイズの細筒 (小筒) です。
銃身下部には「□鍛冶七郎兵衛作 (□は登録証では判読不明ですが、□の部分は間違いなく「惣」です)」の銘が入っています。 鍛冶七郎兵衛は全国鉄砲鍛冶銘鑑 (P.76) に記載されている銘ですが、同著では製作地については不詳となっています。 しかしながら、日本の古銃 (澤田平氏著) のP.35には堺鍛冶銘として「摂州住七郎兵衛」並びに「摂州住惣鍛冶七郎兵衛」の銘が紹介されている事から、本品も摂州・堺で作られた可能性が十分に考えられます。
本品の筒 (銃身) は八角銃身で、銃身中間部に比べて銃口部と銃身尾部がやや広がった形状となっています。 銃口部は柑子のない形状となっています。 先目当は杉形、元目当は筋割となっています。 筒 (銃身) は二ヶ所の目釘により銃床に固定されます。 引金は真鍮製の小さな丸形で、同じく真鍮製の用心金 (トリガー・ガード) が取り付けられています。
【本個体の説明】
本品は銃床下部に惣鍛冶七郎兵衛の銘の他、「△百」の刻印が入っています。 また、火蓋の下部にも同様の刻印が入っています。 銘に入っている「惣鍛冶」とは自身も鍛冶として製造を行いますが、平鍛冶に仕事を振る力のあった鍛冶です。 生産を行わずに火縄銃の卸業のみを行ったのは、農業での大庄屋と同じような地位にあった「惣代」と呼ばれました。
本品の銃身は全体に時代錆が表れており、一部に金属の地肌が見えている箇所や朽ち込み痕が散見されますが、目立った破損等は見受けられず、しっかりとした状態が保たれています。 真鍮製のカラクリや雨覆、火蓋についても経年による適度な時代感が付いており、良い雰囲気となっています。
本品の木部は小傷や擦れは見受けられるものの、全体に艶のある仕上げが良好に残っており、比較的良好な状態が保たれています。 銃把下部周辺にやや深いヒビが複数見受けられますが、現状では強度的に影響のないレベルです。 カラクリは外カラクリとなっており、作動に関しては完全で、引金を引く事によって火挟みが落ちる事を確認済みです。 銃身内は銃口から尾栓付近まで貫通しておりますが、火穴は抜けていません。 また、尾栓については固着しており銃身から取り外す事は出来なくなっています。 銃身及び銃床の目釘穴の位置は二ヶ所とも一致しています。 本品は芝引き (床尾板) に取り付けられている真鍮製の板が欠品している他、胴金後方の銃床下部の留め金 (銃床右側面に取り付けられている物と同様の真鍮製のリング状部品) が欠品しています。
オリジナルのカルカ (さく杖) が付属致します。 カルカの先端は長さ9cm程度の割れが生じており、割れた箇所から先端部分がやや広がっています。 (KK)
【その他の情報】
昭和36年11月17日発行の和歌山県教育委員会の銃砲刀剣類登録証が付いている可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
160年ほど前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 通信販売でのご購入を検討される方は、後日下記にリンクされる詳細画像(Detailed Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。 詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms(ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像(Detail-Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
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