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価格(税込)
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\715,000 |
商品番号
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【5361】 |
英 名
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ZGB Vz.33 Light Machinegun |
種 類
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軽機関銃、一品物、無可動実銃新入荷品 2017年6月、ガゼット Vol. 16、大阪店在庫品 |
国 名
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チェコスロバキア / イギリス |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,160mm |
口 径
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.303in |
装 弾
数
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30発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【ZGB Vz.33 軽機関銃 について】
第一次世界大戦後の1920年代、英軍はそれまでの主力軽機関銃であったルイス軽機関銃に代わる新たな軽機関銃のトライアルを開始しました。 1930年代に入るとチェコ製のZB Vz.26の改良型であるZB Vz.27軽機関銃 (後に更なる改良型のZB Vz.30軽機関銃) を新たに候補に加えてトライアルが続けられ、最終的にはこのZB系軽機関銃に改良を加えた物がブレン軽機関銃として英軍に制式採用されました。 本品はそのような新型軽機関銃のトライアル過程の中で1930年代前半に試作されたZGB Vz.33と呼ばれるプロトタイプです。 ZGBとはチェコのZB(ゾブロヨフカ・ブルーノ)及び大英帝国を表すGBを組み合わせた物です。
ブレン軽機関銃のプロトタイプは最初期のZB Vz.30から最終型のZGB Vz.34 モデル4 タイプ2まで数種類が試作されました。
1933年に試作されたZGB Vz.33にはモデル2及びモデル3と呼ばれるタイプが存在し、本品はモデル3の特徴であるレシーバー左側面の光学サイト用ブラケットが装備されていないにも関わらず、ガス・シリンダーの形状についてはモデル3に近い事から、モデル2及び3の過渡期のプロトタイプであると思われます。 また、ZGB Vz.33以前のモデルでは銃身に冷却用のバレル・フィンが装備されていましたが、本品にはZGB Vz.34以降のタイプに装備されるようになった冷却フィンの無い銃身が組み合わされています。 しかしながら、この銃身についても銃口部のフラッシュ・ハイダーが別パーツとなっており通常のブレン用とは異なる事から、各種試作された銃身の1種であると思われます。 (KK)
【本個体の説明】
本品の機関部左側面にはチェコのZBで製造された事を表す「ZBROJOVKA BRNO, A.S.」の刻印が入っています。 セレクター表示については、「30(連射)」、「0(安全位置)」、「1(単射)」の数字表記となっています。 また、機関部後端の上面にはシリアルNo.が打刻されています。
本品の金属部分については、やや使用感が見られ、機関部上面や角の部分等に表面仕上げが落ちている箇所が見受けられるものの、オリジナルの表面仕上げも大部分が残っています。 機関部上面については仕上げが斑状に落ちて鉄の地肌が表れています。 独特な形状のフラッシュ・ハイダーは全体にブルー仕上げが残っております.
キャリング・ハンドルやバット・ストック、ピストル・グリップといった木部は全体に打ち傷が散見されるものの、目立った破損等は見受けられず、しっかりとした状態が保たれています。 グリップ左側面前部に長さ約2cmのヘアライン・クラックが見受けられますが、強度的には影響の無いレベルです。 付属のマガジンにはマガジン・スプリングは入っていません。
通常このような英国軍用銃の試作モデルは、大半が英国National Firearms Centre (NFC)の通称「パターン・ルーム (The Pattern Room)」に収蔵されます。 本品についてもパターン・ルームが非常に興味を持っていた品ですが、英国に入った時点で既に無可動加工が行われていたため、パターン・ルームに収蔵される事なく弊社で仕入れる事が出来た品です。
トリガーテンションのない、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。(KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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