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ペラン Mle1865 リボルビング・ライフル (無可動古式銃、#539) |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
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\1,100,000 |
商品番号
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【5271】 |
英 名
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Perrin Mle1865 Revolving Rifle |
種 類
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無可動実銃買取品 2018年 春、ガゼット Vol. 17、大阪店在庫品、Curio Magazine 広告掲載品 |
国 名
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フランス |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,110mm(実測) |
口 径
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12mm |
装 弾
数
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6発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【ペラン Mle1865 リボルビング・ライフルについて】
ペラン Mle1865 リボルビング ライフルはフランスのパリ9区 (51 rue Laffitte Paris) にあったPERRIN & CIE. BTE. Paris社で1873年から1880年代に生産されました。 ルイ・ペラン (Louis Perrin) が設計したMle1865 リボルバーをライフルにしたモデルです。 ペラン社の作品は現存数が少ないためあまり知られていませんが、1845年に設立したガン・メーカーかつ発明会社で、1851年のロンドン万博及び1855年のパリ万博で受賞歴があります。 南北戦争中には米国政府にリム・ファイアのリボルバーを輸出しています。 1855年、1858年、1859年、1865年にパーカッション (管打式)、ピン・ファイア (カニ目打式)、センター・ファイアの特許を取得しています。 ペラン Mle1865 リボルビング ライフルは口径12mmの6連発、ダブル・アクション専用のセンター・ファイアです。 手動のエジェクター・ロッド、リーフ・サイト、前部と中央部の二カ所のバンドで留められた軍用タイプのフォア・グリップを装備しています。 元はリボルバーとセットで試作品がフランス陸軍のトライアルに提出され、シャスポー ライフルとルフォーショー ピストルの組み合わせの対抗馬として用意されました。 残念ながらリボルバーとライフルのいずれも採用される事はありませんでした。 しかしながらフランス軍の将校、特に陸軍将校は当時の仏軍用拳銃がパーカッション (管打式) またはピン・ファイア (カニ目打式) リボルバーだったのに対し、ペリン Mle 1865は当時の最新式の独自で開発されたセンター・ファイアだったので私物として非常に好評でした。 ライフルについてもセンター・ファイアという当時の先進的な技術を使ったにも拘らずシャスポー ライフルに負けたのは、ライフル モデルの弾薬が拳銃弾と殆ど変わらない (ライフル弾は拳銃弾よりも若干ケースの長い22mm) 威力が軍用小銃に適していなかったと軍部に判断されたのではないかと考えられています。
基部がソケット型になったシャスポーと同じようなヤダカン式銃剣を使用します。
【本個体の説明】
本品の金属部は全体に仕上げ直しが行われており、若干の表面錆や朽ち込み痕が散見されるものの、目立った破損や欠損等は見受けられず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 木製銃床及びハンドガード部についても丁寧な仕上げ直しが行われており、バット・プレート取り付け部下部付近に僅かに痩せが見受けられるものの、各部に目立った破損やガタつきなどは見受けられず、比較的良好な状態が保たれています。 傷み易いバット・プレート部については、やや経年による褪色や僅かな表面錆痕が見られるものの、目立った変形や朽ち込み等は見受けられず、銃床への取り付けもガタつきもなくしっかりとしています。 フロント・バンド及びリア・バンドに若干のガタつきが見られるものの許容範囲で、簡単に外れてしまうような事もありません。 完全に無可動化されており、ハンマー及びトリガーとの連動は有りませんが、シリンダーはフリーで回転します。 尚、ハンマーは固定されており、トリガーテンションはありません。 前方に倒れる独特の構造のローディング・ゲートの開閉やリア・サイトの起倒、ローディング・レバー操作については問題なく行う事が可能です。
本品はフランス本国でも非常に珍しい品です。 (MM)(KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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