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デンマーク スナイダー M1848-65 後装式歩兵銃 (無可動古式銃、#1425)  
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価格(税込)
 \660,000
商品番号
 【5269】
英  名
 Danish Snider M1848-65 Infantry Rifle
種  類
 古式銃(無可動) 、単発、一品物、ガゼット Vol.18、東京店在庫品
国  名
 デンマーク
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,310mm
口  径
 17,5mm (17,5mm x 28R)
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 限定1品
画像について
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コメント
 【デンマーク スナイダー M1848-65 歩兵銃について】
デンマーク軍制式のM1848前装式小銃をベースに、スナイダー方式の後装システムを用いて後装式に改修を行ったモデルです。
M1848小銃の銃身後部 (薬室) の上部を切除した後、右方向に開く蝶番式ブリーチ・ブロックを追加しています。 ブリーチ・ブロックには撃針が組み込まれており、M1848小銃から流用されたサイド・ロック式の撃鉄で撃発を行います。 この改修はコペンハーゲン造兵廠で1866年から1868年にかけて行われました。 デンマークではM1867ローリング・ブロック小銃の採用後も軍への配備が遅れた事から、既存の前装式小銃をスナイダー方式に改修して引き続き運用しました。 M1848小銃をベースに改修された後装式小銃としては、3バンドのM1848/65歩兵銃の他、デンマーク海軍向けにM1848小銃から改修されたM1853海軍用小銃を基にスナイダー方式へと改修したM1853/66海軍用小銃が存在します。 歩兵銃と海軍用小銃共に、特徴的なアーチ状のダールホフ (Dahlhoff)・タイプのリア・サイトが取り付けられています。 (KK)

【本個体の説明】
本品は非常に珍しいデンマーク軍が使用したデンマーク製のスナイダー小銃で、現存数はとても少なく比較資料が国内にはないものです。 サイド・ロック・プレートにKjobenhavns Toihuus(コペンハーゲン造兵廠)の王冠プルーフ刻印が一番上にあり、その下に前装式時のモデル名である「MD-1848」の刻印が鮮明に入っています。 一番下に前装式として作られた1861年製を表す「1861」とデンマーク軍独特の製造年の後に続くシリアル番号「425」の刻印がはっきりと入っています。 銃身、サイド・ロック、バンド等のトリガーガード、バット・プレート、サイド・プレート留め以外の鉄部分は古い再仕上げの黒染仕上げになっており、それの下に時代痕が確認できますが錆の進行は進んでいません。 軍での正式な再仕上げ(後装式に改造された際に行われたと考えられる)ですの時代もあり違和感は全くありません。 トリガーガード、バット・プレート、サイド・プレート留めは真鍮製で、程よい時代が付いています。 木部については若干の打ち傷を除いて目立った破損や欠損等は見受けられず、全体にオリジナルの軍用銃らしい仕上げが残った美しい状態が保たれています。 前後スリング・スイベルについても変形等は見られず、取り付けについてもしっかりとしています。 傷み易い真鍮製のバット・プレートについても僅かな小傷は見られるものの、目立った変形等の見られない非常に良好な状態が保たれています。 リア・サイトは400-1,000m(目盛は900mmまで)の特殊なオーストリア軍用と似たアーチ状(三日月型)のダールホフ (Dahlhoff)で、リア・サイト基部はリア・サイトが載るように上面が三日月状に削られており、ここに射程を表す目盛が刻まれています。 リア・サイトは三日月状の曲面を前後に滑る(揺れる)ように最大1,000mまでの調整が可能な特殊な構造です。リア・サイトの調整操作については問題なく行う事が可能です。 スナイダー小銃の特徴であるブリーチ・ブロックは本家のオリジナルと同じように手動回転します。 ブリーチ・ブロックの下部は中心部分に向かって無可動加工の為に削り取られていますが、ブリーチを閉じた状態では外見からは加工は判りません。 また、ブリーチ・ブロックを開いた状態で後方に引く事により、エキストラクターがオリジナル通りに後部へ下がります。 英国のスナイダーはスプリング・テンションで後退したブリーチ・ブロックを前方に押し戻しますが、本品はマニュアル動作で手動によりブリーチ・ブロックを前に戻さなければなりません。 反対にブリーチ・ブロックを閉鎖固定するロックにはスプリング・テンションがきいており、ブリーチ・ブロックのロックを解除するにはツマミを押してブリーチ・ブロックを開きます。 このロック作動は後期型のスナイダーに採用されていますが、デンマーク軍用の方が確実にロックされ、現状でも作動も完全です。 ハンマーはメイン・スプリングによるテンションはありませんが前後に動きます。 トリガーのテンションはありません。 1853年製の刻印が入ったオリジナルのさく杖(マッチング・シリアル No.)付きで、形状は英国のエンフィールド型ですが口径が大きいので大振りになっています。 弊社でも英国やフランス、スイス以外のスナイドル型の後装銃は入荷する事が少なく、デンマークの特徴的なブリーチ・ブロックなど魅力が多い品です。 デンマークのように英国のスナイドル型の後装式を採用したのはスイス、フランスが有名で、他にもロシア、スペイン、オランダがあります。 小国デンマーク王国軍用銃は世界的にも現存数が少なく、本品も弊社資料室にあった品です。(MM)

【その他の情報】

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