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スナイダー・エンフィールド Mk II** 歩兵銃 プレゼンテーション・モデル (無可動古式銃、#無)  
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価格(税込)
 \550,000
商品番号
 【5266】
英  名
 English Snider-Enfield Mk II** Presentation Model
種  類
 古式銃(無可動) 、単発、ガゼット Vol. 16、長野倉庫在庫品、Curio Magazine 広告掲載品
国  名
 イギリス
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,263mm
口  径
 15mm
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 非公開
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【スナイダー・エンフィールド プレゼンテーション・モデルについて】
スナイドルまたはスナイダーと呼ばれる、ボクサー式紙薬莢を使用する後装式小銃です。 スナイドルはスナイダーのオランダ語読みで、英語圏ではスナイダーと呼ばれています。
1864年にイギリス陸軍は前装式のエンフィールド小銃の後装式への改造を公募し、米国人のヤコブ・スナイダー (Jacob Snider) の開発した蝶番式銃尾装置が採用されました。 銃身後部 (薬室) の上半分を削り取り、その部分に右側に開く蝶番式ブリーチを付いた機構で、可動式ブリーチの中に撃針が組み込まれており、エンフィールド小銃の撃鉄で叩く構造となっていました。 その為、撃鉄等の撃発装置はエンフィールド小銃既存の構造をそのまま使用できる点が長所となっています。 このスナイドル式への改造は、エンフィールド小銃からだけではなく、他の同様の構造を持つ前装式小銃にも施されました。
英国軍用銃の例に漏れず、量産されたスナイドル銃には大きく分けてMk I、Mk II、Mk IIIの3タイプが存在し、さらにその中に細かなバリエーションが存在します。 この内、Mk I及びMk IIは既存のエンフィールド銃を改造してスナイドル銃にしたものですが、Mk IIIは元々スナイドル銃として新規に製造されたタイプです。
Mk Iは1866年に制式となったスナイドル銃の最初の量産型で、スナイドル式のブリーチ機構が追加された他、ベースであるエンフィールド銃からハンマー形状が変更されました。 その他、メイン・スプリングのテンションを弱くする等、細かな改良が加えられています。
Mk I*はMk Iタイプのスナイドル銃に使用されていた初期のMk I弾薬使用時に事故が発生した為、改良型のMk II弾薬に対応できるよう薬室後部の弾薬のリムが収まる部分の形状を改造したモデルです。 Mk I*は薬室形状以外は基本的にMk Iと同一となっています。
Mk II*はMk I*と同時期に登場したタイプで、Mk Iの改造品ではなく新規にエンフィールドから改修されたモデルです。 薬室の形状はMk I*と同じですが、次のMk II**に見られるような小改良は行われていません。
Mk II**はMk I*やMk II*と同時期に登場したタイプで、スナイドル銃の中でも最も一般的なタイプです。 薬室後部の形状はMk I*やMk II*と同様ですが、エキストラクター形状が改良された他、ブリーチ・ブロック下面がより円形に近い形状に変更されました。 また、ブリーチ・ブロックの大型化に伴い、ブリーチ収納部の形状も変更されています。 この他、ファイアリング・ピン・ニップルが僅かに短縮され、ハンマー先端も窪んだ形状に変更されました。
本品は19世紀当時に英国のD.H. Wallas, of Wigton & Carlisleにより将校の私物用として製造された品で、各部に特別仕上げが施されている他、通常の軍用モデルに比べて全体に高品質な作りとなっています。 (KK)

本モデル以外にスナイダー・エンフィールド 歩兵銃 の在庫がございます。 詳しくはこちら

【本個体の説明】
本品のロック・プレートや銃身基部上面には製造者のD.H. Wallas, of Wigton & Carlisleを示す刻印が入っています。 銃身はダマスカス銃身となっており、ロック・プレートやハンマー、トリガー・ガード、バット・プレート、フロント・バンドには植物を象った彫刻が施されています。 また、銃床部には滑り止めの精緻なチェッカリングも施された豪華な作りとなっています。 サイド・プレートやハンマー、バット・プレートを固定するネジにも飾り模様が入っています。 銃身左側面後方にはバーミンガムの最終検査刻印 (Definitive Proof Mark)、.577口径を表す「25」のゲージ刻印、暫定検査刻印 (1855-1904年の間にBirminghamプルーフ・ハウスで行われたライフリングを切る前の銃身の検査、Provisonal Proof Mark) といった典型的なBirmingam銃器製造協会会員のメーカー製の刻印が入っています。 ブリーチ・ブロック上面には「SNIDER PATENT」のパテント刻印及びロゴがはっきりと確認出来、同様のスナイダーのパテント・ロゴが薬室上面にも確認できます。
本品の金属部は一部に経年による若干の表面錆が見られるものの、銃身部のダマスカス仕上げやサイド・ロックのケース・ハードン仕上げ等が大部分に残った非常に良好な状態が保たれています。 木部についても同様に、若干の打ち傷を除いて目立った破損や欠損等は見受けられず、全体にオリジナルのやや艶のある仕上げが残った美しい状態が保たれています。 前後スリング・スイベルについても変形等は見られず、取り付けについてもしっかりとしています。 傷み易いバット・プレートについても僅かな小傷は見られるものの、目立った変形等の見られない非常に良好な状態が保たれています。 リア・サイトの起倒・調整操作については問題なく行う事が可能です。 スナイダー・エンフィールド小銃の特徴であるブリーチ・ブロックはオリジナル通り手動回転します。 ブリーチ・ブロックの下部は中心部分に向かって無可動加工の為に削り取られていますが、ブリーチを閉じた状態では外見からは加工は判りません。 また、ブリーチ・ブロックを開いた状態で後方に引く事により、エキストラクターがオリジナル通りに後部へ下がります。 ハンマーはメイン・スプリングによるテンションはありませんが前後に動きます。 トリガーのテンションはありません。 ニップル・プロテクター及びその取り付けチェーンの他、オリジナルのさく杖が付属致します。 (KK)

【その他の情報】

無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。

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