 |
|
|
|
 |
イギリス トランジショナル パーカッション リボルバー (桐箱付、銃砲刀剣類登録証付古式銃) |
|
 |
 |
|
 |
|
|
▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
|
SOLD OUT |
商品番号
|
【5206】 |
英 名
|
English Transitional Percussion Revolver |
種 類
|
古式銃(登録証付)、登録証付古式銃買取品、ガゼット Vol. 15、東京店在庫品 |
国 名
|
イギリス |
時 代
|
第一次大戦前(〜1914) |
全 長
|
286mm |
口 径
|
9,5mm |
装 弾
数
|
6発 |
在 庫
数
|
SOLD OUT |
画像について
|
画像は現物です。 |
コメント
|
【トランジショナル パーカッション リボルバーについて】
ペッパー・ボックス・ピストルから本格的なリボルバーへの移行期である1840年代初頭に開発された、シンプルな構造の回転式拳銃です。
初期のトランジショナル・リボルバーはオープン・フレーム構造で、銃身はフレーム下部から伸びたフレーム・バーに対して蝶ネジ等により固定されていました。 作動はダブル・アクション方式で、主にバー・ハンマー・タイプの撃鉄が本体上部に装備されていました。 初期のトランジショナル・リボルバーではトリガーとシリンダーの連動機能がなく、シリンダーを手動で回転させて射撃を行う製品も多く作られましたが、後期の製品ではピン・ストップと呼ばれるシリンダー・ストップ機構が追加されました。 しかしながら、シリンダーと銃身の位置調整精度が低く、最終的には射手が手動でシリンダー位置を微調整して射撃を行う必要が有る製品も多く見られました。 トランジショナル・リボルバーは構造的にはペッパー・ボックスに類似していましたが、ペッパー・ボックスからトランジショナルへの改修はコストの関係から殆ど行われませんでした。
トランジショナル・リボルバーには耐久性や命中精度に問題が有る製品も多く、各パーカッション・ニップルの間に隔壁が設けられていなかった事から、射撃時に複数のシリンダーが同時に発火してしまう恐れも有りました。 また、銃身とシリンダーの間の隙間が大きく、多量の発射ガスが漏れだすといった欠点も存在しました。 その為、1850年代に入ってアダムスや英国コルト製のリボルバーが普及し始めると、トランジショナル・リボルバーは急速に姿を消す事になりました。 トランジショナル・リボルバーは1840年代の限られた期間しか製造が行われなかった為、現存数が少ない希少なモデルとなっています。
【本個体の説明】
本品はシリンダー・バーに対して銃身がネジ留めされた構造となっており、シリンダー・ストップ (ピン・ストップ) が装備されている事から、トランジショナル・リボルバーの中でも後期型に相当するモデルです。 ハンマーはバー・ハンマー・タイプとなっており、作動方式はダブル・アクションのみとなっています。 フレーム左側面には取り外し可能なサイド・プレートがネジ留めされています。 銃身及びシリンダーには彫刻は施されておらず、非常にシンプルなデザインとなっています。
本品の銃身下にはバーミンガムのクロス・アローのプルーフ刻印と思われる2種類の刻印が非常に小さく入っている他、シリンダー表面にもバーミンガムのプルーフ刻印が6カ所打たれています。 メーカー名は入っていませんが、シリンダーのプルーフ刻印及び形状から英国製であることは間違いありません。
金属部は全体的に表面仕上げが落ちて金属の地肌が見えており、一部に表面錆が見受けられますが、大きな破損等は見られず、しっかりとした状態が保たれています。 全体に経年の時代感があり、古式銃として非常に良い雰囲気となっています。 銃身基部等の一部やハンマーにオリジナルの仕上げを残した手を加えられていない非常にオリジナル度の高い品です。 銃身とフレームの取り付けにガタツキは全くありません。 ウォルナット製のグリップには緻密なチェッカーリングが入っています。 右側のグリップ・パネルのネジ留め金具を中心に長さ約5,5cmのひびが見受けられますが、強度的には殆ど影響のないレベルです。 パーカッション・ニップルの一部に若干の欠けや変形が見受けられます。 トリガーを引くとシリンダーがスムーズに回転し、ハンマーもしっかりと落ちます。 トランジショナル・リボルバーは、英国の拳銃の歴史を知る上で欠かす事の出来ないモデルです。 (KK)
【その他の情報】
平成元年3月16日に愛知県教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 銃口から薬室まで通っている事を確認済みです。
古式銃は約150年以上前の古い骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 無可動実銃とは違い作動する機械ものですので、作動や仕上げの確認をご自身でされることをお勧めします。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像(Detail-Photos)を十分ご確認頂き、またお電話で作動状態の説明を聞かれた上でご注文下さい。 詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms(ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像はこちら
|
|
|
 |
|
|
 |
|
 |
|
 |
|  |