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火縄銃 馬上筒 (松本宇左衛門作、桐箱付、銃砲刀剣類登録証付古式銃) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【5204】 |
英 名
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Japanese Matchlock Pistol |
種 類
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古式銃(登録証付)、登録証付古式銃買取品 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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413mm |
口 径
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13mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【火縄銃 馬上筒 (松本宇左衛門作) について】
本銃は全長が約41.3cmと短い馬の上から片手で射撃が出来る馬上筒と呼ばれる火縄銃です。 洋式銃ではピストルにあたりますが火縄銃では馬の上で使用する意味で馬上筒と呼ばれました。
本品の銃身は八角形のオクタゴン・バレルですが、柑子 (銃口部分) については丸柑子となっています。 先目当て (照星) は杉形で、元目当て (照門) は筋割の物が付けられています。 筒 (銃身) は二ヶ所の目釘により銃床に固定されます。 火縄通しと呼ばれる穴が銃床前部に加えてある珍しい構造となっています。 また、先台 (フォアエンド) の中間部分に腕貫穴と呼ばれる小型の長方形の窓が開いており、窓の周りは真鍮で装飾補強してあります。 銃身基部の上面には龍の図柄及び稲妻を表すと思われるジグザグ線を象った金象嵌が施されています。
馬上筒は文字通り乗馬した侍が使用したものです。 足軽が使用した軍用筒や標的射撃、狩猟用の火縄銃とは異なり馬上筒は武士が使用した兵器で遥かに希少価値があります。 欧米の将校用ピストルよりも希少価値があります。
【本個体の説明】
本品は登録証では検査の際に筒 (銃身) が外れなかった為か、銘文が「不明」となっていますが、しっかりとした高級な在銘品です。 筒の裏に「松本宇左衛門作」と摂州の鍛冶名が入っています。 また、鍛冶名の脇には漢数字の「六」と打たれています。 銃工の「松本宇左衛門」は全国鉄砲鍛冶銘鑑(P.273)、全国鉄砲鍛冶銘地域別分類(P.240)に記載されています。
本品の筒 (銃身) は全体に時代錆が見られますが、これは製作当時から錆の進行を防ぐ為に始めから施されている仕上げで、欧米のブルーイングと同じ役目になっています。 銃身表面には特に目立った朽ち込み錆等は見られず良好な状態で、銃身基部の金象嵌についても綺麗に残っています。 銃口から火皿まで銃身内は貫通しており、尾栓を完全に取り外す事も可能です。 銃身及び銃床の目釘穴の位置は二ヶ所とも一致しています。
木製銃床については目立った破損等は見受けられず、全体に艶の有る仕上げが良好に残っています。 先台先端付近の左側面及び本体上面の胴金後方に僅かにヘアライン・クラックが見受けられるものの、強度的には問題の無いレベルです。 胴金の固定についてもガタつき等は殆どございません。床尾後端部の角に僅かに欠けが見受けられます。 真鍮製のカラクリや雨覆、火蓋についても経年による適度な時代感が付いており、良い雰囲気となっています。 カラクリは内カラクリで作動に関しても完全で、引金を引く事によって火挟みが落ちる事を確認済みです。 先端が銅製のオリジナルの木製カルカ (さく杖) が付属しています。 東京店在庫品 (MM)(KK)
銃の形に落とし込んだ上等な桐箱(刀剣の小道具を入れる桐箱を大きくしたもの)に入っています。
【その他の情報】
昭和53年11月24日に東京都教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 銃口から薬室まで通っている事を確認済みです。
古式銃は約150年以上前の古い骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 無可動実銃とは違い作動する機械ものですので、作動や仕上げの確認をご自身でされることをお勧めします。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像(Detail-Photos)を十分ご確認頂き、またお電話で作動状態の説明を聞かれた上でご注文下さい。 詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms(ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像はこちら
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