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ホイットニー ポケット リボルバー 2nd モデル(3rd Type、銃砲刀剣類登録証付古式銃、#14802) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【5203】 |
英 名
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Whitney Pocket Model Revolver |
種 類
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古式銃(登録証付)、登録証付古式銃買取品、ガゼット Vol. 15 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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295mm |
口 径
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8mm |
装 弾
数
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5発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【ホイットニー ポケット・モデル リボルバーについて】
ホイットニー ポケット・モデル リボルバーはエリ・ホイットニー社(Eli Whitney)で1850年代後半から1860年前半に約32,500丁が製造され、 南北戦争で将校の護身用として使用されました。 エリ・ホイットニー社は国内での知名度は低いですが、1840年代後半には機械による量産体制を導入しており、自社工場を持たないコルト社の下請け工場として1847年には1,000丁の .44口径リボルバー(コルト ドラグーン 3rd type)をコルト社に納品したことでも知られています。 この機械による大量生産工法は当時熟練工でなくても生産に従事でき、職人技を必要としない画期的なシステムでした。
ホイットニー社は1850年代後半からコルト社のネービーに対抗できる軍用拳銃の開発に取り組みました。 そしてネービー・モデル リボルバーを開発しました。 基本設計はレミントン社の軍用リボルバーと同じでした。 コルト社のパーカッション・リボルバーは銃身部分とフレーム部分がシリンダーを挟むように、前後に分解出来る構造でしたが、ホイットニー社のリボルバーは、レミントン社と同じ“Top-strap”と呼ばれる一体型フレームを使用しました。 フレーム中央からグリップの端までは全くレミントンのコピーと言ってよいほど似ていました。 シリンダーをまたいで銃身からフレームまでを一体になっている一体型フレーム(Solid Frame)の耐久性はコルト社製に比べ優れており、精度も良く好評でした。
ホイットニー ネービー・モデル リボルバーと同時にネービー・モデルを忠実にスケール・ダウンしたポケット・モデルも生産されました。 1stモデルと2ndモデルがあります。 本品は南北戦争中に製造された後期生産品の中でもコルト型のローディング・レバー・ラッチに変更された品でシリアル No.が12,000番以降の2nd Model, 3rd typeと呼ばれる品です。 このモデルの後はライフリングが7本から5本に減った2nd Model, 4th typeと呼ばれる品が最終モデルですが本品はライフリングが7本の3rd typeです。 6インチのオクタゴン・バレル、.31口径の5連発モデルです。 レミントン社製品と比べてホイットニー社の1st モデルはポケット(ネービー共に)はシリンダーを外すのに時間がかかる点がありましたが、2nd モデルになってからはその問題点が解消されて製造数は少ないですが南北戦争では非常にポピュラーなリボルバーになりました。 (KK)(MM)
【本個体の説明】
本銃は全体的にオリジナルのブルー仕上げは殆ど残っておりませんが後世の手は一切加えられていないオリジナル性の高い品です。 全体的にグレー・パティーナと呼ばれる時代錆が出ていますが、とても良い感じになっています。 作動は良好でハンマーを起こすとシリンダーが歯切れ良く回転します。 オリジナルの木製(ウォルナット製)グリップも完全で、オリジナルのニス仕上げも残った美しいです(右側グリップの一部が割れたのを補修してありますが、ヒビが残っています)。 真鍮製のトリガーガードは当初からクローム鍍金が施されたか最近全く磨かれていない時代色が付いて味わいがあります。
銃身の上に細かい文字で「E. WHITNEY N. Haven」とハッキリと入っています。 「N. Haven」の文字が斜体になっているのが後期型特徴です。 銃身下部のフレームに近い部分にあるシリアル No.の後に「A」の刻印が入っています。 また、ローディング・レバーを取り外す、ロック・スクリューがあるフレーム左側面に「O」の刻印が入っており、この刻印位置と、同じくロックスクリューのノブ上にある「O」の刻印位置をノブを回して合わせると、ローディング・レバーを引き抜いてシリンダーを着脱することが出来ます。写真では、ロック・スクリューの取り付けが左右逆になってしまっていますが、実際の商品では正しい位置に取付直してありますのでご安心下さい。 銃身、フレーム、シリンダー、トリガー・ガード、ローディング・レバー、グリップ裏両面のシリアル No. 14802が全てマッチしています。 古式銃としては、弊社が自信を持ってお勧めできる程度、可動状態です。 ホイットニーはレミントンやコルトなどの有名ブランド品より当初からの製造数も少なく、国内に入っている数も圧倒的に少ないので各種古式拳銃を収集されている方には是非お勧めしたい逸品です。 特にポケット・モデルは輸入数が少なく国内に現存している数は5挺もないと思われ、オール・マッチング No.は特に稀少です。 弊社でも初めての入荷品です。東京店在庫品(Я)
【その他の情報】
昭和49年10月1日に東京都教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 銃口から薬室まで通っている事を確認済みです。
古式銃は約150年以上前の古い骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 無可動実銃とは違い作動する機械ものですので、作動や仕上げの確認をご自身でされることをお勧めします。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像(Detail-Photos)を十分ご確認頂き、またお電話で作動状態の説明を聞かれた上でご注文下さい。 詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms(ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像はこちら
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