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和製 ペッパーボックス (砲金製、銃砲刀剣類登録証付古式銃) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【5202】 |
英 名
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Japanese made Gun metal Pepperbox Pistol |
種 類
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古式銃(登録証付)、登録証付古式銃買取品 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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195mm |
口 径
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9mm |
装 弾
数
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6発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【和製 ペッパーボックス (砲金製) について】
ペッパーボックス ピストル(Pepper box pistol)とは、シリンダー(回転式弾倉)とバレル(銃身)が一体化(銃身と薬室が一体化)になった黎明期のリボルバー拳銃です。 形状が「コショウ挽き」に似ていることから単にペッパーボックスと呼ばれています。 西部開拓時代初期の米国やヨーロッパ(米国より長い期間)で流行した拳銃の一種です。 一般的には、薬室と一体化した銃身を複数本束ねたものを回転させる事で、装填動作を省略し連射を可能とした銃器の事を指しますが、特に引き金を引くだけで回転連射が可能な「ダブル・アクション機構」を持つ護身用の小型拳銃を指していました。
このペッパーボックスは、複数の独立した銃身を束ねるのではなく、レンコンのような穴を銃身とする一つの塊を鋳造したので頑丈で大量生産が可能でした。 シリンダーとバレルが一体鋳造型である為、口径を大型化すると重心が前方に偏る欠点がありました。 また、シリンダーと一緒に銃身も回転する事から、固定銃身に比較すると命中精度が劣ってしまう点も有り、1850年代後半にはそのほとんどがその姿を消す事になりました。 その他、一発発射すると装填された弾が全弾暴発して発射されてしまう「チェーン・ファイア」を引き起こすと言った問題もペッパーボックスの欠点と言われていました。 しかしながら、この問題はペッパーボックスに限らず、当時のパーカッション式回転拳銃全般が抱えていた不具合でした。 また前方に銃身のないペッパーボックスでは、「チェーン・ファイア」が発生した場合にも全弾が飛び出すだけで、銃本体にはダメージを引き起こさないといった利点もありました。 固定銃身の拳銃で「チェーン・ファイア」を起こすと致命的なダメージを銃本体と射手に及ぼしました。
本品は日本製の内部構造を除く金属部分が全て砲金製の珍しいペッパーボックス・ピストルです。 幕末に雷管式銃砲が欧米から輸入されるようになってから、国内でも様々な構造の短銃が作られました。 本品は砲金製でその中で銃身が三本ある連発銃で一発目を発射した後は手で銃身を回転させて次弾を発射する特殊な品です。 日本製の単発銃や双連銃身銃は構造的に単純で比較的現存数が多くありますが、本品のような回転式は複雑で当時の銃工でもこの構造を理解できる者は少なかったと思われます。
【本個体の説明】
鋳造砲金製の本体は程良い時代色が出ており、品質も丁寧な手作りであることが判ります。 時代的にはメカニズムの技術やネジなどの小部品の出来の良さから、かなり熟練した洋式銃製造の経験が豊かな銃工によって幕末期に作られた品でしょう。 ダブルアクションのみの構造で、作動は完全です。 因みに砲金と真鍮は混同されますが、真鍮は銅と亜鉛の合金で黄銅の別称で、砲金は銅と錫の合金です。 銃本体の材料としては真鍮より、砲金の方がよく使われます。
【その他の情報】
平成2年6月21日に東京都教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 銃口から薬室まで通っている事を確認済みです。
古式銃は約150年以上前の古い骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 無可動実銃とは違い作動する機械ものですので、作動や仕上げの確認をご自身でされることをお勧めします。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像(Detail-Photos)を十分ご確認頂き、またお電話で作動状態の説明を聞かれた上でご注文下さい。 詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms(ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像はこちら
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