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Gew.71/84 歩兵銃 (#6512)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【511】
英  名
 Gew.71/84 Infantry Rifle
種  類
 ボルト・アクション、ガゼット Vol. 16、東京店在庫品
国  名
 帝政ドイツ
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,295mm
口  径
 11mm×60R
装 弾 数
 8発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【Gew.71/84 歩兵銃について】
Gew.71/84歩兵銃のベースとなったモーゼル Gew.71 歩兵銃は、ドイツ軍初の金属製薬莢を使用するボルト・アクション・ライフルで、口径11mmの黒色火薬のカートリッジを使用しました。 Gew.71歩兵銃の開発は、パウル・モーゼルとヴィルヘルム・モーゼルのモーゼル兄弟によって行われ、1871年にプロイセン陸軍制式となりました。 1871年にプロイセン王国が普仏戦争に勝利すると同時にドイツ帝国統一が成し遂げられた事から、モーゼルGew.71歩兵銃はバイエルン王国を除く全ドイツ諸国の制式小銃となりました。 尚、ドイツ統一後もバイエルン王国は独自のM1869 ウェルダー歩兵銃を装備しており、1877年になって初めてGew.71歩兵銃を制式としました。 Gew.71歩兵銃は、単発式であったものの、ボルトを90度回転させて閉鎖する構造は、近代ボルト・アクション・ライフルの基礎となりました。 ボルトはレシーバー右側面のボルト・ガイドの切り欠きとボルト・ハンドル基部によって閉鎖される構造となっています。 また、レバーを左右に回転させて切り替える所謂モーゼル・アクションのセーフティ・レバーは、モーゼルGew.71小銃の開発時に初めて取り入れられました。
その後、世界各国の制式小銃の連発化に伴い、1884年にオーストリアの銃器設計者アルフレート・フォン・クロパチェク (Alfred von Kropatschek) によって設計されたチューブ・マガジンを取り入れて、8連発としたのがモーゼル Gew.71/84歩兵銃です。 Gew.71/84はGew.71の機関部を使用し、ボルト・ガイド・リブが唯一のロッキングとなっている構造も同じで、ボルト・ワッシャーとそのネジを取ることによってボルトが三分割になる構造も同じでした。 機関部の構造で連発機能以外の大きな違いとして、Gew.71/84ではGew.71には装備されていなかったエジェクターが追加されました。 クロパチェク型チューブ・マガジンには、ボルトを開いて機関部上部からマガジン・キャリアを押し下げながら一発ずつ装填しました。 尚、Gew.71/84ではトリガー・ガードが鉄製へと変更された他、リア・スリング・スイベルがバット・プレート下部へと移された個体も見られます。 Gew.71/84は、1886年から1889年の僅か3年間の間にAmberg、Danzig、Erfurt、Spandauの各王立造兵廠の他、民間のWaffenfabik Mauser社で約90万挺が生産されました。
世界初の無煙火薬使用の連発式小銃であるフランス軍のMle1886/93の登場により、1884年から4年後の1888年には小口径の7,9mm M/88弾を使用する新型のGew.88 歩兵銃が採用され、Gew.71/84はその主力小銃の座を譲る事となりました。(MM)(KK)

【本個体の説明】
本品は薬室上部に打たれた刻印からダンツィヒ王立造兵廠 (王冠にDANZIGの文字) で製造された品で、左側面にはシリアルNo.6512及び使用した軍を示す王冠にFWの刻印が見られます。 また反対側の右側面には4つの検査刻印が打たれています。 機関部右後方には1886年の製造年が入っています。 機関部左側面には「I.G.Mod.71/84 (Infanterie-Gewehr 71/84=1884年改良1871年型歩兵銃)」の刻印が入っています。 また、バット・ストック右側面にも2か所スタンプが入っています。 機関部と銃身のシリアルNo.は6512でマッチしています。
本品の金属部は経年による若干の小傷や擦れは見受けられるものの、目立った破損や欠損、朽ち込み等は見受けられず、総じて良好な状態が保たれています。 白磨きのボルト及びボルト・ハンドルについては、僅かな表面錆を除いて目立った朽ち込み痕等は見られず、美しい状態が保たれています。 機関部及び銃身以外のシリアルNo.については、ボルトが898、センター・バンドが44、リア・バンドが36、トリガー・ガードが32、マガジン・カットオフが84、ボルト・エンドが563、マガジン・キャップが68、リア・サイトが91となっています。 フロント・バンドと銃床の間にやや隙間が見られる他、マガジン・キャップ部のスタッキング・ロッドに僅かにぐらつきが見られますが、固定自体はしっかりとしています。 木部についてもやや打ち傷は見られるものの、大きな破損や欠損、割れ等は見受けられず、製造年代を考慮すれば良好なコンディションといえます。 センター・バンドの取り付けに僅かにガタつきが見られますが、現状では簡単に外れてしまう事はありません。 バット・プレート取り付け部周辺の木部に若干の痩せが見受けられますが、殆ど気にならないレベルのものです。 傷み易いバット・プレートについては、やや打ち傷や若干の表面錆の他、全体に表面仕上げが落ちて金属の地肌が表れていますが大きな変形等は見受けられず、銃床への取り付けもガタつきもなくしっかりとしています。 また、バット・プレート固定ネジの頭の潰れ等も見られません。 フロント及びリア・スリング・スイベルは変形等も見られず、動きもスムーズです。 また、マガジン・カットオフの切り替えやリア・サイトの起倒・調整操作については問題なく行う事が可能です。
欧米では古式銃に分類される130年以上昔に製造された品としては充分に良い状態です。 センター・ファイアの金属薬莢を使用する為、日本の古式銃には該当しませんが、欧米では立派な古式銃として扱われます。 国内には弊社が輸入した数挺のみが存在します。 トリガーテンションのある、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。(KK)

【その他の情報】

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