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コルト M1849 ポケット・リボルバー 5インチ・モデル (初期生産型、銃砲刀剣類登録証付古式銃、#98271) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【4907】 |
英 名
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Colt M1849 Pocket Revolver, 5 inch Model |
種 類
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古式銃(登録証付)、登録証付古式銃買取品、ガゼット Vol. 16、大阪店在庫品 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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246mm |
口 径
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.31 口径 |
装 弾
数
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5発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【コルト M1849 ポケット・リボルバー 5インチ・モデル (初期生産型) について】
コルト M1849 ポケット・リボルバーは、サミュエル・コルト社 (Samuel Colt、現在のColt Firearms社) で1850年より1873年まで製造されました。 南北戦争 (1861年-1865年) で主要拳銃として使用されたコルト M1851 ネービー・リボルバーよりも先に生産が始められました。 構造的にはM1851 ネービーと全く同じで一回り以上コンパクトになって、非常に引き締まった形をしています。 M1849 ポケット・リボルバーは全て.31 口径ですが、5連発と6連発のモデルが存在します。 更にオクタゴン銃身の銃身長が3、4、5、6インチの異なるバリエーションもあります。 コルト M1849 ポケット・リボルバーは、M1851 ネービーが軍用として採用されたのに対して民間用として販売されました。 当時コルト社が生産したパーカッション・リボルバーの中で最も商業的に成功した品で、23年の間に約34万挺も製造されました。 コルト社のパーカッション・リボルバーの特徴として、銃身部分とフレーム部分がシリンダーを挟むように、前後に分解出来る構造になっています。 バレル・ウェッジと呼ばれる「楔(くさび)」のような小さな部品を右から左に押し出す事によって、銃身部分とフレーム部分が容易に分離します。 4インチ以上のバレルの下にはローディング・レバーが付いています。(MM)
【本個体の説明】
本品のシリアル No.は98271となっており、1854年に製造された事が分かります。 銃身上部のコルト・アドレス刻印は「ADDRESS SAML COLT (改行) NEW YORK CITY」と二行に亘って入っている初期のM1849に見られる表示となっています。 尚、本個体のアドレス刻印はNEWとYORKの間にハイフンが入っていないタイプとなっています。 これは刻印のアドレスがNew YorkからHartfordに切り替わるまでに製造されたシリアルNo.71000以降のM1849に見られる表記方法で、New Yorkアドレスが二行となっている初期生産品のM1849の中では比較的後期のタイプとなっています。 ハンマーはシリアルNo.11600以降の製品に見られる、基部にローラーが追加されたタイプとなっている他、トリガー・ガードはシリアルNo.152606までの製品に見られるやや小型の真鍮製となっています。 また、本品の銃身基部右側面のバレル・ラグ・カットアウトと呼ばれる切り欠きの形状は、シリアルNo.58145から174443までの品に見られる、前後にやや短い切り欠きの周囲を斜めに面取りした形状となっています。 本品のラマーとローディング・レバーを固定するネジは、シリアルNo.153000以前の製品に見られるネジの頭が側面に飛び出した初期のタイプとなっています。 また、銃身先端下部に設けられたローディング・レバー・キャッチについても初期のタイプが取り付けられており、後期のものに比べてやや小型の形状となっています。 この他、シリンダー後部のラチェット形状についても初期のタイプとなっています。
シリンダーにはやや朽ち込み痕により見え難くなっているものの、駅馬車 (Stagecoach) と駅馬車強盗が戦っているシーンのエングレービングが比較的はっきりと確認出来ます。 シリンダーには他にもシリアルNo.及び「COLTS PATENT」パテント刻印が打刻されています。 また、フレームの前方左側面にも「COLTS PATENT」の刻印が入っていますが、このパテント刻印は初期のM1849に見られるやや小さな文字サイズの書体となっています。 本品のシリアルNo.は銃身、フレーム、シリンダー、トリガー・ガード、バック・ストラップ・ローディング・レバー、シリンダー軸で全てマッチしています。
本品の銃身やフレーム、シリンダー、ハンマーといった鉄部については、全体に表面仕上げが薄くなり金属の地肌が表れている箇所が見受けられる他、一部に古式銃独特の表面上の黒錆や朽ち込み痕が見受けられますが、大きな破損や欠損等は見受けられず、比較的しっかりとした状態が保たれています。 銃身とフレームのウェッジによる取り付けもガタつきは殆ど見受けられません。 真鍮製のトリガー・ガードやバック・ストラップについては、目立った変形等も見られず、適度な時代感の付いた良好な状態が保たれています。
ウォールナット製のワンピース・グリップについては、若干の打ち傷は見受けられるものの、オリジナルの艶の有るニス仕上げが大部分に残っており、角の部分に極僅かな欠けが見られる以外は目立った破損等は見られず、比較的良好な状態が保たれています。
作動については完全で、ハーフ・コック及びフル・コックも問題なく掛かります。 銃身は銃口から薬室まで抜けており、ライフリングもはっきりと確認できます。
M1849 ポケットは、M1851 ネービーをそのままコンパクトにした形状からも人気の高い製品です。 本品は弊社にこれまで入荷したM1849の中でも最もシリアルNo.が若い品で、シリアルNo.も全てマッチしています。 また、全体に大きな問題も見られず、初期タイプのM1849の仕様で統一された品としては、お値打ちな価格となっております。 (KK)
【その他の情報】
平成29年11月14日に大阪府教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像(Detailed Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。 詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms(ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
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