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価格(税込)
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\396,000 |
商品番号
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【4862】 |
英 名
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US M1 Carbine |
種 類
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自動小銃、東京店在庫品、無可動実銃買取品 2025年 秋 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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905mm |
口 径
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.30in |
装 弾
数
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15/30発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【M1 カービン について】
M1カービンは1941年に警備用及び下士官用の軽量な自衛用火器として米軍に採用された半自動式のカービンです。
1930年代後半に、米陸軍では拳銃や短機関銃の代替となる後方部隊向けの軽量小銃の開発を計画し、複数社が設計案を提出しましたが、最終的にウィンチェスター社の設計案がM1 カービンとして採用されました。 本銃は、ジョナサン・E・ブローニング設計のG30小銃を原型を基に、デイヴィッド・M・ウィリアムズが考案したショート・ストローク・ピストン式のガス圧作動機構を取り入れて設計されました。
使用弾薬はウィンチェスター社が同時期に開発した.30 カービン弾で、小銃用弾薬としては低威力であり、まだまだフル・サイズ・ライフル弾が全盛の時代であった事から、当初は威力不足を指摘されましたが、軽量で士官や警備が使用する場合、当時の拳銃弾と比較すればはるかに射程と威力が有り、射撃時の反動も比較的少なかったため、広く使われる事となりました。 M1カービンには後の時代の自動小銃的へと通じる要素も有る事から、当時としては先進的な銃であったとも言えるでしょう。 M1 カービンとその派生型は、第二次世界大戦中にウィンチェスター社を含む10社で生産が行われた結果、610万挺以上が生産されました。
M1カービンは長期に渡って使用された他、複数の国で使用されたため、時期ごとに細かな違いがある銃でもあります。 自衛隊でも使用されていたため、我が国でも馴染みのある銃で、当然国内でも人気の有る銃です。
1943年以降、着剣装置の追加、フリップ・サイトからアジャスタブル・サイト、プッシュ式から回転式セーフティなど追加改良が加えられました。また生産性の向上を目指し、部品の一部にプレス加工が用いられた製品も作られました。 M1カービンはそのコンパクトなサイズから、シャーマン戦車やハーフトラック等の車両にも多くが装備されました。
【本個体の説明】
本品のレシーバーはQuality Hardware社製で、レシーバー後端にシリアルNo.及び「QUALITY H.M.C.」のメーカー刻印が見られます。 Quality Hardware社によるM1 カービンの生産数は約36万挺と限られており、M1 カービンを最も多く生産したインランド製の約250万挺と比較すると、珍しい個体と言えます。 また、その他の部品に他社の刻印が見られますが、Quality Hardware社は一部部品のみ生産していたため、違和感はありません。 シリアルNo.から1943年頃に製造された個体であると思われます。 銃身先端付近には「I.B.M.CORP.」の刻印も入っています。 薬室上のモデル名刻印は、やや確認しづらいものの「U.S. CARBINE CAL. 30 M1」となっています。 本品のフロント・バンドは着剣ラグのないType Iと呼ばれるタイプが付いています。 その他、ボルトはフラット・タイプで、リア・サイトはフリップ・タイプ、セーフティはプッシュ・タイプ、トリガー・ガードは削り出し製、ハンドガードは2リベットのワイド・グルーブ・タイプ、銃床はローバル・カットのロー・ウッド・タイプとなっています。 銃床の銃把前面にはやや見え難いものの「P」のプルーフ刻印が確認出来ます。
本品は全体に適度な使用感が見受けられ、銃身や機関部といった金属部はやや打ち傷や経年による褪色の他、一部に表面錆痕が見受けられるものの、目立った欠損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 木製銃床やアッパー・ハンドガードについても、やや打ち傷や線傷は見られるものの、大きな破損等は見られず、オリジナルの仕上げも比較的残っています。 アッパー・ハンドガードと木製銃床の色味も概ねマッチしており違和感は感じられません。 アッパー・ハンドガードの取り付けにやや遊びが見られます。 バット・プレートは全体に仕上げが落ちて、やや打ち傷や時代錆、表面錆痕が見られますが、目立った変形等は見られず、銃床への取り付けもがたつきもなくしっかりとしています。 マガジンの着脱については問題なく行う事が可能です。 付属のマジガンは15連タイプで、やや小傷や擦れが見られますが、目立った変形等は見られず、オリジナルのブルー仕上げも比較的良好に残っています。 尚、マガジン・スプリングは入っています。 フリップ式のリア・サイトはやや遊びが見られますが、切り替え自体は可能です。 セーフティの切り替えについても問題なく、安全位置でトリガーがロックされます。
トリガーテンションの有る、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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