株式会社 シカゴレジメンタルス イメージ お電話でのお問い合せは東京:03-3802-8707 /大阪:06-6306-3785
SPECIALIZING IN MILITARY                    ANTIQUE

                           
ホーム
商品検索
商品検索ヘルプ
アクセサリー
参考書籍
店舗紹介
スタッフ紹介
ニュース
フリーニュースレター
ご注文について
お問い合せ
よくあるご質問
弊社掲載記事、広告
個人情報保護方針
会社概要
ギャラリー
採用情報
リンク
サイトマップ
カタログ
ガゼットしおり
ブログでの紹介品
ブログでの紹介品
初めての方はこちら

「売約済」「商談中」
「SOLDOUT」
等の表記について、詳しくは こちらをご覧下さい。

「デッド・ストック」
「未使用新品」
等の記載についての説明は、こちらをご覧下さい。


和製管打式ゲベール銃 (銃砲刀剣類登録証付古式銃)  
一覧へ戻る
関連商品情報
現在この商品に関連するアクセサリーはございません。
現在この商品に関連する書籍・ビデオはございません。
予約はこちら
  ▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。
  Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved.
価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【4777】
英  名
 Japanese made Geweer Percussion Rifle
種  類
 古式銃(登録証付)、登録証付古式銃買取品
国  名
 日本
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,230mm
口  径
 18mm
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【和製管打式ゲベール銃 について】
和製ゲベール小銃とは、幕末に日本で倣作された前装滑腔銃のことです。 古いものでは火打ち式(フリント・ロック=燧石式)の撃発装置が付いた品もありましたが、日本で倣作された品の多くは本品と同じ管打ち式(パーカッション・ロック)です。 ゲベールとはオランダ語で小銃を意味し、幕末では洋式前装式小銃の固有名詞になっていました。 フランス軍が1670年に採用したフリント・ロック式小銃を改良した小銃を1777年にオランダ軍も採用し、そのタイプの銃を天保二年(1832年)に長崎の高島秋帆が輸入したのが始まりです。 そのタイプと言うのは当時ヨーロッパ諸国は概ね同じようなタイプの小銃を制式化しており、「Model ○○○○を輸入した」とモデル名までは断定できません。 当時欧米諸国で唯一日本と貿易ができたオランダが輸出したので、その際の言葉(オランダ語)のゲベール(小銃)が一 般化しました。 よって当時輸入されたゲベール銃は必ずしもオランダ製小銃であったとは言えません。

NHK大河ドラマ「八重の桜(一巻)」で幼少の八重が兄の使うフリント・ロック式小銃を見て何かと聞いたときに、兄が「ゲベール(銃)だ」と答えたように使われていました。 あくまでもドラマの中でのやり取りですが洋式小銃=ゲベール銃というのが一般的だったのではないでしょうか。

弘化年間(1844ー47年)に雷管式が日本に伝わると従来のフリント・ロックはパーカッションに改造されました。 また日本で倣作された品の殆どがこのパーカッション式です。 本銃のその内の一丁です。 同じパーカッション式でも、ライフリングのない前装滑腔銃をゲベールと呼び、ライフリングのある前装施条銃は使用弾薬によって当時はミニエー銃、またはエンピール銃(=エンフィールド銃)、鳥羽銃(鳥羽=タワー、タワー刻印が入ったエンフィールド銃)と呼ばれました。 これらの銃は文久年間(1861ー64年)頃に輸入されましたが、形状が良く似ていたので日本では混同されており、はっきりとエンフィールドとミニエーの違いを区別するようになったのは慶応三年(1867年)頃と言われています。

日本製のゲベール銃は日本各地の(火縄銃を作っていた)銃工によって作られたので一丁一丁一丁に小差があります。 しかしながら原型となったのが1840年頃に作られたオランダ製コロニアル マスケットではないかと言われています。

【本個体の説明】
本品の銃床のハンド・ガード部分はハーフ・ストックと呼ばれる銃身長の半分の長さです。 本品は作りから明らかに日本国内で製造された品と思われ、金属部等にも製造者を示す刻印等は見られません。
本品は銃身や薬室、サイド・プレート等の金属部分に全体に表面錆が見受けられ、薬室付近など一部に朽ち込みが見受けられるものの、目立った破損等は見受けられずしっかりとした状態が保たれています。 ハンマー(撃鉄)はフルコック、ハーフコック共に完全に作動します。 木製銃床については、全体に使用感が見受けられ、細かな打ち傷や擦れが見られますが、大きな破損は見られず、現状では強度的にしっかりとした状態が保たれています。 銃把部分には薄くはなってしまっているものの、チェッカーリングが施されています。 銃床右側面のサイド・プレート下部からトリガー・ガードにかけて長さ2,5cmのヒビが見受けられる他、右側面の薬室付近からネジにかけて4cmほどのヒビが見受けられますが、強度的には問題のないレベルです。 また、機関部後方上部の銃床にも2,5cmほどのヘアライン・クラックが見られます。 バット・ストックの下部に欠けを補修したと思われる補修痕が見られ、この部分のみチェッカーリングが完全に消えています。 ハンドガードの前端には茶色の塗料のようなが塗られているのが確認出来ます。 バット・プレート表面には全体に僅かに朽ち込みが見受けられるものの、大きな破損や変形は見受けられず、しっかりとした状態が保たれています。 銃床の木部がやや痩せており、バット・プレートと銃床の取り付け部分に若干の段差が見られます。 銃身内部は表面錆によりやや荒れが見られますが、 銃口から薬室まで完全に通っています。
オリジナルのさく杖が付属致します。 東京店在庫品。

【その他の情報】
平成26年1月17日新潟県教育委員会発行の銃砲刀剣類登録証が付いている可動する実物の古式銃で、お値打ち価格に設定しています。無可動実銃ではありません。

古式銃には文章では表現の難しい傷がある場合があります。 160年ほど前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像(Detailed Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。

詳細画像(Detailed Photos)はこちら
一覧へ戻る   このページのトップへ
E-mail:chicago@regimentals.jp
Copyright (c) Chicago Regimentals Co.,Ltd.All Right Reserved.