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ブローニング .50口径 M2 重機関銃 (#1342873) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【4762】 |
英 名
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Browning Caliber .50 US M2 Heavy Barrel Machinegun |
種 類
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重機関銃、無可動実銃新入荷品 2016年7月 、ガゼット Vol. 15、東京店在庫品 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,635mm |
口 径
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.50in. |
装 弾
数
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ベルト給弾 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【ブローニング .50口径 M2 重機関銃について】
M2ブローニング重機関銃は、ジョン・M・ブローニング (John Moses Browning) が開発し、1933年にアメリカ軍制式となった.50口径 (12,7mm) の多目的大口径機関銃です。
構造的には同じくブローニングが設計した.30口径 M1919機関銃のスケール・アップ版で、当初は水冷式機関銃として開発されましたが、軽量化の為にウォーター・ジャケットを廃止し、肉厚の空冷式銃身に置き換えたタイプがM2 HB Flexibleと呼ばれます。 M2重機関銃は信頼性が高く、長大な射程と高い精度、強力なストッピング・パワーを持ち、第二次世界大戦大戦時には米国だけで各バリエーションを合わせて1,870,461挺が製造されました。 また、戦中戦後を含めてバリエーションも非常に多く、地上用、車載用、航空機用、対空用、艦艇用など幅広い用途で使用されました。 第二次世界大戦中にはColt’s Patent FA Co、High Standard Mfg、AC Spark Plugの3メーカーが地上用のM2 HB Flexibleを合計335,188挺生産しました。 また、これら3メーカーとSavage Arms Corp、Kelsey-Hayes、Buffalo Arms Corp、Brown-Lipe-Chapin、Frigidaire Divisionを合わせた計8メーカーにおいて、航空機搭載用モデルの.50 Browning AN/M2が合計1,455,903挺製造されました。 その他、少数ながらColt’s Patent FA Co、High Standard Mfg、Frigidaire Divisionが合計79,370挺の水冷モデルを製造しました。 尚、第二次大戦中に製造された1万挺のM2重機関銃がスプリングフィールド造兵廠にて航空機搭載用モデルであるAN/M3に改修されました。 その後、航空機用の武装として20mm機関砲等が一般的になると、航空機用途から外された.50 Browning AN/M2及びM3は地上用として地上用のM2 HB Flexibleと同仕様に改修されて使用された経緯があります。
ブローニング .50口径 M2 重機関銃は、現在でも世界各国で使用が続けられており、我が国の自衛隊でも12,7mm重機関銃 M2の名称で採用されています。 (KK Updated)
【本個体の説明】
本品のレシーバー右側面には、モデル名を示す「BROWNING MACHINE GUN CAL.50 M2」の刻印の他、製造メーカーである「KELSEY-HAYES WHEEL CO. PLYMOUTH, MICHIGAN」の刻印及びパテント刻印が二行に亘り打刻されています。 Kelsey-Hayes社は第二次世界大戦中に航空機銃仕様の.50口径 AN/M2のみを108,640挺製造しました。 その為、本品は戦後.50口径 AN/M2航空機銃から陸上用の.50口径 M2 HB Flexible仕様に改修された品と考えられます。 レシーバー右側面のシリアルNo.付近には、Red River Arsenalで再整備された事を示す「RRA」の刻印が見られる他、米国武器省(Ordnance Department)の検査刻印である「クロス・キャノン」の刻印も見られます。 同じレシーバー右側面に見られる「ABQ」の刻印は、1942年から1946年にかけてデトロイト兵站管区を指揮していたAlfred Bixby Quinton准将のイニシャルを示す検査官刻印であると考えられます。
レシーバー本体やバレル・ジャケット、フィード・カバーはパーカー仕上げとなっており、レシーバーのトップ・プレート及びボトム・プレートはやや赤みがかったブルー仕上げとなっております。 フィード・カバーは開閉が可能となっている他、リア・サイトの動きもしっかりしています。 一部の部品は戦後再整備などに伴い取り換えられていると考えられますが、各部に目立ったガタつきなども見られません。 コッキング・ハンドルやスペード・グリップは黒色樹脂製の物が取り付けられています。 本品は全体に比較的使用感の少ない品で、金属部は表面に若干の擦れ等は見受けられるものの、目立った打ち傷等は見られず、全体にオリジナルの表面仕上げが比較的残った良好な状態が保たれています。 銃身部は全体に仕上げが落ちて銀色の地肌が見えています。 尚、レシーバー後方上部のマウント・ベースの着脱ノブは付属していません。
付属の三脚は大戦中の1944年製で、モデル名及び製造メーカーを示す「GENERAL STEEL TUBE CO.」の名前が刻印された銘板が取り付けられています。 三脚は全体にやや使用感が見受けられ、打ち傷や擦れが散見されますが、各部のロックや調整機構はしっかりとしています。 また、T&Eギアも付属致します。
トリガーテンションの無い、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。(KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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