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パイオニア アームズ バーハンマー ペッパーボックス (銃砲刀剣類登録証付古式銃、#無) |
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価格(税込)
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\880,000 |
商品番号
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【4758】 |
英 名
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Pioneer Arms Bar Hammer Pepparbox |
種 類
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古式銃(登録証付)、登録証付古式銃買取品、ガゼット Vol. 14、東京店在庫品 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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210mm |
口 径
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7mm |
装 弾
数
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6発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【パイオニア アームズ バーハンマー ペッパーボックスについて】
パイオニア アームズ バーハンマー ペッパーボックスはアメリカのPioneer Arms社が1837年のEthan Allen のBar Hammerパテントが切れた1860年代初頭頃に製造したと思われるダブル・アクションのペッパーボックス ピストルです。
ペッパーボックス ピストル(Pepper box pistol)とは、シリンダー(回転式弾倉)とバレル(銃身)が一体化(銃身と薬室が一体化)になった黎明期のリボルバー拳銃です。 形状が「コショウ挽き」に似ていることから単にペッパーボックスと呼ばれています。
狭義には1837年にイーサン・アレンがパテントを取った管打ダブル・アクション・オンリーの回転拳銃を指しますが、広義には銃身を3本以上束ねて、それを回転させることによって連射を可能とする銃器(カービンやライフル等の長物も含む)を指します。 形状が「コショウ挽き」に似ている事からペッパーボックスの名称が付いた、西部開拓時代初期の米国で大流行した拳銃の一種です。 一般的には、薬室と一体化した銃身を複数本束ねたものを回転させる事で、装填動作を省略し連射を可能とした銃器の事を指しますが、特にサミュエル・コルトが特許を持っていた、引き金を引くだけで回転連射が可能な「ダブル・アクション機構」を持つ護身用の小型拳銃を指していました。 米国では1830年代後半から1850年代に普及しました。
このペッパーボックスは、複数の独立した銃身を束ねるのではなく、レンコンのような穴を銃身とする一つの塊を鋳造したので頑丈で大量生産が可能でした。
シリンダーとバレルが一体鋳造型である為、口径を大型化すると重心が前方に偏る欠点がありました。 また、シリンダーと一緒に銃身も回転する事から、固定銃身に比較すると命中精度が劣ってしまう点も有り、1850年代後半にはそのほとんどがその姿を消す事になりました。 その他、一発発射すると装填された弾が全弾暴発して発射されてしまう「チェーン・ファイア」を引き起こすと言った問題もペッパーボックスの欠点と言われていました。 しかしながら、この問題はペッパーボックスに限らず、当時のパーカッション式回転拳銃全般が抱えていた不具合でした。 また前方に銃身のないペッパーボックスでは、「チェーン・ファイア」が発生した場合にも全弾が飛び出すだけで、銃本体にはダメージを引き起こさないといった利点もありました。 固定銃身の拳銃で「チェーン・ファイア」を起こすと致命的なダメージを銃本体と射手に及ぼしました。
本品はバーハンマーと呼ばれる、本体中央に位置した独特のハンマーがダブル・アクションによって雷管を叩く管打ち式(Percussion)構造になっています。 回転式銃身の下には、銃を腰に挿して携帯する際にベルトに固定する為のベルト・フックが装備された珍しい構造となっています。 銃身の側面に一ヶ所に英語で「BELGIUM STEEL PIONEER ARMS(1行)」と入っています。 銃身は3in.(約7,6cm.)の6連発31口径スムース・ボアです。
【本個体の説明】
本品はEthan Allen のパテントの関係から1862年頃以降に製造された品と思われます。
本品の銃身とフレームの仕上げは殆ど落ちて表面的な時代錆が出ています。 オリジナルのステイン仕上げの木製(ウォルナット製)のグリップにはチェッカリングが入っていますが、経年使用の為に一部が薄くなっています。 銃身側面に元々は「BELGIUM STEEL PIONEER ARMS(1行)」と入っていたと考えられますが、一部は判読出来なくなっています。
銃身に刻印された「Pioneer Arms」の商標については、米国の回転式拳銃にしばしば見られる刻印ですが、正確な製造者は不明となっています。 尚、米国では19世紀末頃から主に散弾銃を製造していたH. & D. Folsom社が、同様の「Pioneer Arms Company」という商標を使用した製品を販売していましたが、本品は製造時期からH. & D. Folsom社の製品とは異なるものと考えられます。
本品に「BELGIUM STEEL」と刻印されているのは当時ベルギ−産の鉄鉱石の品質が良かったので、ベルギー・スティールを使った品には「BELGIUM STEEL」と刻印された品があります。 ベルギー製の意味ではありません。 トリガーを引くとダブル・アクションでハンマーを起き雷管(ニップル)を叩く、完全に作動する状態です。 ペッパーボックスの代表的な形状をしていますが、一般に知られていないメーカーですので、お値打ち価格に設定します。 (MM)
【その他の情報】
昭和49年3月19日に東京都教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。登録証には「BELGIUM STELL TUEER ARMS」と誤ったスペルで記載されていますが、現物の刻印が薄くそのように見える(読める)ので問題ありません。
古式銃は約150年以上前の古い骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 無可動実銃とは違い作動する機械ものですので、作動や仕上げの確認をご自身でされることをお勧めします。 通信販売でご購入される際は、下記に追加される詳細画像(Detail-Photos)を十分ご確認頂き、またお電話で作動状態の説明を聞かれた上でご注文下さい。
詳細画像はこちら |
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