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ウィンチェスター M66 イエローボーイ ライフル (Uberti社製復刻品、#47340)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【4631】
英  名
 Winchester Model 1866 Rifle, Uberti Reproduction
種  類
 古式銃(復刻品)、レバー・アクション、無可動実銃買取品 2016年 春
国  名
 イタリア / アメリカ合衆国
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,100mm
口  径
 .44-40in.
装 弾 数
 13発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【ウィンチェスター M1866 イエローボーイ ライフル について】
ウィンチェスター M1866 は西部開拓時代のアメリカにおける最も有名なライフルです。 1866年から98年まで1st〜4thの4つのモデルが生産され、4th Modelだけがセンター・ファイアです。
ウィンチェスター社はオリバー・ウィンチェスターにより創業された元繊維会社で、1857年に独自のレバー・アクション構造のパテントを持っていたボルカニック リピーティング・アームズ社の武器製造工場を買収したのが銃器産業に参入する切っ掛けとなりました。 当初はニューヘイヴン・アームズ社としてヘンリー ライフルとして知られるボルカニックの進化型であるレバー・アクションライフルの製造権を取得すると、オリバーの息子であるウィリアムにより全米で販売を開始しました。 そして1866年にウィンチェスター社として改名後、工場長であったネルソン・キングのパテントによりヘンリー ライフルの欠点であったマガジンを改良し、フレーム右側面のローディング・ゲートから装填出来るようにしました。 更にハンド・ガードを付けて連像発射による銃身の過熱から手を守る工夫などの改良を施した「M1866」を発売しました。 この銃はフレーム全体が真鍮製であることから「イエローボーイ」と一般的に呼ばれています。
レバー・アクションとは銃の機関部下方に付いた用心鉄兼用のレバーを下に引き、それをまた戻すことで薬室から空薬莢を排除すると同時に次弾を装填するという仕組みを持った銃を広義では指します。 しかし通常は銃身の下に平行して付けられたチューブ・マガジン(管状弾倉)を備えたボルカニック、ヘンリー、ウィンチェスターの製品を、特にウィンチェスター社の商品の固有名詞的なるほどです。
幕末に日本にも少数が輸入されました。 日本語では「直動鎖閂式(ささんしき)銃」と呼び、同じレバー・アクション式の「底碪式(ていがんしき)銃」と混同されやすいのですが、遊底(ボルト)が(回転することなく)前後するので「直動鎖閂式」になり、ブリーチが上下する「底碪式」とは構造的には全く異なるものです。

【本個体の説明】
本品は新品の復刻品を無可動にした品ですが、一度英国の無可動銃となり、そして日本の無可動加工がほどこされていますので、加工の際の傷、銃身を万力で挟んだ際にできる傷などが銃身のリア・サイト前部にあります。
  オクタゴン銃身の上部にはA. UBERTI & C. GARDONE. V.T. ITALYの刻印が入っています。 またオクタゴン銃身の両側面にはCAL.44-40(右)、英国の無可動刻印とイタリアのものと思われるプルーフ・マーク(左)が入っています。 真鍮製のレシーバー後部上方のトング部分にMOD.66 SPORTING RIFLEの刻印が入っています。
金属部は復刻品ならではで、鉄部のブルーは美しく、真鍮部も大変綺麗で、状態の良さは申し分ありません。
木製ハンドガードとバット・ストックは極僅か使込まれたような少し薄い仕上げになっています。 極小の打ち傷が数カ所ありますが、全く気になるレベルではありません。
全体に美しい品ですが、唯一の難点としてバットプレート付近のストック上部に補修箇所がみられます。 これは木部の表面がヒビ割れて複数に剥がれたものを貼り付けて補修したもので、全て貼り付けられており、補修跡の見た目は目立ち難く、画像でもわかりにくいレベルですが、触れると補修の凸凹がわかるという感じです。 また真鍮のバットプレートの上部の角がわずかに潰れています。 これら補修跡等のため、お値打ちな価格となっております。
レバーだけは作動しますが、どこにも連動していません。 トリガー・テンションがある、ボルトが完全に閉鎖した旧加工品です。 東京店在庫品(SI)(TY)

【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合があります。通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。

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