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火縄銃 井上外記流中筒 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、植松紋三郎信立) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【4622】 |
英 名
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Japanese Matchlock Rifle, Inoue Geki Style |
種 類
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古式銃(登録証付)、登録証付古式銃買取品、ガゼット Vol. 14 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,138mm |
口 径
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18mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【火縄銃 井上外記流中筒について】
本品は井上外記流の中筒です。井上流は大阪役で稲富流、田付流と共に戦果を上げた名門鉄砲流派です。 始祖の井上外記は種々の連発銃を開発したり、外記カラクリを発明したことで知られています。 井上外記の名前から井上流とも外記流(げきりゅう)とも呼ばれます。 井上流の火縄銃は江戸前期から末期に至るまで、ほぼ全国的に生産されました。 井上流は幕府の御秘事鉄砲として幕末まで極秘にされていましたが、銃床の形状が独特であったため後世でもよく知られるものとなっています。
【本個体の説明】
本品は井上外記流火縄銃中筒の掟通りに作られた典型作です。 全長が1,138mmと中筒としては比較的長寸です。 口径が18mmの肉厚がある10匁筒で全重量5,6kgのずっしりとした作りです。 銃身は丸一角(丸銃身の上部だけが平ら)に、やや振りの寸が詰まった丸柑子で井上外記流の特徴が表れています。 790mmの丸一角銃身は筋を鋤いて優美です。 目当ては照門、照星ともに筋割。 銃身元上部には丸に四つ目菱紋の銀象嵌が入っています。 本品は在銘品で「植松紋三郎信立」と銘が切ってあります。 資料によると「植松紋三郎信立」は「羽州秋田民」の在銘品が確認されています。その事から羽州(出羽国=現在の秋田県と山形県)の銃工である事が判明しています。(全国鉄砲鍛冶銘鑑 P.40) カラクリは外記式で床尻まで大きく伸びて機械的で見栄えします。 井上外記流の最も大きな特徴である台木(銃床)は芝引きの部分が美しい大きな曲線をもつステッキ形です。引き金は輪引き金です。 鉄部、木部ともに保存状態が良好で井上外記流の現存品としては珍しい大振りの貴重な一丁となります。 銃床木部には暗目の漆が掛けられています。 また木部右側面上部に美しい継木による職人修理がされています。 銃床尻と銃身後部に当たる木部にヒビが入っていますが、希少品であることから十分許容範囲の傷と言えます。 銃身の火穴、銃口部、尾栓部にも朽ち込みがない良い状態の品です。 かるか(さく杖)は付属していません。 引き金を引けば火挟みが確実に落ち作動の問題はありません。 銃身及び銃床の目釘穴の位置一箇所は一致しています。 銃口から火穴まで貫通しています。 尾栓も外せますので実用銃として射撃、祭事で使用できるのではないでしょうか。 東京店在庫品。
【その他の情報】
平成22年10月19日に東京都教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンク予定の詳細画像(Detailed Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。 詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms(ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
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