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イサカ-SKB M700 上下二連 ショットガン (#CM701483) |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
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\550,000 |
商品番号
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【4455】 |
英 名
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Ithaca-SKB M700 Over-Under Shotgun |
種 類
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散弾銃、東京店在庫品、無可動実銃買取品 2025年 春 |
国 名
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アメリカ合衆国 / 日本 |
時 代
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第二次大戦後(1945〜) |
全 長
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1,100mm |
口 径
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12GA |
装 弾
数
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2発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【イサカ-SKB M700 上下二連 ショットガン について】
イサカ-SKB M700はSKB工業によりOEM生産されたクレー射撃用上下二連ショットガンであるイサカ-SKB M600のハイ・グレード・バージョンです。
上下二連ショットガンとは、2本の銃身を上下に平行に配置した構造の散弾銃で、英語の「Over and Under」からO/Uとも表記されます。 銃身は後部でヒンジにより機関部に固定されており、ブレイク・アクションにより薬室を開いて装填を行います。 2本の銃身を備えた散弾銃 (ダブル・バレルド・ショットガン) は、排莢及び装填にボルトなど前後動を行う部品を必要としないため、ポンプ・アクションやレバー・アクション、ボルト・アクション、自動式といった散弾銃に比べて機関部をコンパクトな構造とすることが可能です。
2本の銃身を備えた散弾銃は、前装式の時代にはほぼすべてが水平二連デザインであり、その後薬莢式の弾薬が登場した後も、前時代の構造を受け継いだ露出式のハンマーを持つ水冷二連ショットガンの製造がしばらく続けられました。 水平二連ショットガンは上下二連ショットガンに比べて一般的に高価で、適切な照準操作を行うためには上下二連に比べてより多くの練習を行う必要が有りました。 また、水平二連ショットガンでは発射時の反動が中心軸から僅かにずれて射手に伝わるため、上下二連ショットガンに比べて射手への負担がやや大きい傾向にありました。 その後、ハンマーが露出式ではない構造が一般的となると、銃身を上下に配置した上下二連ショットガンが登場しました。 現在では大半のスポーツ用二連ショットガンが上下二連タイプとなっています。
イサカ・ガン・カンパニー (Ithaca Gun Company) は、1883年に米国ニューヨーク州で創業した銃器メーカーで、ショットガンの生産では大きなシェアを持っていました。 また、日本のエスケービー工業株式会社 (SKB工業) の米国販売代理店でもありました。 1966年にイサカ社はSKB工業と業務提携を行い、SKB工業はイサカ社の散弾銃のOEM及びライセンス生産を行い北米に輸出を行いました。 このイサカ社とSKB工業の提携関係は、1977年にイサカ社が連邦破産法11条を申請して経営破綻するまで続きました。
イサカ-SKB M700は、ベースとなったM600と同様にダブル・ロッキング・システムを備え、シルバー・プレートの機関部とより上質なストックが用いられています。 エングレービングが多く施された華美な外観から、日本での愛用者も多いショットガンです。 (KK Updated)
【本個体の説明】
本品の銃身基部左側面には「MODEL 700」のモデル名刻印や「-12GA-2 1/4 CHAMBER-PROOF TESTED」のゲージ刻印の他、「ITHACA GUN CO.,INC.,ITHACA,N.Y.MADE IN JAPAN」のメーカー刻印が入っています。 また、銃身基部右側面にはSKBで製造された事を示す「CUSTOM CRAFTED FOR ITHACA BY SKB」の刻印が入っています。 銀白色のサテン仕上げの機関部下面にはシリアルNo.CM701483が入っており、フォア・エンド内部にもマッチしたシリアルNo.が入っています。
本品の金属部はやや小傷や擦れ、若干の表面錆痕こそ散見されますが、銃身のブルー仕上げは比較的良好に残っています。 機関部についても錆などは最小限で、エングレービングが鮮やかに残っています。
木部は、金属部に比較するとやや小傷が目立つ印象です。 バット・ストックに表面仕上げの剥落が散見される他、グリップ及びフォア・エンドのチェッカリングが所々で薄くなっている点が見受けられますが、まだまだ充分なほどに木部の艶は残っており、全体的なコンディションでは申し分ありません。 バット・プレート取り付け部周辺の木部に一部若干の欠けが見られるものの、あまり気にならないレベルのものです。 また、バット・ストック両面にヘアライン・クラックが見られますが、現状強度的にはしっかりとした状態が保たれています。 ゴム製のバット・プレートもやや表面に経年による細かなひびが見られますが、まだまだ充分な弾力を残しています。
ブレイク・オープン機構についてもスムーズに動作し、ガタつきは全く見られません。 銃身は無可動加工のインサートにより非常に重くなっています。 また、銃口付近には無可動加工に伴う表面の荒れが一部見られます。
トリガーテンションの有る旧加工品です。 上下二連ショットガンの旧加工品は、輸入数が少なく希少となっています。 (YS)(KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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