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シャム モーゼル 46/66式 小銃 (#857) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【4447】 |
英 名
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Siamese Mauser Type 46/66 Rifle |
種 類
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ボルト・アクション、一品物、動画有り、無可動実銃買取品 2016年 冬 、東京店在庫品 |
国 名
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タイ / 日本 |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,248mm |
口 径
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8mm×52R |
装 弾
数
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5発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【シャム モーゼル 46/66式小銃について】
1903 年から生産された46式小銃は1920年後半になると丸弾頭の8x50R弾を使用するため旧式となりました。 タイ仏暦の2466年に新しく8 x 52R尖頭弾(Type 66 8 x 52R弾)が制式となりましたがケース長(薬莢長)が約2mm長いため、弾薬の互換性がなくなりました。 2466年(タイ仏暦)に8 x 52R尖頭弾を使用出来るようにリチャンバーされた46式を46/66式として採用しました。
使用弾が新しくなったにしたがってタンジェント型リアサイトの射程を定める角度も変わりました。 弾薬はほぼ同じサイズ(ケースが約2mm長いだけ)ですので、装弾口の大きさの違いは見られず、このリアサイトの違い(46式のガードが高く、46/66式のガードは低くなっています)で見分けがつきます。 また更に46/66式のレシーバー後部の上下タング部分は46式より長くなるように延長部品が付けられて、より強力な新型弾に耐えられるようになっています。 上側(約6.5cm)と下側(約5cm)の延長部品が旧軍の三十年式や三十五年式小銃の様(旧軍は下側だけが延長別部品)に追加改良されています。
1923年(仏暦2466年)に新しく8x52R尖頭弾を使用する三八式小銃型の66式小銃も採用されましたが約40万丁も生産された46式小銃があったため46/66式小銃の方が多く軍に残り、同じ年から二種類の新型小銃が混在して使用されました。
【本個体の説明】
本個体は機関部側面の旧軍小銃と同じような場所に東京造兵廠(小石川工場)の四つ丸刻印と不明刻印「二重丸にに一文字(タイ語?)」が入っています。 薬室側面にはシリアルナンバー No.の857が打たれています。 薬室上部にはタイ紋章(若干薄くなっています)とタイ語の刻印が打たれています。 またレシーバー後部上方にもタイ語で刻印が入っています。
金属部は若干の擦れ剥げが見られるものの、銃身や機関部には綺麗なブルーイングが残っています。 白磨き仕上げのバット・プレートには黒錆が出ています。 弾倉底部は他の部分に比べると変色が見られ表面錆が散見されますが、大きな朽ち込みも無く製造年代を考えれば充分綺麗な状態であると言えます。 遊底覆やタンジェント・サイトの操作、銃床部のコンパートメントの開閉は非常にスムーズに行えます。 強いて言うならば、リアサイト・リーフに若干のガタがありますが、各ポジションで止まり、大きな難点ではありません。木部は各所に小さな打ち傷が見られるものの、大きなひび割れや欠損は見られません。 製造から一世紀以上経っているにもかかわらず、木部の痩せがまったくと言っていいほど見られず、非常にしっかりとした印象を受ける良好な状態です。 木部全体がやや明る目の色味で揃っています。 木質は違いますが明るめの旧軍小銃に近い色合いです。 本品のストックは日本製と思われる刻印が一切なく木質が違うのでタイ製の可能性はあります。
総合的に見て状態が良く、希少性がある品ですので、シャム王国(タイ王国)の兵器や20世紀初頭のボルト・アクション、日本製の銃器にご興味がある方に是非お勧めしたい一挺です。 さく杖は付属していません。 トリガー・テンションのある、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 (NA)(MM)
シャム王国の日本製小銃に関する弊社ブログ記事 (Part1 Part2 Part3)
動画はこちら
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合があります。 通信販売でご購入される際は、後日リンクされる詳細画像(Detail Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
詳細画像はこちら
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