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スプリングフィールド M1865 トラップドア カービン (銃砲刀剣類登録証付古式銃、改修型) |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【4446】 |
英 名
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US Springfield M1865 Trapdoor Modified Carbine |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、ガゼット Vol. 16、東京店在庫品 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,040mm |
口 径
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12mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【スプリングフィールドM1865トラップドア カービン(改修型)について】
スプリングフィールドM1865トラップドア ライフルは試験的にボーズマン・トレイルの戦いで使用したアメリカ軍初の後装式の単発ライフルです。 ブリーチ・ブロック(閉鎖器)を手動で開き弾薬の装填/排莢を行うので、その形態から跳ね上げ扉(TRAPDOOR)と呼ばれました。 銅製のリム・ファイア(縁打式)薬莢を使用していましたが膨張の度合いが大きく薬室に張り付き排莢が出来ない等の事故がありました。 一説ではカスター将軍率いる第七騎兵隊の敗因もこの薬莢の張り付きにあったとも言われているようで、その後に銅よりも拡張し難い真鍮製薬莢に変えられました。 この時代のトラップドアには前装銃からの改造品や、過渡期トラップドアからの改修型が存在しました。 本品についての情報が少ないので、後日判明したことがあれば追記いたします。 本体左側面に騎兵隊が鞍に吊るす為のリング(サドル・リング)が付いており、そのため Trapdoor Saddle Ring Carbineとも呼ばれています。
M1865が生産された当時は銅鍮製薬莢よりスナイドル ライフルで使用されたボクサー式紙薬莢の方が一般的でした。 翌年にはスプリングフィールドM1865トラップドア が米国陸軍 に正式採用されたのに伴いM1865はキャデット(士官候補生)用の小振りなカービンなどに改造されました。 本品は比較的当時世界的に流通していた.50口径の縁打式弾に改造された試験的な品と思われます。 南北戦争後には多くの余剰火器と共に珍しい試作的に作られた品や小数のみ作られて制式採用されなかった改造品も明治維新時の日本に輸出されました。 (MM)
【本個体の説明】
スプリングフィールドM1865は前装式のスプリングフィールドM1861又はM1863ライフルド・マスケットを後装式リム・ファイアに改造したもので、後にセンター・ファイアのスプリングフィールドM1866に置き換えられました。58口径のスプリングフィールド前装ライフルに後装機構が追加されたのと同時に、銃身はライナーを使うことにより口径も.50口径に変更されました。. 本品は一般的なM1865とは違いますが、後に米軍で制式採用されたM1873などのようなセンター・ファイアではありません。 .50−70 リム・ファイア弾を使用する品だと思います。 ブリーチ・ブロックの前面の下方に撃針が出て薬莢の縁を打つ旧式のリム・ファイア(縁打式)弾を使用する品です。 リア・サイトはエンフィールド MUSKETOON型になっていますので、当時何らかの理由で取り替えられたと思います。 トラップドアは軍用だけで、サイド・ロック・プレートにはSpringfield官営造兵廠のイーグル紋章と「US SPRINGFIELD 1863」の刻印が入っています「SPRINGFIELD」の部分がかなり薄くなっています。 「1863」はサイド・ロック・プレートの製造年で銃本体の、またはトラップドアに改造された年代ではありません。 サイド・ロック・プレートは再仕上げされているようです。 ブリーチ・ブロック上方に刻印があり「US MODEL」までは判読出来ますが、その下の年号が何とか「○○63?」としか読めません。 バット・プレートに米軍用を表すUSの刻印が入っています。 またセンター・バンド右側面にもUの刻印が入っています。 木部(バット・ストック左側面)にも米軍の刻印かどうか不明ですが「7」の刻印が入っています。 ブリーチ・ブロックは後で追加されたものなのでブルー仕上げが残った他の部分よりかなり状態は良いものです。 銃身の前2/3はブルー仕上げが変色しており「パーム・ブラウン色」になっています。 銃身の後ろ1/3には若干くすんではいるもののオリジナルのブルー仕上げが残っています。 ブリーチ・ブロックが付くレシーバー部分の表面はまだらな仕上げになっていますがオリジナルの油焼き仕上げ(ケースハードン仕上げ)が変色しているだけです。 ハンマーの程度が他の部品に比べると若干おちます。 ウォルナット製のストックも140年前以上前に製造された品と考えると経年仕様の小傷はありますが全体的に傷の少ない美しい品です。 ハンマーのハーフコック、フルコックの動きは非常にスムースで、コックの際にカキッ!カキッ!と他の古式銃には見られない小気味良い独特の機械音が新品のようにする程です。 トラップドアの作動に伴うエキストラクターの作動も完全です。 希少価値から考えると程度は申し分のない一丁です。 登録証が付いている長物縁打式古式銃の中ではとても珍しい品です。(MM)
【その他の情報】
登録証が付いて可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。 昭和48年6月18日に東京都教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証付きです。
古式銃は約160年以上前の古い骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 無可動実銃とは違い作動する機械ものですので、作動や仕上げの確認をご自身でされることをお勧めします。 通信販売でご購入される際は、後日追記される詳細画像(Detail-Photos)を十分ご確認頂き、またお電話で作動状態の説明を聞かれた上でご注文下さい。
詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms(ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像はこちら
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