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シャープス M1863 カービン (銃砲刀剣類登録証付古式銃) |
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価格(税込)
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\2,750,000 |
商品番号
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【4438】 |
英 名
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Sharps M1863 Carbine |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、レバー・アクション、散弾銃、ガゼット Vol. 15、大阪店在庫品 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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984mm |
口 径
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17mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【シャープス M1863 カービン について】
シャープス ライフル/カービン(騎兵銃)は、クリスティアン シャープスによって1840年代に設計された南北戦争時の代表的なライフルの一つです。 当時、シャープス銃のシンプルで堅牢なメカニズムは高い命中精度を誇り、非常に高い信頼性を得ていました。 後にバファロー・ライフルと呼ばれるほどビッグゲームハンティングでも通用する大口径の弾薬も使用可能な丈夫なシステムとして有名です。 西部開拓時代を代表する銃としてスペンサーと並び現在でも人気の非常に高い銃の1つです。 アンダー・レバー式でレバーを下方に引くことによって、ブリーチ・ブロックが垂直に下降して薬室が開きます。 その状態で後部より紙薬莢またはリネン薬莢を装填し、右側面に付いたハンマーがブリーチ・ブロックの右上のニップルに載った雷管を叩いて発火させる後装外火式管打銃です。 19世紀中期から用いられた初期の後装式で、ハンマーはこのアンダー・レバーとは連動しておらず独立しており、レバーを下げる動作とは別に行います。
日本でも幕末にシャープス銃が輸入されており古くは「底碪式」と呼ばれました。 用心鉄が「槓桿」と兼用になっており「底碪」とはブリーチ・ブロックで用心鉄は英語でアンダー・レバーと呼ばれます。
連発銃以前の銃でありながら、金属薬莢への換装が行われ使用し続けられた19世紀後半のアメリカ製銃器を象徴する銃でもありました。 特に騎兵銃はアメリカの南北両陣営の騎兵隊で使用されたことから非常に人気も高い銃です。 また金属薬莢時代にも使用されためバリエーションの多いのも特徴です。
【本個体の説明】
久しぶりに入荷した登録証付古式銃のシャープス銃で、M1863 カービン(騎兵銃)は弊社でも初めての品です。 本品はM1863モデルをスムース・ボアに改造した散弾銃ですが外見上は軍用騎兵銃と全く同じです。 シャープス銃には1859年に特許を取得したローレンス・ペレット・システム(Lawrence Pellet Primer System)と呼ばれる、ペレット・プライマーがハンマーと連動して自動的にセットされるシステムが搭載されていました。 しかしながら、このシステムは通常のパーカッション・キャップに比べて発火が不確実であり、またプライマーの装填操作も煩雑であった事から、大半が取り外されてしまいました。 その為、国内外に現存するシャープス銃において、このシステムが残っている個体は殆ど見られません。 本品は全ての部品が揃った完全品ですが、上述のようにローレンス・ペレット・システムの内部は取り外されていますが、システムの外部パーツが全て揃っている珍しい品です。
本品の作動は完全でアンダー・レバーを下げればブリーチが下がり、戻せばブリーチがスムーズに上がります。 アンダー・レバー(Breech Block Opening Leverとも呼ばれる)を固定する「レバー・ロック」は後ろにロックをそのままスライドさせるだけで解除できます。 反対にロックする場合はロック後部の突起を押しながら前身させます。 この機構もオリジナル通り完全に作動します。
右側面のサイド・プレートには「C.SHARPS,PAT,OCT.5TH,1852」と「R.S.LAWRENCE PAT. APRIL 12TH, 1859」の刻印がはっきりと判読できます。 またレシーバー左側にも「C.SHARPS,PAT,SEPT.12TH,1848」の刻印が入っています。
金属部全体的にオリジナルの仕上げは落ちていますが、とても良い感じの時代が出ており古式銃としては程度の良い状態です。 ハンドガードとバット・ストックは小さな当たり傷があるものの大きな傷も無い古式銃としては最高レベルの程度の良いオリジナルの仕上げが残った明るく美しい状態です。 レシーバー後部上面とバット・ストックの間に僅かな隙間がありますが、全体的に見ると気になる程度ではありません。 撃発機構の作動も完全でフルコックの状態で引金を引くとスムーズにリリースします。 フルコック、ハーフコック共にしっかりと入ります シャープスの登録証付古式銃は国内に入っている数も少なく、弊社でもシャープス系全般的に入荷の殆ど無い品です。 有名な割には国内現存数の少ない希少価値があり程度の良いお勧め出来る逸品です。(MM)
【その他の情報】
昭和49年2月15日に東京都教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約160年以上前の古い骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 無可動実銃とは違い作動する機械ものですので、作動や仕上げの確認をご自身でされることをお勧めします。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像(Detail-Photos)を十分ご確認頂き、またお電話で作動状態の説明を聞かれた上でご注文下さい。 詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms(ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
古式銃の返品についてはこちら
詳細画像はこちら
ブログでの本品についての詳しい説明はこちら |
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