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馬上筒 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、榎並屋勘左衛門) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
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商品番号
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【4396】 |
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英 名
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Japanese Matchlock Rifle |
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種 類
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古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品 |
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国 名
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日本 |
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時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
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全 長
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365mm |
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口 径
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12mm |
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装 弾
数
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単発 |
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在 庫
数
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SOLD OUT |
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画像について
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画像は現物です。 |
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コメント
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【馬上筒 (榎並屋勘左衛門) について】
本銃は全長が約37cmと短い馬の上から片手で射撃が出来る馬上筒と呼ばれる火縄銃です。 洋式銃ではピストルにあたりますが火縄銃では馬の上で使用する意味で馬上筒と呼ばれました。
本品は柑子が堺筒によく見られる八角柑子となっていますが、その直後に筒(銃身)の外周が部分的に円形となり、再び八角形のオクタゴナル・バレルとなる複雑な形状をしています。 また、銃身は単純な八角形ではなく、角が面取りされてやや丸みを帯びており、銃身上面は元目当て(照門)から銃身先端にかけて一段高くなった構造となっています。 先目当て(照星)は杉形で、元目当て(照門)は筋割の物が付けられています。 筒(銃身)は3箇所の目釘により銃床に固定されます。 火縄通しと呼ばれる穴が銃床後部に加えて前床部にも開けられた珍しい構造となっています。 銃身基部の上面には植物の葉及び果実と思われる金象嵌が入れられています。 本個体では目釘穴に装飾は施されておらず、前銃床に穴を開けただけのシンプルな構造となっています。
馬上筒は文字通り乗馬した侍が使用したものです。 足軽が使用した軍用筒や標的射撃、狩猟用の火縄銃とは異なり馬上筒は遥かに希少価値があります。
【本個体の説明】
本品は筒(銃身)の裏に在銘で「榎並屋勘左衛門」と摂州の鍛冶名が入っています。 銃工の「榎並屋勘左衛門」は全国鉄砲鍛冶銘鑑(P.49)、全国鉄砲鍛冶銘地域別分類(P.201)に記載されています。 榎並屋勘左衛門(えなみや かんざえもん)初代は江戸時代前期の摂州鉄砲鍛冶で徳川家康の岡崎時代から鉄砲御用を務めました。 江戸幕府がひらかれると江戸に屋敷を与えられました。 代々鉄砲年寄役をつとめ幕末まで続きました。 堺鉄砲鍛冶年寄五家の一つです。
本品の筒(銃身)は全体に時代錆が見られますが、目立った朽ち込み錆等は見られず良好な状態で、銃身基部に入れられた金象嵌も綺麗に残っています。 銃口から火皿まで銃身内は貫通しており、尾栓を完全に取り外す事も可能です。 銃身及び銃床の目釘穴の位置は三箇所とも一致しています。 カラクリの作動に関しては、引金を引く事によって火挟みが落ちる事を確認済みですが、火挟みの固定が甘く左右にぐらつく為、火挟みを起こした状態で外部から軽く力が加わっただけで簡単に火挟みが落ちてしまいます。 かるか(さく杖)は付属しません。 残念ながら火蓋が欠損しておりますが、火蓋のサイズは全長31mm、厚さ約7mmの一般的な形で若干小振りな物です。 また、銃把左下部に僅かなヘアライン・クラックが見受けられますが、強度的には問題のないレベルです。 胴金の後部の木部が継木によって補修されており、やや赤みがかっています。 この補修は現代になってから行われた物と思われます。 また、台かぶ(銃把)左側面のピンの先端を固定している金具(座金)が一箇所欠損しております。 木製銃床の中ほどから先端にかけて、破損した前床部上部(銃身との境界部分の木部)を斜めに切削する事によって修復しているものと思われ、銃床の先端付近では銃身の下部側面が露出しています。 しかしながら、左右で前床部の高さが一致している為、ほとんど違和感はありません。 以上のようないくつかの難点がある為、馬上筒としてはお値打ち価格となっております。 東京店在庫品 (KK)
【その他の情報】
登録証が付いて可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。 昭和29年6月18日に北海道文化財保護委員会で交付された銃砲刀剣類登録証付きです。
160年ほど前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像(Detailed Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。 詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms(ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像はこちら |
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