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ルフォーショー 6連発 リボルバー (J. シェンヌー パテント、 銃砲刀剣類登録証付古式銃)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【4275】
英  名
 Belgian Lefaucheux Pinfire Revolver with J. Chaineux Locking
種  類
 古式銃(登録証付)、登録証付古式銃買取品、ガゼット Vol. 13
国  名
 ベルギー / フランス
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 254mm
口  径
 11mm
装 弾 数
 6連発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【ルフォーショー 6連発 リボルバー (J. シェンヌー パテント) について】
ルフォーショー(ル・フォーショウ=Lefaucheux) リボルバーはフランスのガンスミスであったカジミール ルフォーショー(Casimir Lefaucheux, 1802-1852) によって発明されたピン・ファイア式(カニ目打ち式)の金属製薬莢を使用するリボルバーです。 主にフランス、ベルギーで1850-70年代に多種多数製造されました。 ドイツ、英国、スペインでも少数が製造されました。1858年にはフランス軍初の金属製薬莢を使用するリボルバーとして軍用に採用されました。 本品はベルギー製で、リエージュのプルーフ刻印が入っています。 ルフォーショー リボルバーは5連発から20連発までの非常に多くのバリエーションがあります。 長さが3cmほどのラウンド・バレルから18cm以上もあるオクタゴン・バレまで色々な銃身長がありました。 用途も色々で、大型の無骨な軍用モデルもあれば、全体に見事な彫刻の入った小型の護身用までバリエーションが豊富です。 ピン・ファイア式の生産はパテントの関係でしょうか、ヨーロッパではスタンダードな種類でしたが、アメリカでは余り生産されませんでした。 当時ルフォーショーはピン・ファイア拳銃の代名詞で、リム・ファイア式が普及されるまで、フランス、ベルギーからヨーロッパを始め、アメリカ、日本など世界各国に輸出されました。 特に幕末期には多くの種類のルフォーショー拳銃が日本国内に入っています。  本品は銃身長122mmの中型から大型サイズの6連発モデルで、全体的に彫刻が施されています。 銃身基部に「J. Chaineux, Brevete」の刻印が入っており、ベルギー、リエージュのガンスミスであったJ. シェンヌー(J. Chaineux)のロッキング・デバイス パテントを採用しています。 外見からは一般的なルフォーショー リボルバーと変わりはありませんが、内部メカニズムは極小の「V」字バネを使用した特殊なものです。 ルフォーショー リボルバーはバリエーションが多く、アメリカ製リボルバーよりお手頃な価格帯ですので、それだけを集めるには面白い分野です。 ピン・ファイアは日本ではカニ目打ち式と呼ばれる最も初期の金属薬莢を使用する発火方式の銃で、パーカッション(菅打ち式)に比べて装薬や弾頭、そして雷管が脱落する心配もない長所がありました。 シリンダーはセンター・ファイアのように完全に前から後ろまで貫通した後装式です。 しかし現代実包が使用出来ない旧式の金属薬莢を使用する為、最も現代銃に近い構造をしているのにも拘らず、国内で古式銃として合法的に所持できます。

【本個体の説明】
本銃はルフォーショーの中では中型からの部類に入ります。 11mmの6連発モデルで、ダブルアクション機能に加えて独立したシングルアクション専用のシアーを備え、通常のルフォーショーに頻発する、磨耗によるシングルアクションのトラブルを排除した設計となっており、本品も作動に問題ありません。 本体の鉄の部分は当時の仕上げが微かに残ってはいますが、全体的に薄い表面錆に覆われています。 再仕上げされていないオリジナルの状態です。 シリンダーとフレームには緻密な唐草模様の毛彫が入っています。 右側面の装弾孔にローディング・レバー(Loading Gate)が付いており、その当時ポピュラーだった管打式拳銃より遥かに早く装弾が可能でした。 表面錆は経年の時代錆が薄く付いているぐらいで、オリジナル性の高い品です。 銃身右下に装着されているエジェクション・ロッドが右側面に倒れる可動式になっています。 オリジナルのニス仕上げ木製グリップも完全で、右側面に「愛媛縣」の焼印が、左側面に「辛巳三八九番」の焼印が入っています。 
幕末に恐らく伊予八藩、すなわち、松山藩、紀州藩の支藩の西条藩、小松藩、今治藩、大洲藩と支藩の新谷藩、宇和島藩と支藩の吉田藩のいずれかの藩がベルギーから本品を輸入したのではないかと推測されます。 そして愛媛縣で明治14年に銃砲調査登録された事がこのグリップに押された焼印によって判ります。辛巳(しんし)は干支の一つで明治14年(1881年)を表します。 その為「辛巳刻印」が入っている品は遅くても明治14年には日本国内にあった事を裏付けられますので歴史的背景が判る品として価値があります。 明治元年頃から始まった銃砲調査は明治8年(1872年)の壬申調査が最大で国内に現存する刻印の9割は壬申刻印になっています。 明治30年位まで行われましたが、旧幕時代に輸入された銃砲が明治維新から30年経った明治30年頃には極めて稀で、調査が中止されたのでしょう。 明治期になってからの輸入品は政府の輸入許可登録が必要でしたので、これらの銃砲登録の対象外とされていました。 番号はその調査県での登録番号です。 
  銃身内はライフリングが深く刻まれており最後まで(全て)抜けています。   珍しいJ.シェンヌーのロッキング・デバイスが組み込まれた品です。 東京店在庫品(я)

【その他の情報】
平成28年1月22日に大阪府教育委員会によって新規登録された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。

古式銃は160年ほど前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。

通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像(Detail-Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。 詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms(ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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