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レミントン ”オールドモデル” 1861 アーミー リボルバー (銃砲刀剣類登録証付古式銃、#4930)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【4245】
英  名
 Remington 1861 Old Model Army Revolver
種  類
 古式銃(登録証付)、登録証付古式銃買取品、ガゼット Vol. 13
国  名
 アメリカ合衆国
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 368mm
口  径
 11mm
装 弾 数
 6発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【レミントン ”オールドモデル” 1861 アーミー リボルバー について】
レミントン 1861 アーミー リボルバーはE. Remington and Sons社(現在のレミントン・アームズ社)で製造された44口径のシングル・アクション管打ち式(パーカッション)軍用リボルバーです。 
銃身上に”New Model(ニューモデル)”と刻印された1863年からの生産品に対して ”オールドモデル”と呼ばれていますが、レミントン社の正式モデル名ではありません。 
”ニューモデル”と”オールドモデル”共に南北戦争(1861年-1865年)ではその殆どが北軍によって使用されました。 コルト M1851やM1860と共に主要拳銃として使用されました。 南北戦争時、当初はコルト製の拳銃が多く供給されていましたが、1864年のコルト社工場火災以後はレミントンの北軍への供給量が最も多くなりました。 レミントン社製の44口径はコルト製よりも耐久性に優れ、素早いリロードが可能でした。 .44 口径で銃身長が8インチのモデルがアーミー、.36 口径で銃身長が7.42インチのモデルがネイビーと呼ばれました。 一見しただけでは、アーミーとネービーの区別は殆ど付かないほど、大きさに差がありません。 本品は.44 口径のアーミー・モデルで8インチ・オクタゴン・バレルになっています。
コルト社のパーカッション・リボルバーは銃身部分とフレーム部分がシリンダーを挟むように、前後に分解出来る構造でしたが、レミントン社製は、シリンダーをまたいでフレームが一体になったソリッド・フレームで、銃身はフレームに容易には取り外せないようにネジ込み式でした。 この形は現用銃と同じでソリッド・フレームの耐久性はコルト社製に比べ優れており、精度も良く好評でした。 
もう一つの特徴は銃身下のローディング・レバーの形状が長い三角形になっている事です。 ”オールドモデル”と”ニューモデル”の違いは”ニューモデル”の全てがローディング・レバーを下方に引き倒してからシリンダー軸が前方に移動してシリンダーを外しましたが”オールドモデル”の「オリジナル」はローディング・レバーを下げなくてもシリンダー・ピンが外せました。 ”オールドモデル”は素早くシリンダー交換/取り外しが可能でしたが、不用意にシリンダーが抜けてしまう欠点があったので多くの品は前モデルの「レミントンービールス」モデルと同じシステムに戻されています。 その後”ニューモデル”になってもローディング・レバーを下げてシリンダーを抜くようになっています。 ローディング・レバーを下げてシリンダー・ピンを抜く方法でも当時のどのパーカッション・リボルバーよりも簡単で、装填済みの予備シリンダーと交換する事によって、素早く射撃を再開できるようになっています。 またローディング・レバーが三角形なのでホルスターに収める時も引っかかる部分がない利点がありました。

オールドモデル”と”ニューモデル”の相違点は 下記の通りです。
シリアルNo.は「Remington-Beals Army Model Revolver」の後(2,000台)からから続いており15,000台まで。
シリンダーには通常はNo.が入っている。 本品には「44 57 L & C」の刻印。
初期型のバレル・スレッド(ネジ)後ろ部分がフレームで隠れている。
中期-後期型よりフレーム後部が半円形にカットされているためバレル・スレッド(ネジ)後ろ部分)から見えている。
ハンマー・スパーがフレームより上に伸びる。
後期型(1862年後半)からシリンダーにセーフティ・ノッチがある。
バレル刻印「PATENTED DEC. 17, 1861/MANUFACTURED BY REMINGTONS’ ILION, N.Y.」
この1861はモデル名ではなく、1861年12月17日にW. H. Elliotが取得した、ローディング・レバーを下げなくてもシリンダー・ピンを抜く事が可能となる機構のパテント(No.33,932)の取得日を表しています。
「By providing space between the lever and barrel for the base-pin it is unnececcary to disturb the lever in removing the cylinder from the frame.」(United States Patent Officeの「IMPROVEMENT IN THE BASE-PIN AND RAMMER OF REVOLVING PISTOLS (US Patent No.33,932)」より抜粋。)

”ニューモデル”の刻印がそれより前の1858の年号であるのは、1858年9月14日にFordyce Bealsが取得した下記のパテント(No.21,478)を使用している為です。
「Constructing, applying, and arranging the center-pin F and the rammer-lever H, substantially as described, so that the former is locked in place by the latter when the latter is close to the barrel, and that the former is permitted to be withdrawn by bringing the latter to a position in which the rammer will not interfere with the cylinder.」(United States Patent Officeの「IMPROVEMENT IN REVOLVING FIRE-ARMS. (US Patent No.21,478)」より抜粋。)
このパテントでは、通常シリンダーを固定しているベース・ピンがローディング・レバーによりロックされており、ラマー部分がシリンダーに干渉しない位置までローディング・レバーを押し下げる事により、ベース・ピンを前方に引き抜けるようになる点がポイントとなっています。

【本個体の説明】
本品はオリジナルのブルー仕上げが半分以上残っている古式銃としては非常に程度の良い品です。 基本的には時代錆は殆ど出ていません(銃身に極一部に表面錆があります)。 オリジナル度が高く、とても良い雰囲気の品です。
ローディング・レバーを下げたバレル下にシリアル No.4930が、グリップを外したグリップ・フレーム左下に同じシリアル No.4930が入っておりマッチしています。 またグリップ・フレームの反対面に「R」の検査刻印が入っています。 銃身左側面最後部付近には小さな「PR」、フレーム前方側面にも「PR」の刻印が入っています。 またローディング・レバーの左側面には「R」、フレームの左側面後方(ハンマー・スクリューの上)にも「R?」の刻印が入っています。
特別仕上げの木製(ウォルナットの中でも木目がはっきりして硬質なクラロ・ウォルナット[Claro Walnut]と思われます)グリップには殆ど傷もなく美しく明るい色合いです。 このグリップが付いているだけでかなり高級感があります。 真鍮製のトリガーガードも美しい時代色が付いた程度の良い状態です。 グリップ・フレームに填まる突起部分(外部からは見えません)に本体と同じシリアル No.4930が入ったマッチした品です。 銃身の上に細かい文字で「PATENTED DEC. 17, 1861(一行目)」「MANUFACTURED BY REMINGTONS’ ILION, N.Y.(二行目)」と入っています。 ”ニューモデル”が三行なのに対して本品は二行なので僅かに文字が大きく鮮明に見えます。 もちろん全ての一文字、一文字がハッキリと判読可能です。 シリンダー後部には「44 757 L & C」の刻印があり「L&C」はサブ・インスペクターの刻印で、「44」は口径表示、そして「757」はシリアル No.と思われます。 本品はシリンダー以外“オールドモデル”初期型の特徴を備えているので、シリンダーのみ“オールドモデル”後期型のセーフティ・ノッチがあるタイプに交換されたと思います。 シリンダーの一部に酸性?の薬品か何かがかかったのでしょうか?ブルー仕上げが落ちた箇所(約2.5cm x 1cm、水滴形)があります。 シリンダーのニップル部分やその周りの壁に殆ど叩かれた跡や変形がありません。 あまり発射されおらず、シリンダーもズレもなく正確に回っているので側壁を叩くこともなかったのでしょう。 フレームの銃身基部周りを中心に磨かれたような感じのブルー仕上げ落ちが見られます。  フレームとバレルのエッヂ部分には経年使用による自然な感じの磨耗とブルー仕上げ落ちがあります。 ハンマーはブルー仕上げに再仕上げされています。 ローディング・レバーを留める小ネジの頭が若干傷んでいます(他のネジ類は全て健全です)。 ジャーマン・シルバーのコーン型フロント・サイトがアリ溝で取り付けられているのも“オールドモデル”の特徴です。 他のモデルに比べて大きく感じられます。 作動は完全でハンマーを起こすとシリンダーが非常に歯切れ良く回転しますが、ハンマーのメイン・スプリングは取り替えられています(オリジナルではありません)。 銃身内はライフリングがハッキリと刻まれており最後まで(全て)抜けています。 ”ニューモデル”の生産数が122,000丁に対して“オールドモデル”は僅か6,000丁しか製造されておらず、当時でも5%以下、ローディング・レバーがオリジナルの品はその数分の一しかありません。 バリエーションの少ないレミントンの中であらゆる小さな点で”ニューモデル”とは異なる奇跡の一丁と言えるでしょう。 東京店在庫品。

【その他の情報】
登録証が付いて可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。 昭和50年3月7日に東京都教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証付きです。

160年ほど前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像(Detailed Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。 詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms(ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。



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