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プロイセン キャバルリー 将校用 ピストル(Potsdam製、銃砲刀剣類登録証付古式銃)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【4242】
英  名
 Prussian Cavalry Officers Pistol
種  類
 古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、ガゼット Vol. 13、東京店在庫品
国  名
 帝政ドイツ / ドイツ
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 404mm
口  径
 14mm
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【プロイセン キャバルリー 将校用 ピストル について】
プロイセン キャバルリー 将校用 ピストルは帝政ドイツのプロイセン王国で1850年に制式採用された単発管打ち式のM1850 ピストルの改良型でモデル名は不明です。 本品の口径は14mmで口径が16mmあるM1850 ピストルの小口径モデルと考えても良いでしょう。 非常に作り(特に木部)が良いことから兵用の官給品ではなく、将校用にポツダム王立造兵廠で特別に(試験的に)作られた品と思われます。  262mmのテーパーが付いたスムース・ボアのラウンド・バレルになっており、M1850 ピストルの銃口がキャノン・バレルと呼ばれるマズルにリブ補強の付いた形式とは異なり、通常のストレートなものになっています。 十九世紀前半にヨーロッパ諸国の軍隊で使用されたオールド・ファッションな形式の拳銃です。 このようなシンプルな品は軍用拳銃として不可欠な信頼性と大口径なのが騎兵隊員には喜ばれました。 当時騎兵はサーベルや槍を主武装とし、拳銃はあくまでも補助用として使用されました。 プロイセン騎兵隊は軍馬のサドルの両サイドに付けたサドル・ホルスター(pommel holsters)に一丁ずつ計二丁の本銃を装備しました。 本銃の特徴はM1850 ピストルと同じくハンマーの前にフリントロックの様なセーフティ部品が付いており、暴発を防止するのと、パーカッション・キャップが脱落するのを防ぎました。 そのように単発でも信頼性があって威力のある銃が軍用として用いられたのも頷けます。 M1850 ピストルは普仏戦争(1870年)でも主要騎兵用拳銃として使用されました。 このようなピストルが第一線を退いたのは1879年に金属薬莢(センター・ファイア)を用いるダブル・アクション 6連発の「M1879 Reichsrevolver」が採用されるまで続きました。 M1850ピストルはPotsdamとSaarnにあった王立造兵廠の他にValentin Christian Schilling (V.C.S.)社、Spangenberg & Company (S&C)社、Spangenberg & Sauer (SP&SR)社などの民間の銃砲メーカーでも製造されました。 Saarn王立造兵廠では1851年から1862年まで生産され、Erfurtに移転してからはM1850 ピストルは生産されませんでした。 1862年以降は本銃の生産所であるPosdam造兵廠が唯一の王立造兵廠となりました。

【本個体の説明】
本品は帝政ドイツのプロイセン王国重騎兵第六連隊第4中隊の第126番目の装備銃として使用された品です。 真鍮製のトリガー・ガードに打たれた「6.K. 4.126.」の刻印がそれを明確に表しています。「K」は重騎兵(Kürassieren)、「U」は槍騎兵(Uhlan) を表しますので、本品はプロイセン陸軍内でもエリートである騎兵の中でも最も優れた重騎兵第六連隊「6K」が使用した事を物語っています。  その後の「4」は中隊番号で、「126」は中隊の中での番号です。 銃身の裏側(木部で隠れている部分)にシリアル No.が、そして多くの部品に王冠刻印や「M9」の刻印が入っています。 薬室下部に製造年を表す「18??」が入っていますが、銃床に隠れているために外部からは見えません。 多くの部品にプロイセン王国の検査刻印が打たれています。  これらは後の第三帝国の「アムト刻印」に相当する検査刻印です。 木部左側面にも王冠刻印が入っています。 サイド・ロック・プレートに王冠刻印とポツダム王立造兵廠の「Potsdam」と「G.S.」の刻印がはっきりと入っています。 銃身、サイド・ロック等の金属部分全体に時代黒錆が一部出ています。 サイド・ロック・プレートの上(火皿の下)に真鍮製のスペーサーが装飾のワンポイントのようになっています。 セーフティ部分は交換された可能性があります。 真鍮部分は適度な時代色が付いており、鉄部分とマッチしています。 木部はオリジナルの艶がほぼ全て残った比較的良い状態です。  弊社でも19世紀の主要国制式拳銃は入荷する事が少なく、無骨な軍用銃の魅力がある品です。 プロイセン王国軍用銃(若しくはプロイセンの発明家の特許)独特のセーフティが付いた品は珍しく、弊社で本品を含め二丁目です。 一見するとフリントロックのフリズンと見間違えるほど、一般にはない構造で希少価値があります。 19世紀に製造国で使用した部隊が判明しているのも興味深いです。 モデル名が不明ですので(改良品であるため)、お値打ち価格になっています。

【その他の情報】
平成27年7月14日に大阪府教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。

  無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合があります。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。

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