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ウィンチェスター M1866 イエローボーイ カービン(A.Uberti社製復刻品、#U3) |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【4146】 |
英 名
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Winchester M1866 Yellow Boy Carbine, Uberti Reproduction |
種 類
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古式銃(復刻品)、レバー・アクション、東京店在庫品、無可動実銃買取品 2023年 秋 |
国 名
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イタリア / アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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970mm(実測) |
口 径
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.45 LC. |
装 弾
数
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10+1発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【ウィンチェスター M1866 イエローボーイ カービン について】
ウィンチェスター M1866 は西部開拓時代のアメリカにおける最も有名なライフルです。 1866年から98年まで1st〜4thの4つのモデルが生産されました。
ウィンチェスター社はオリバー・ウィンチェスターにより創業された元繊維会社で、1857年に独自のレバー・アクション構造のパテントを持っていたボルカニック リピーティング・アームズ社の武器製造工場を買収したのが銃器産業に参入する切っ掛けとなりました。 当初はニューヘイヴン・アームズ社として創業し、ヘンリー ライフルとして知られるボルカニックの進化型であるレバー・アクション ライフルの製造権を取得すると、オリバーの息子であるウィリアムにより全米で販売を開始しました。 そして1866年にウィンチェスター社として改名後は、工場長であったネルソン・キングのパテントによりヘンリー ライフルの欠点であったマガジンを改良し、フレーム右側面のローディング・ゲートから弾薬を装填出来るようにしました。 更にハンド・ガードを追加する事により、連続射撃による銃身の過熱から手を守る工夫などの改良を施した「M1866」を発売しました。 この銃はフレーム全体が真鍮製 (砲金製="bronze alloy"または"gun metal")であることから「イエローボーイ」と一般的に呼ばれています。 一世紀半の時を経て金色に輝いていたフレームがまさに「イエロー」と呼ばれる色合いになった貴重な品も弊社には入荷しています。 レバー・アクションとは広義には銃の機関部下方に付いた用心鉄兼用のレバーを下に引き、それをまた戻す事により薬室から空薬莢を排除すると同時に次弾を装填するという仕組みを持った銃を指します。 しかしながら通常は銃身の下に平行して付けられたチューブ・マガジン (管状弾倉) を備えたボルカニックやヘンリー、ウィンチェスターの製品を指し、特にウィンチェスター社の商品の代名詞にもなっています。
M1866には銃身長が27インチのマスケット、24インチのライフル、20インチのカービンがありました。 カービン (騎兵銃)・モデルはフレームの左側面に鞍 (サドル) に銃を固定するリング (環) が付いている事から「サドル・リング・カービン (Saddle Ring Carbine)」と呼ばれました。 バット・プレートは、マスケットがカービン型と呼ばれるなだらかなカーブを描いた形状、ライフルはクレセント型 (三日月型) と呼ばれる強いカーブが特徴で、カービンにはカービン型とクレセント型の両方が存在します。
本銃は幕末に日本にも少数が輸入されました。 日本語では「直動鎖閂式 (ささんしき) 銃」と呼び、同じレバー・アクション式の「底碪式 (ていがんしき) 銃」と混同されやすいが、遊底 (ボルト) が (回転することなく) 前後するので「直動鎖閂式」になり、ブリーチが上下する「底碪式」とは構造的には全く異なるものです。
【本個体の説明】
本品はイタリアのA.Uberti社製復刻品のウィンチェスター M1866 カービンを無可動加工した品です。 銃身は19インチのラウンド・バレルとなっています。 本品のアッパー・タング上面には「MOD.66 CARBINE」のモデル名刻印が入っており、アンダー・レバーに隠れるロア・タング下面には「A. UBERTI-ITALY」のメーカー刻印及びU3のシリアルNo.が打刻されています。 また、銃身上面にも「A.UBERTI-ITALY」のメーカー刻印が入っている他、リア・サイト後方には「CAL.45 LC.」の使用弾薬表示刻印が入っています。
本品の銃身や機関部といった金属部は、やや保管に伴う小傷や擦れが見受けられますが、全体としては目立った欠損や腐食等は見られず、概ね良好な状態が保たれています。 ハンドガードやバット・ストックといった木部についても、若干の打ち傷や線傷は散見されるものの、こちらも目立った破損等は見られず、オリジナルのウレタン仕上げも良好に残っています。 傷み易いバット・プレート部分についても、打ち傷などは最小限で、コンディションは良好です。 リア・サイトの起倒については問題なく行う事が可能です。 トリガー・ガードを兼ねた装弾用のアンダー・レバーはボルトやハンマーとは連動していませんが、レバーのテンションは効いており、レバー操作に合わせて装弾エレベーターが上下します。 尚、ハンマーは溶接により固定されています。
オリジナルは大変希少価値が高く、また状態も良好なものはなかなか見つからない場合があり、当然価格も高騰しがちなため、このような復刻品は価格のお値打ちさと状態の良さという点でお薦めです。
トリガーが固定された、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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