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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【4080】 |
英 名
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MP38 Sub Machinegun |
種 類
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短機関銃、無可動実銃買取品 2015年 夏、圧着ハガキ 2017年5月、東京店在庫品 |
国 名
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ドイツ |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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840mm(623mm) |
口 径
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9mm×19 |
装 弾
数
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32発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【MP38 短機関銃 について】
ドイツのエルマ社 (Erfurter Maschinenfabrik Gmbh) が陸軍兵器局 (Heereswaffenamt: HWA) からの要望に基づいて開発した短機関銃です。
第一次世界大戦末期にドイツで開発されたベルグマン MP18 短機関銃は、シンプルな構造ながら敵塹壕への突撃時に有効な新兵器として戦果が認められ、1920年代後半には発展改良型であるハーネル MP28 II 短機関銃が開発され、各国でライセンス生産も行われました。 1935年のドイツの再軍備宣言後、軍は車両搭乗員や空挺部隊向けのコンパクトな新型短機関銃の開発を要請し、エルマ社のベルトールド・ガイペル (Berthold Geipel) はこれに応えて ハインリッヒ・フォルマー (Heinrich Vollmer) が開発した同社製のEMP 短機関銃 (VMP1930) をベースに銃床を下方折り畳み式とし、弾倉の取り付け位置を本体下部に変更したエルマ MP36短機関銃を試作しました。 エルマ MP36のマガジン・ハウジングは、EMP用のマガジンを共用出来るよう若干前方に傾いた形状となっていました。 このエルマ MP36 短機関銃をベースにハインリッヒ・フォルマーが更なる改良を加えて構造を簡素化したモデルがMP38です。 MP36ではセミ/フル・オートマチック射撃の切り替えが可能であったのに対し、MP38ではフル・オートマチック射撃機能のみに限定する割り切った構造となっています。 また、マガジンはMP36用とは異なる形状の物に変更されました。 MP38の生産は1938年夏からエルマ社で行われた他、その後ズールのC.G.ハーネル社 (C.G. Haenel) でも行われました。
MP38はその後更に生産工程が簡素化され、より生産性の高いMP40 短機関銃へと発展する事となりました。 MP38ではレシーバーが表面にフルート (溝) の設けられた削り出し製であったのに対し、MP40ではプレス製へと変更された他、グリップ・フレームについてもMP38のアルミ製のものからMP40ではプレス製へと変更されるなど、各部に製造コスト削減の為の改良が行われました。 (KK Updated)
【本個体の説明】
本品のロア・レシーバー後部 (エンド・キャップ) 上面には「M.P. 38」のモデル名刻印に加えてエルマ社を示す「ayf」のコード及び製造年を示す「41」の刻印が入っています。 MP38は元々MP40に比べて遥かに生産数が少ないモデルですが、本品にはその中でも希少なスプーン型と呼ばれるコッキング・ハンドルが付いています。 尚、レシーバーのコッキング・ハンドル前進位置には、押し込み式の安全装置を備えた2ピース・タイプのコッキング・ハンドルに対応する為の切り欠きが追加されています。 ロア・レシーバーのシリアルNo.は8200で、トリガー・ガードとマッチしている他、ストックについても下3桁でマッチしています。 アッパー・レシーバー及びスリング金具のシリアルNo.は1503と503でマッチ、マガジン・ハウジングが088、銃身が1268、フロント・サイト・ガードが024、バレル・ナットが807となっています。 その他、各部にアムト刻印が確認出来ます。
本品は全体に適度な使用感が見受けられ、金属部はやや打ち傷や擦れ、若干の表面錆痕は見受けられるものの、大きな欠損等は見られず、オリジナルのブルー仕上げも比較的残った比較的しっかりとした状態が保たれています。 ストック及びレシーバー・エンド・キャップはそれ以外の部位に比べてやや経年による褪色が見られますが、目立った朽ち込み等は見受けられません。 MP38特有のアルミ製のグリップ・フレームについては全体に仕上げが落ちて銀色の地肌が表れています。 ベークライト製のロア・フレームやグリップ・フレームについてもやや打ち傷等は見られるものの、目立った割れ等は見受けられず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 グリップ・パネルは取り付けにやや遊びが見受けられます。 ストックは展開時及び折り畳み時にややガタつきが見られますが、MP38やMP40としては平均的なレベルです。 マガジン・キャッチが面一ではなく少し削れたような形状になっていますが、内部に影響はなく機能しています。 リア・サイトの切り替えやマガジンの着脱については問題なく行う事が可能です。 マガジン装着時にやや前後に遊びが見られますが、概ね許容レベルです。 マガジンは「M.P.38u.40」及び本体と同じ「ayf 41」の刻印が入っており、全体に小傷や擦れ、若干の表面錆の他、仕上げが落ちて金属の地肌が表れている箇所が見られますが、大きな変形等は見られず、比較的しっかりとした状態が保たれています。 マガジン・スプリングは入っています。
トリガーテンションのある、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 コッキング・ハンドルがスプーン型の旧加工品は国内に入っている数が極少数ですので、価格相応の希少価値がある品です。 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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