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マサチューセッツ アームズ メイナード カービン(無可動古式銃、#無) |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
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\550,000 |
商品番号
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【4056】 |
英 名
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Massachusetts Arms Company Maynard Tape Primer Carbine |
種 類
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古式銃(無可動) 、一品物、無可動実銃買取品 2015年 夏、東京店在庫品 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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930mm |
口 径
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16mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【マサチューセッツ アームズ メイナード・カービン について】
マサチューセッツ アームズ メイナード・カービンは1856年より生産が始められた後装式のグリーン カービンの改造型です。 メイナード・テープ式雷管が特徴で、これは巻きテープ(巻き玉のようなもの)に複数の雷管が取り付けられており、これにより雷管の取替えの手間を著しく省き、速射性を考えたものです。 このため機関部右側面、ハンマーの前辺りにテープを収納するシステムがあり、そこにテープが収まります。 このメイナード・テープ式雷管はシャープスのセカンドモデルにも採用されています。 一方でこのシステムは専用のテープ雷管が必要となり、雷管の汎用性が損なわれるというデメリットもあったようです。 速射性を考えて造られたメイナード・カービンですが、米国では僅か300丁が南北戦争(1861-65年)時にオハイオ第6騎兵隊に採用されただけで終わりました。 反対に英国ではクリミア戦争(1853-56年)が勃発し3,000丁の同カービンが英軍で制式採用され、本品もその内の一丁です。 しかし後装式機構に問題があり、いくつかの銃は時代の流れに逆らうように後装式から前装式に改造されて民間市場で使用されました。
【本個体の説明】
本銃は前装式にカスタムされたメイナード・カービンです。 メイナード・テープ式雷管のシステム部分の蓋を開くことは可能です。 蓋には「Maynard’s Patentee sep.22.1845」とテープ式雷管の特許を表す刻印があり、蓋を開くと中に時計仕掛けのようなシステムが見えます。 サイド・ロック・プレートにはグリーン
カービンとして作られた時のMass(achusetts) Arms Company(1行目)、Chicopee Falls(2行目)、USA 1856(3行目)の刻印が入っています。 本品は英軍によって使用された品ですので、サイド・ロック・プレートにはV・Rの上に王冠のVictoria Reginaの刻印があります。
金属部は表面の錆が見受けられ、薬室付近の左側面はやや目立つ朽ち込みがありますが、時代相応で悪い感じではありません。 機関部のサイドプレートはケースハードゥンとなっております。 木部は時代にしては傷が非常に少なく、表面の仕上げも残っており艶があります。やや赤の強い色で品がある感じです。 ストック右側面には真鍮製のコンテナ(予備弾ポケット)が付いており、蓋も開きます。 トリガーテンションのある旧加工品です。 グリーン カービンは国内にはおそらく輸入されておらず、このモデルは改造品という欠点もありますが国内に入っている唯一の品です。
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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