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マルティニ・エンフィールド MKII ショート・ライフル (#9017)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【4054】
英  名
 Martini-Enfield MKII short Rifle
種  類
 レバー・アクション、一品物、無可動実銃買取品 2015年 春 、ガゼット Vol. 15、東京店在庫品、Curio Magazine 広告掲載品
国  名
 イギリス
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1180mm
口  径
 .303in
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【マルティニ・エンフィールド MKII ショート・ライフル について】
マルティニ・エンフィールド銃は、スイスのマルティニ式機関部にイギリスのヘンリーが考案した銃身をつけた、単発式のレバー・アクション・ライフル、マルティニ・ヘンリー銃を基に設計されました。
レバーを押し下げるとボルトが下がって装填と排莢を行い、これをマルティニ・ブリーチ・アクション(マルティニ・アクション)と呼び、単発ながら確実で迅速な装填排莢が行える信頼性の高い銃でした。
最終的にマルティニ・ヘンリー銃は1889年に生産を終えました。 しかしながら英国ではリバレルを行うなどして第一次世界大戦の終結まで使用が確認され、現在でも中東などでその姿を見ることができます。
マルティニ・エンフィールド銃は、マルティニ・アクションはそのままに、エンフィールド型ライフリングを採用した小銃です。
イギリスが採用した.303ブリティッシュ弾は、頭初発射薬に黒色火薬を使用していました。 その後より強力な無煙火薬が開発されると.303ブリティッシュ弾の発射薬もこれに置き換えられましたが、当時イギリスの小銃に採用されていたメトフォード・ライフリングでは、無煙火薬の燃焼の際に発生する高圧で磨耗が激しく、銃身寿命が著しく短くなるという問題が発生してしまいまいした。 その為、新たにエンフィールド・ライフリングが開発され、このライフリングを取り入れたものがマルティニ・エンフィールド銃となります。
マルティニ・エンフィールド小銃には大きくMKIとMKIIの2つのバリエーション存在し加えてカービン銃のバリエーションも存在します。マルティニ・エンフィールドMKI 小銃はズールー戦争時代のマルティニ・ヘンリーMKIII 小銃からの改造によって生産されました。 その後のMKIIは改造ではなく新規に生産されており、アッパー・ハンドガードの省略や、コッキング・インジケーターの大型化、フォア・エンドの固定方法が変更されています。 その他マルティニ・ヘンリー銃に比較すると、やや短くなった全長と銃身根元のノックスフォーム上に打たれた「E」の刻印が目印となります。
一部が当時イギリスの保護国となっていたエジプトに渡った他、アフガニスタンではイギリス軍から鹵獲したものを独自にコピーした、カイバル峠コピーなどが存在します。

【本個体の説明】
本品は機関部右側面の刻印から1888年製のMkIIであることがわかります。 一方機関部左側面にはCITADEL 1906刻印が見られ、フレームの一部にアラビア文字が見られることから、エジプトはカイロのCitadel Arsenalで1906にオーバーホールを施したと思われます。(当時のエジプトはイギリス保護下のオスマン帝国宗主権地という微妙な立場でした)。
薬室の右側にかなり薄くなっていますが9017のシリアルが見えます。
木部は、全体的に小さな打ち傷は多数見られ、特にストック部にそれは目立ちますが、落ち着いた艶の仕上げも合わせて時代に合っています。  百数十年前の品と考えると十分に許容範囲です。 (海外では古式銃に分類されます。)
金属部は全体的に落ち着いて、仕上げの違和感もありませんが、機関部の左側面とバットプレートはやや仕上げの剥げが目立ちます。 木部と銃身の間にやや朽ち込みが出ています。 またレバーがストックに当る部分の受け金具の一部が欠けています。 加えて、コッキング・インジケーターが本来の大型のものではなく、小型のものに交換されています。
レバーの動きは残されており、レバーを下ろすとブリーチが開放されて溶接で閉鎖された薬室が確認できます。 しかしながら発射機構との連動はありません。 他スリング・スイベルなど各部の動作は大変スムーズで、傷で地金が出ている部分も殆ど見られないため、木部の雰囲気と相まって、良い経年を感じます。
トリガー・テンションのある旧加工品です。(YS)

【その他の情報】
120年ほど前の古い品ですので、通信販売でのご購入を検討される方は、下記の詳細画像(Detailed Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。

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