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ウィンチェスター M1866 イエローボーイ カービン 3rd Model (銃砲刀剣類登録証付古式銃、#26793) |
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価格(税込)
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\5,500,000 |
商品番号
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【4041】 |
英 名
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Winchester M1866 Yellowboy Saddle Ring Carbine |
種 類
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古式銃(登録証付)、レバー・アクション、ガゼット Vol. 13、東京店在庫品 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,005mm |
口 径
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12mm |
装 弾
数
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13発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【ウィンチェスター M1866 イエローボーイ カービン について】
ウィンチェスター M1866 は西部開拓時代のアメリカにおける最も有名なライフルです。 1866年から1898年まで1st〜4thの4つのモデルが生産されました。
ウィンチェスター社はオリバー・ウィンチェスターにより創業された元繊維会社です。 1857年に独自のレバー・アクション構造のパテントを持っていたボルカニック リピーティング・アームズ社の武器製造工場を買収したのが銃器産業に参入する切っ掛けとなりました。 当初はニューヘイヴン・アームズ社として、ヘンリー ライフルとして知られるボルカニックの進化型であるレバー・アクションライフルの製造権を取得すると、オリバーの息子であるウィリアムにより全米で販売を開始しました。 そして1866年にウィンチェスター社として改名後、工場長であったネルソン・キングのパテントによりヘンリー ライフルの欠点であったマガジンを改良し、フレーム右側面のローディング・ゲートから装填出来るようにしました。 更にハンド・ガードを付けて連像発射による銃身の過熱から手を守る工夫などの改良を施した「M1866」を発売しました。 この銃はフレーム全体が真鍮製であることから「イエローボーイ」と一般的に呼ばれています。 レバー・アクションとは銃の機関部下方に付いた用心鉄兼用のレバーを下に引き、それをまた戻すことで薬室から空薬莢を排除すると同時に次弾を装填するという仕組みを持った銃を広義では指します。 しかし通常は銃身の下に平行して付けられたチューブ・マガジン(管状弾倉)を備えたボルカニック、ヘンリー、ウィンチェスターの製品を、特にウィンチェスター社の商品の固有名詞的なるほどです。
M1866には銃身長が27インチのマスケット、24インチのライフル、20インチのカービンがありました。 本品はそのカービン(騎兵銃)モデルです。 特にフレームの左側面に鞍(サドル)に銃を固定するリング(環)が付いているので「サドル・リング・カービン (Saddle Ring Carbine)」と呼ばれました。
幕末に日本にも少数が輸入されました。 日本語では「直動鎖閂式 (ささんしき) 銃」と呼び、同じレバー・アクション式の「底碪式 (ていがんしき) 銃」と混同されやすいですが、遊底 (ボルト) が (回転することなく) 前後するので「直動鎖閂式」になり、ブリーチが上下する「底碪式」とは構造的には全く異なるものです。
【本個体の説明】
本品は平成4年に教育委員会の登録証が付いた品で、壬申刻印は入っていないものの幕末に日本に輸入された可能性のあるイエローボーイの登録証としてはとても興味深い交付日です。 品自体は米国ウィンチェスター社製のオリジナル品で、改造等も一切されていません。 銃身上部にWINCHESTER REPEATING ARMS NEW HAVEN CT (一行目) KINGS NEW PATENT MARCH 29, 1868 OCTOBER 16, 1860 (二行目) の後期型メーカー刻印とパテント刻印が二行に刻まれています。 銃身全体的に時代錆がありますので、刻印は非常に読み難いです。 装弾レバーで通常は隠れている部分にシリアル No.26793が入っています。 また銃身の下にあるマガジン・チューブ全体的に時代錆が出ています。 約160年前に製造されたのにも拘らず、本品はレバーを下げると装弾エレベーターが上がり、同時にボルトが後退しハンマーをコックさせます。 作動状態は一見完全ですが、装弾エレベーターの上がりが今一歩の状態です。 しかしながら、レバーを下げてハンマーがコックされる一連の動きはスムーズに行えます。 鉄部分には経年の時代錆こそ出ていますが、錆の出ない真鍮部品が多いイエローボーイの長所で、美しい輝きを持っています。 これは全所有者の方が昔に磨かれたものですが、モデルガンのようなピカピカな状態ではありません。 真鍮製フレームに極僅かな小さい当たり傷がありますが、これも十分許容範囲です。 木部は比較的明るいオリジナルのウォルナット製で、バット・ストックとハンドガード共にオリジナルの仕上げを良く残した程度が非常に良いものです。 バット・ストックとハンドガードの色合いも良くマッチしています。 極僅かな当たり傷がありますが、全く問題ない十分許容範囲のものです。 作動は非常にスムーズな完全品で、とても気持ちの良いアクションが確認できます。 撃鉄はハーフ・コックが完全に作動します。 300ヤードまでのフリップ・タイプのリア・サイトもしっかりしており完全に可動します。 フロント・サイトはフロント・バンドと一体型になっている3rd Modelのものです。 銃口から薬室まで銃身内は完全に通っており綺麗な状態です。 ライフリングは磨耗して殆ど残っていません。 チューブ型弾倉内のスプリングは完全です。 幕末の日本でイエローボーイは最新型であり、非常に高価であったので他の後装式銃に比べ遥かに少ない品です。 弊社では複数丁のイエローボーイを扱っていますが、弊社の企業努力によるもので、普通では手に入らないしなです。 完全な形で残っている本品は非常に希少価値があります。 銃口から火門まで通っている事を確認済みです。 (MM)
【その他の情報】
平成4年5月18日に熊本県教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証付が付いた可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は160年ほど前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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