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【TKS/D】オランダ製 M1815/41 管打式小銃 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、千百七十五 入間縣 二百六十八〇〇)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【3940】
英  名
 Infanteriegeweer 1815/1841 Percussion Rifle
種  類
 古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、ガゼット Vol. 13、東京店在庫品
国  名
 オランダ / 日本
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,235mm
口  径
 17,6mm
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【オランダ製 M1815/41 管打式小銃 について】
19世紀前半までの軍用小銃は火打ち式 (フリント・ロック=燧石式)の撃発装置でしたが、19世紀中頃に多くが管打ち式(パーカッション・ロック)に改造されました。 フランス軍が1670年に採用した火打ち式小銃をヨーロッパ各国が採用し、その後改良型や派生型が各々の国で製造されました。 本品はオランダ軍用でInfanteriegeweer 1815/1841と呼ばれる、1815年型のフリント・ロック マスケットを1841年にパーカッションに改造した前装式滑腔軍用小銃です。
日本では天保三年 (1832年) に長崎の高島秋帆がオランダより輸入したのが始まりです。 19世紀初頭のヨーロッパ諸国では概ね同じタイプの小銃を制式化しており、当時欧米諸国で唯一日本と貿易ができたオランダが輸出したものが幕末の日本で普及しました。 その際の言葉 (オランダ語) のゲベール (小銃=Geweer) という呼び方が一般化し洋式前装式小銃の固有名詞になっていました。 よってゲベールとは必ずしもオランダ製小銃であるとは言えません。 「八重の桜の一巻」で幼少の八重が兄が使うフリント・ロック式小銃を見て何かと聞いたときに、兄が「ゲベール(銃)だ」と答えたように使われていました。 同じパーカッション式でも、ライフリングのない前装式滑腔銃をゲベールと呼び、ライフリングのある前装式施条銃は使用弾薬によって当時はミニエー銃、またはエンピール銃 (=エンフィールド銃)、鳥羽銃 (鳥羽=タワー、タワー造兵廠で製造されたエンフィールド銃) と呼ばれました。

【本個体の説明】
本品はゲベール銃としては和製より現存数の少ないオランダ本国製です。 興味深い刻印が各所に打刻されており、銃床右側に円形の刻印でオランダのマーストリヒトにあった「A・MAASTRICHT P・STEVENS 1857」とはっきりと製造メーカーが確認できます。 このメーカーは他にも多くの軍用銃を製造し、ベルギー軍を始め、フランス軍、スイス軍にも供給していました。 その前方と尾栓後方にはプルーフ・マークが確認できます。 リア・サイト後部には浅く「1862」の刻印が入っています。 見難いですが古式銃の戸籍番号とも呼ばれる「壬申刻印」が銃身に「千百七十五」、横に「入間縣」と入っています。 「入間縣」とは1871年(明治4年)の廃藩置県によって生まれた武蔵国北部の県です。 現在の埼玉県の大半、東京都多摩地方の一部にあたります。 ストック裏には「二百六十八〇〇」と黒漆と思われる塗料により記入されています。
本品の金属部は全体的に古式銃特有の朽ち込みがありますが浅めで良い時代が付いています。 また、サイド・プレート上方の木部に若干の欠けが見られ、ストック前方に打ち傷が散見されますが他に木部は目立つ傷やひび等は無く、全体的に綺麗な状態です。 ハンマーはハーフ/フル・コック共に可能ですが、フル・コックの際のストロークが長めです。 後世のものと思われるさく杖が付属します。 銃身が858mmの3バンドの小銃ですが、フロント・バンドのすぐ後ろの部分で (判らないように) 約5cmほど、切り詰めてあります。 一見しただけでは切り詰められてあることは判りません。 これは幕末に輸入された当時、日本人の体格に合せて改造されたものと思われます。 銃身内は銃口から火門まで通っている事を確認済みです。 (MM)

【その他の情報】
平成17年9月8日に福島県教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。

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