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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【3902】 |
英 名
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Japanese made Percussion Rifle |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、ガゼット Vol. 13 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,427mm |
口 径
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14mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【和製管打洋式小銃 について】
和製管打洋式小銃とは、幕末に日本で倣作された前装滑腔銃のことです。 古いものでは火打ち式(フリント・ロック=燧石式)の撃発装置が付いた品もありましたが、日本で倣作された品はの多くは本品と同じ管打ち式(パーカッション・ロック)です。 弘化年間(1844〜48)に雷管式が日本に伝わると従来のフリント・ロックはパーカッションに改造されました。 また日本で倣作された品は殆どがこのパーカッション式です。 本銃は火縄銃を製造していた鉄砲鍛冶が長崎経由の西洋の技術に触発され製作したものと思われます。西洋の管打式の機構を取り入れているものの照門、柑子や銃身の約3分の1を占める特徴的なオクタゴンバレル等、戦国以来の確かな職人の技が見られます。また優美な真鍮細工や繊細なストックの形状から軍用ではなく位の高い人物が標的射撃や狩猟用に使用したと思われます。 当時軍用の銃は同じパーカッション式でも、ライフリングのないものを前装滑腔銃をゲベールと呼び、ライフリングのある前装施条銃は使用弾薬によって当時はミニエー銃、またはエンピール銃と呼ばれました。これらの銃は文久頃に輸入されましたが、形状が良く似ていたので、日本では混同されており、はっきりとエンフィールドとミニエーの違いを区別するようになったのは慶応三年頃と言われています。
【本個体の説明】
本品は近年黒色火薬を使用する許可を得て、実際に射撃をされていた方が所有していた品で実際2回程使用したそうです(前のオーナー様曰く命中性は良好とのこと)、銃床はハーフ・ストックに改造され、所々打ち傷等が散見されますが全体に上品な造りで大変良好な状態です。 火縄銃によく見られる銃口部の柑子や長方形で立方体型の照門など洋式銃と火縄銃が混ざり合ったような興味深い品です。 トリガーガードやハンマー等は幕末頃の日本人向けのためか若干小振りに造られています。 実際の射撃に使用していた品だけあって銃身内も特に綺麗になっています。 これから前装式銃の射撃を始められたい方には良いかも知れません。 前装式銃の射撃につきましては協会に入会して色々な手続きが必要ですので、そちらはお客様の方でお調べ下さい。 本品は実射しても良いと許可されたものではありませんので、誤解しないよう宜しくお願いします。 銃身長は 1,017mmです。銃口から火門まで通っています。 東京店在庫品
銃口から2/3が錆跡がない滑らかな丸銃身(ラウンド・バレル)で、薬室から1/3はエッヂの立った八角銃身(オクタゴン・バレル)ですが、美しくリブルーされています。
このようなラウンド・バレルとオクタゴン・バレルの組み合わせは火縄銃の銃身ではあまり見られません。 しかし照門/照星、柑子は和製のものです。 丸柑子(こうじ)は和製でありながら上品な仕上がりになっています。
オリジナルの木製さく杖が付いており、先端は手入れの際に布を絡ませる為の鉄製爪(Wormと呼ばれるコーク・スクリュウのような形状)が付いています。 これはオリジナルの付属品としてのプラス評価があるだけではなく、銃身内の手入れには必携の実用品です。 特に射撃をされる場合、銃身内の手入れは重要となります。 万が一銃身内部に手入れ布が残ってしまった際にこの「爪付さく杖」が付いておればとても便利です。 銃身は和式ですが銃床は洋式でバットストック部分には和銃には見られないチークピースのような盛り上がりがあります。 またストック金具も洋式になっています。
【その他の情報】
登録証が付いて可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。 平成19年1月23日に三重県教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証付きです。
古式銃は150年ほど前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。
通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像(Detail-Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
詳細画像はこちら
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