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オーストリア 単発 パーカション ピストル (銃砲刀剣類登録証付古式銃) |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【3898】 |
英 名
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Austrian Single Shot Military Percussion Pistol |
種 類
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古式銃(登録証付)、登録証付古式銃買取品、ガゼット Vol. 13、大阪店在庫品 |
国 名
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オーストリア |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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360mm |
口 径
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14.5mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【オーストリア 単発 パーカション ピストル について】
オーストリア軍が1860年に制式としたM1860 前装管打式単発拳銃のバリエーションの一つです。 外見は当時欧米で使用されたシンプルな軍用管打式単発拳銃の形状をしており、M1860との相違点はストックを留める真鍮製帯(バンド)の形状のみが異なります。 オーストリア軍用の特徴として製造年の下三桁がサイド・ロックに打たれています。 本品は1863年製です。 オーストリア軍の管打ち式軍用銃はハンマーの「スパー」と呼ばれる親指を掛ける部分が丸みを帯びている特長があり、本品もその特徴が備わっています。 銃身の裏面とサイド・ロックにはオーストリア=ハンガリー二重帝国の双頭の鷲のプルーフ刻印が打たれています。 オーストリア陸軍はM1860 前装管打式単発銃を「7週間戦争」や「プロイセン=オーストリア戦争」とも呼ばれた普墺戦争(1866年)で騎兵用として装備しました。 オーストリア軍の前装管打式単発銃は幾つかのバリエーションがあり、まだまだ研究の余地がある分野です。
【本個体の説明】
本銃は古式銃としてはしっかりとした保存状態で、銃身や機関部などの鉄製部分全体的に多少朽込み錆を含む時代錆が見られるものの、オリジナル性を良く残した品です。 目立った傷や補修、ガタも見られず軍用独特のガッチリとした健全な品です。 サイド・ロックには1863年の製造年を表す「863」の数字と「双頭の鷲のプルーフ」刻印が入っています。 またそれを左から留めるサイド・プレートに「181」の刻印が打たれています。 そして銃身をストックから外すと銃身の裏に「双頭の鷲のプルーフ刻印」、「13?」、「T」などの刻印が見られ、尾栓と銃身の境目にかしめが打たれており、銃身側尾栓側両方に「43」の刻印が打たれています。またサイド・ロックの部品の一部に「53」の刻印が見られます。 木部は全体的に黒っぽい感じになっています。比較的小さな当たり傷や引っ掻き傷など小キズこそありますが、時代を考えると十分許容範囲の保存状態です。 左側面のサイドプレートを裏から留めているネジ(後ろ側)が入る部分から後部と上方にヒビが入っています。 この部分が最も大きな欠点ですが、木部のこの程度の難点はこの時代の軍用拳銃ではよくある問題点です。 さく杖留めを兼用した真鍮製帯(バンド)には良い時代色が付いています。 作動はフルコックの状態で引金を引くとスムーズにリリースします。 ハーフコックは利きません。 ニップルは程度の良い品に付け替えられています。 先端が真鍮、棒部分が鉄製のさく杖が付属しています。 本銃が使用された当時のオーストリア=ハンガリー二重帝国はヨーロッパでも強大な陸軍国で、かつての栄光の歴史を感じられます。 弊社でも19世紀の主要国制式拳銃は入荷する事が少なく、騎兵が使用した軍用拳銃には無骨な魅力があります。 銃口から火口まで完全に通っています。
【その他の情報】
平成26年11月20日に岐阜県教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
160年ほど前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械ものですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像はこちら
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