 |
|
|
|
|
|
|
|
|
▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。
Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
|
価格(税込)
|
SOLD OUT |
|
商品番号
|
【3795】 |
|
英 名
|
Type 38 Carbine |
|
種 類
|
ボルト・アクション、無可動実銃買取品 2015年 春 |
|
国 名
|
日本 |
|
時 代
|
第一次大戦〜第二次大戦 |
|
全 長
|
966mm |
|
口 径
|
6,5mm×50 |
|
装 弾
数
|
5発 |
|
在 庫
数
|
SOLD OUT |
|
画像について
|
画像は現物です。 |
|
コメント
|
【三八式騎兵銃 について】
三八騎兵銃の元になった三八式歩兵銃は日露戦争後の明治38年(西暦1905年、皇紀2565年)に日本陸軍が制式採用した小銃です。
製造は東京砲兵工廠で行われ、三十五年式海軍銃と三十年式をベースにして、主任設計には南部麒次郎大尉(後に南部式自動拳銃と一四年式拳銃を開発）が担当しました。 機構的には殆ど完成されていた三十年式小銃でしたが、中国大陸での厳しい自然環境の中でいくつかの欠点が見つかり、三十五年式海軍銃の特徴(遊底覆など)も入れ明治38年に改良型が正式となりました。 以来日本軍の主力小銃となり日本の小銃の代名詞ともなりました。
九九式小銃と共に終戦まで使用されましたが、6.5mm弾は威力的に力不足でしたが、機能的には信頼性が高く前線兵士の間でも好評だったようです。 日本海軍の陸戦隊も使用していたましたが、海軍部内では単に三八式小銃と称していました。 海外ではType-38 Arisaka Rifleと呼ばれています(実際は有坂成章陸軍大佐が開発に関与したのは三十年式歩兵銃まで)。
満州をはじめ中国大陸の戦線で使用してみると大陸特有の細かい砂塵が機関部内に入り込み作動不良を起こし、対応として遊底覆いを着けることになりました。
戦前にはイギリス、フィンランド、メキシコ等、数ヵ国にわたり輸出されました。
1941年(昭和16年)までに約340万丁の生産されています。 バリエーションには三八式騎銃、九七式狙撃銃、三八式改狙撃銃が生産されました。
中でも三八騎兵銃は三八式歩兵銃の銃身を騎兵用に短縮したモデルです。 騎兵以外にも、砲兵、輜重兵、車両部隊、空挺部隊などの特殊用途でも使用されました。 歩兵銃と同じく半世紀以上にわたって生産された為、時代により三種類のバリエーションがあります。
【本個体の説明】
本品は旧ハッコー商事が中国から輸入した品です。 日中戦争時に日本軍が中国戦線で使用し、終戦時に大陸に残された品が25年前に里帰りしました。
本品は基本的に後期型で、後期型フロント・サイト(両側面にガード付)、初期-中期型�校�型照尺（リアサイト）、後期床尾板（カップ型バット・プレート）、後期型安全子（セイフティ）が付いた品です。
全体的な程度はかなりの使用感があります。 鉄部分には全体に渡って時代錆と朽ち込み錆があり、特に機関部左側面の木部に触れている部分の境にある朽ち込みと、銃身の露出した部分の朽ち込みが目立ちます。
安全子（セイフティ）の溶接は機関部と接している下部二箇所で溶接されております。 銃身を埋めているインサートは銃口ギリギリまで埋められ、その銃口部分の仕上げは荒くなっています。 フロントサイト・ガードは側面から見た「ロ」の形の薄い部分の上部に変形が見られます。 木部は黒々としており、全体の痩せ、打ち傷、欠けがかなりあり、ヒビも数箇所あります。 特に前床下部にあるヒビと、前床上部にあるヒビ欠けの補修跡(なんとも言えない茶色の皮膜のようになっています)が目立ちます。 銃床には「072」の数字が右側面に二箇所ペイントされています。 日本特有の銃床の継ぎ目の隙間は少ない方です。
御紋章は削り取られ、三八式の文字は遊底覆によって隠れています。 製造は名古屋造兵廠製です。
トリガーテンションのある、ボルトが完全に閉鎖した旧加工品。 エキストラクターとそのリングを取り外してありますが、やはり遊底覆によって隠れています。 東京店在庫品。
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合があります。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像(Detail-Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい
詳細画像はこちら |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
 |
| |
