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【TKS/D】エンフィールド小銃型 土佐管打式稚児銃 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、鋼巻張土州○船谷源次重信作之) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【3777】 |
英 名
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Japnese made Percussion Youth Rifle |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、ガゼット Vol. 13、東京店在庫品、い・ろ・は |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,148mm |
口 径
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9mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【エンフィールド小銃型管打式 稚児銃ついて】
全長は115cmとフルサイズの3/4ほど、重量は1/3以下と非常に小振りと言うよりも、エンフィールド小銃 (ゲベール) 銃を完全にスケールダウンした品で、幼年者用に特別に作られた品です。 江戸時代では元服したら帯刀 (二本差し) が許され、砲術家の家系や財力がある武士はその頃より射撃もたしなみとして行い、体格に併せて小型の銃が作られました。 火縄銃ではこのような小型の品を「御座敷銃」と呼んだりします。 洋式銃ではとても珍しいです。 作りは完全に洋風ですが、唯一リアサイトが火縄銃の作りと同じになっています。 和製の品で「鋼巻張土州○船谷源次重信作之」と銘が入っています。 ニップルはかなり小型になっています。
弊社に今まで入荷した洋式稚児銃は二挺とも「土州」「土佐」と銘が切ってあり、現在の高知県で作られた品です。 全国的にみても珍しい洋式稚児銃の二挺ともが土佐藩で作られたのはオランダ式の高島流砲術が早い時期 (1840年台前半) から伝わったからでしょうか? それとも土佐藩は、上士と郷士の身分差別が厳しかったことで知られているので、幼少の頃からの差別が徹底されていた結果でしょうか? 洋式稚児銃という特殊な銃が規格品として土佐藩で作られたのであれば、今後の研究が期待される分野です。
【本個体の説明】
木製銃床は美しい虎目の模様が入った上質な品で、傷も殆どない程度のとても良い状態です。 木部の極一部に小さな黒ずみがありますが、殆ど気にならない程度で古式銃としては全く気になりません。 銃身を含む鉄部全体に時代錆が付いていますが、火縄銃の錆付けのようで製作された当時から錆の進行を防ぐために表面錆があったと思われます。 トリガー・ガード、バット・プレート、ストックのハンマーの裏側にくる一部が真鍮製でとても良い時代色が出てオリジナルの状態を保っています。 銃身は二つのバンドで留まっており、このバンドと銃身後部のタングと呼ばれる部分のネジを外すことにより銃身が外れます。 二つのバンドは元からバネやネジなどで固定されておらず、若干緩くなっています (後ろのバンドは銃身を下に向けると前方に移動します)。 作動は完全でハンマーを起こすとハーフ/フル・コックのどちらの位置でも止まり、トリガーを引くとハンマーが落ちます。 火口から銃口は詰まり無く抜けています。 鉄製の細いさく杖 (ラム・ロッド) が付属していますが、現状では抜けなくなっています。 まっすぐに細いので、装弾する際に使用されたとは思えません。 また銃身内を掃除するための切れを通す穴も空いていませんので、代用品の可能性もありますが銃本体と合った良い時代が付いています。 銃身内はライフリングのない装滑腔銃です。 管打ち式 (パーカッション) のスケール・ダウン・モデルは世界的にみても少なく珍しいものです。 20世紀に入ってから幼少者から軍事教練を行ったり組織的にスケール・ダウン・モデルを作ったのは欧米では20世紀初頭からで全てボルト・アクションになってからです。 飾ったり手に取ってみるのも容易なスケール・ダウン・モデルはそれ専門のコレクターがいる面白い分野です。 (MM)
【その他の情報】
平成5年4月21日に徳島県教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証の付いた実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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