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ウィンチェスター M1866 イエローボーイ カービン、3rd Model (銃砲刀剣類登録証付古式銃、#28383) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【3746】 |
英 名
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Winchester M1866 Yellow Boy Carbine, 3rd Model |
種 類
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古式銃(登録証付)、レバー・アクション、登録証付古式銃買取品、ガゼット Vol. 13、ガゼット Vol. 14 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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982mm |
口 径
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11mm |
装 弾
数
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13発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【ウィンチェスター M1866 イエローボーイ カービンについて】
ウィンチェスター M1866 は西部開拓時代のアメリカにおける最も有名なライフルです。 1866年から98年まで1st〜4thの4つのモデルが生産されました。 ウィンチェスター社はオリバー・ウィンチェスターにより創業された元繊維会社です。 1857年に独自のレバー・アクション構造のパテントを持っていたボルカニック リピーティング・アームズ社の武器製造工場を買収したのが銃器産業に参入する切っ掛けとなりました。 当初はニューヘイヴン・アームズ社としてヘンリー ライフルとして知られるボルカニックの進化型であるレバー・アクションライフルの製造権を取得すると、オリバーの息子であるウィリアムにより全米で販売を開始しました。 そして1866年にウィンチェスター社として改名後、工場長であったネルソン・キングのパテントによりヘンリー ライフルの欠点であったマガジンを改良し、フレーム右側面のローディング・ゲートから装填出来るようにしました。 更にハンド・ガードを付けて連像発射による銃身の過熱から手を守る工夫などの改良を施した「M1866」を発売しました。 この銃はフレーム全体が真鍮製であることから「イエローボーイ」と一般的に呼ばれています。 レバー・アクションとは銃の機関部下方に付いた用心鉄兼用のレバーを下に引き、それをまた戻すことで薬室から空薬莢を排除すると同時に次弾を装填するという仕組みを持った銃を広義では指します。 しかし通常は銃身の下に平行して付けられたチューブ・マガジン(管状弾倉)を備えたボルカニック、ヘンリー、ウィンチェスターの製品を、特にウィンチェスター社の商品の固有名詞的なるほどです。
M1866には銃身長が27インチのマスケット、24インチのライフル、20インチのカービンがありました。 本品はそのカービン(騎兵銃)モデルです。 特にフレームの左側面に鞍(サドル)に銃を固定するリング(環)が付いているので「サドル・リング・カービン(Saddle Ring Carbine)」と呼ばれました。
幕末に日本にも少数が輸入されました。 日本語では「直動鎖閂式(ささんしき)銃」と呼び、同じレバー・アクション式の「底碪式(ていがんしき)銃」と混同されやすいが、遊底(ボルト)が(回転することなく)前後するので「直動鎖閂式」になり、ブリーチが上下する「底碪式」とは構造的には全く異なるものです。
【本個体の説明】
本品は米国ウィンチェスター社製のオリジナル品で、改造等も一切されていません。 銃身上部にWINCHESTER REPEATING ARMS NEW HAVEN CT(一行目) KING`S IMPROVEMENT-PATENTED-MARCH 29 1866 OCTOBER 16. 1860(二行目)の後期型メーカー刻印とパテント刻印が二行に刻まれています。 刻印は薄くなって読み難いですが、ルーペを使用するとほぼ全ての文字が確認できます。 装弾レバーで通常は隠れている部分にシリアル No.28383が入っています。 また銃身の下にあるマガジン・チューブは変色はしていますが、オリジナルと思われるブルー仕上げが残っています。 約160年前に製造されたのにも拘らず、本品は素晴らしいコンディションと作動状態です。 銃身を始め鉄部分には経年の仕上げ落ちと時代錆こそ出ていますが十分に許容範囲以上です。 錆の出ない真鍮部品が多いイエローボーイの長所で、美しいく時代色の付いた真鍮製フレームには傷も殆どない素晴らしい常態です。 木部は比較的濃い色合いのオリジナルのウォルナット製で、バット・ストックとハンドガード共にオリジナルの仕上げを良く残しています。 程度は古式銃とすれば非常に良いものですが、バット・ストックの右付け根部分に若干痩せが見られます。 しかしながらバット・ストックとハンドガードの色合いも良くマッチしていますので古式銃とすれば全く問題のないレベルです。 極僅かなそれも小さい当たり傷がありますが、十分許容範囲のものです。 作動は非常にスムーズな完全品で、とても気持ちの良いアクションが確認できます。 撃鉄はフルコックとハーフコック共に完全作動します。 300ヤードまでのフリップ・タイプのリア・サイトもしっかりしており完全に可動します。フロント・サイトはフロント・バンドと一体型になっている3rd Modelのものです。 銃口から薬室まで銃身内は完全に通っており綺麗な状態です。 6条のライフリングも非常に良く残っています。 チューブ型弾倉内のスプリングも完全です。 幕末の日本でイエローボーイは最新型であり、非常に高価であったので他の後装式銃に比べ遥かに少ない品です。 弊社では複数丁のイエローボーイを扱っていますが、弊社の企業努力によるもので、普通では手に入らないしなです。 完全な形で残っている本品は非常に希少価値があります。 銃口から火門まで通っている事を確認済みです。 大阪店在庫品。
【その他の情報】
登録証が付いて可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。昭和48年11月20日に東京都教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証付きです。 更に本年5月に東京都教育委員会の再審査を受けてで確認してあります。
古式銃は160年ほど前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 通信販売でご購入される際は、以下の詳細画像(Detail-Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
詳細画像はこちら
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