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アラビア 単発 フリント・ロック ピストル(銃砲刀剣類登録証付古式銃) |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【3707】 |
英 名
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Arabian Single Shot Flint Lock Pistol |
種 類
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古式銃(登録証付)、単発、登録証付古式銃買取品、ガゼット Vol. 13、長野倉庫在庫品 |
国 名
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中近東 / イギリス |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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452mm |
口 径
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15mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【アラビア 単発 フリント・ロック ピストル について】
本品は中東で1860年頃に作られたヨーロッパ製のフリント・ロック(火打式)をコピーした品です。 欧米では1860年台はすでに管打ち式(Percussion )の撃発機構が一般的になっていましたが、中近東、アフリカ、インドでは19世紀末頃までフリント・ロック(火打式)が現役で使用されていました。 サイズ的には全長約45cmと英軍大型フリント・ロック ピストルとほぼ同じで、形状も軍用モデルに近いものなっています。 英軍の品に比べ堅牢さに欠け華奢な軽い作りになっています。 全体的に欧米製に比べて手作り感があります。 製造国は特定できませんがアラブの何れかの国によって生産されたと思います。 オクタゴン・バレルの作りが中東的で銃口部分が少し広がった形状をしています。 サイドロックとハンマーには唐草模様のような簡素なデザインが彫られています。 八角形の銃身の中間から銃口までオリエンタルぽい図柄が入っています。 薬室上部に非常に簡素な象嵌のような模様が入っています。 15mmと大きな口径で、銃口部分はライフリングのように見える八角形(銃口内)になっています。 木部(ストック)全体にオリエンタルなデザインの異なる螺鈿(らでん*)の装飾の入っています。 金属製鎖(チェーン)がスリングの代わりになっており、騎馬民族が馬上で使用した時に落とすのを防いだのと思われます。 今でもインドなどで手作りのお土産用古式銃が製造されていますが、本品はオリジナルの150年ほど前の品物です。
*螺鈿(らでん*)とは貝(ヤコウガイ、アワビ、オウムガイ、チョウガイ等)の内側、虹色光沢を持った真珠層をはめ込んだ工芸品で、ギリシャ、ペルシアを発祥としいます。
【本個体の説明】
木部は経年使用による痩せが見受けられ、特に黄銅製のトリガーガードの取り付け部分に木部の割れと欠けにより一部機関部内部が若干見えてしまっています。 その部分を内部からボンドのようなもので前所有者が修理しています。 またその他にも木部側面にもひび割れなどがあります。 銃身を除く金属部全体的に時代表面錆が出て黒ぽく見えます。 銃身は白磨き仕上げの上に表面錆が出た状態で、他の部分に比べ地鉄が見えた感じになっています。 撃発機構部分(サイドロック部分)の火皿やスプリングなどの外部に朽ち込み錆が見られます。 ハンマーは非常に重たくコックしますが、引き金を引いてハンマーに連動させるにはコツが必要です。 銃身の下にラムロッドの軸のみ半分が残っています。 螺鈿の装飾は気になるところの欠損もなく(トリガー・ガード付近に8ヵ所は欠損)、部屋インテリアやお値段的に手頃ですので、洋式古式銃コレクションの手始めに良いかも知れません。 洋式古式銃でこの価格帯の品はあまりありません。 東京店在庫品
【その他の情報】
昭和48年12月12日に大阪府教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた可動する実物の古式銃です。 銃身は銃口から薬室まで貫通しています。
本銃は150年ほど前の古い機械物の骨董品であり、特に本品は程度に多少問題がありますので出来ましたら現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像(Detail-Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
詳細画像はこちら
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