 |
|
|
|
 |
コルト M1851 ネービー リボルバー(銃砲刀剣類登録証付古式銃、#139258) |
|
 |
 |
|
 |
|
|
▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
|
SOLD OUT |
商品番号
|
【3701】 |
英 名
|
Colt M1851 Navy Revolver |
種 類
|
古式銃(登録証付)、登録証付古式銃買取品 |
国 名
|
アメリカ合衆国 |
時 代
|
第一次大戦前(〜1914) |
全 長
|
354mm |
口 径
|
9mm |
装 弾
数
|
6発 |
在 庫
数
|
SOLD OUT |
画像について
|
画像は現物です。 |
コメント
|
【コルト M1851 ネービー・リボルバー について】
コルト M1851 ネービー・リボルバーはサミュエル・コルト社(Samuel Colt、現在のColt Firearms社)で1850年より1873年まで製造された軍用リボルバーで、正式名称は「Colt Revolving Belt Pistol of Naval Caliber(Colt海軍口径 回転式ベルト・ピストル)」です。 コルト社は1848年に発売した44口径のコルト ドラグーン(Model 1848 Percussion Army Revolver)を基に、31口径に小型化、改良したコルト M1849 ポケット・リボルバーを1849年に発売しました。 それとほぼ平行してRevolver Ranger modelを1850年に発売しました。 それにNavyの名前を冠して1851年から軍用とし大々的に売り出し、南北戦争(1861年-1865年)では主要拳銃として使用されました。 M1851 ネービー・リボルバーは全て .36 口径の6連発のモデルです。 一足先に発売されたM1849 ポケットを一回り大きくしたデザインで、構造は全く同じです。 またM1849 ポケットには銃身長や装弾数の異なるバリエーションが存在しましたが、M1851 ネービーの銃身長は7,5インチのみでバリエーションはありません。 先に発売された.31口径のM1849 ポケットは、その口径から民間市場をターゲットにしていましが、M1851 ネービーは軍用としての販路を伸ばしました。 当時コルト社が生産した軍用パーカッション・リボルバーの中でM1851 ネービーはとても成功し、本国の工場で25万丁、英国のLondon工場で2万2千丁が生産されました。
コルト社のパーカッション・リボルバーの特徴として銃身部分とフレーム部分がシリンダーを挟むように、前後に分解出来る構造になっています。 バレル・ウェッジと呼ばれる「楔(くさび)」のような小さな部品を右から左に押し出す事によって、銃身部分とフレーム部分が容易に分離します。 シリンダーには、1843年のカンペチェ海戦(Naval Battle of Campeche)でテキサス海軍がメキシコ海軍を破る場面が描かれており、これが Navy と呼ばれる由来となっています。
【本個体の説明】
本品はシリアル No.139258から1863年製(文久3年)であることが判ります。 製造年から南北戦争(1861年-1865年)で使用された可能性は十分考えられます。 製造された時はブルー仕上げだったものを、その後全体的に磨かれたあとニッケル鍍金の再仕上げにしてあります。 再仕上げの際にかなり磨かれたのでしょうか、各部のエッジが取れています。 ローディング・レバーだけは部品を変えられており、ニッケル仕上げではなくブルー仕上げになっています。 ニッケル鍍金仕上げにしたためシリンダーの彫刻は全く残っていません。 使用感はありますが、銃そのものはしっかりとした造りです。 全体的な外見の程度は再仕上げしているので古式銃としては、まずまずです。 作動は外見に比べて完全良好でハンマーを起こすとシリンダーが歯切れ良く回転します。 銃身、フレーム、トリガー・ガード、バック・ストラップのシリアル No.がマッチしています。 ウェッジは鉄片を加工した代用品になっており、ウェッジの穴(Wedge Slot)の左右に少し穴が拡げられています。 特に右側面から見るとその加工がハッキリと分かり、ウェッジを抜こうとした小さな叩き痕があります。 シリンダーの軸(Base Pin)は外部からは判別できませんが代用品です。 パーカッション・キャップを入れる本体右側面の切れ込み(Cap Cut out)に追加で細い溝を当時の使用者が入れたと思われます。 これはニップルにパーカッション・キャップを簡単に装着するために改造されたもので、コルト ネービーは装着し難かったのでしょうか、ネービーに限っては時折そのようになった品を見かけます。 ただし近年の改造ではありませんので、本銃が使用されてきた歴史の一部と考えられます。 銃身の上に細かい文字で「ADDRESS COL SAML. COLT NEW-YORK U.S. AMERICA」と一行で入っていますが、再仕上のため若干読み難いです。 フレームの左側面前部に「COLTS PATENT」の刻印が、後部(トリガー・ガード付け根後部)に「36 CAL」の口径表示が入っています。 前部フレーム(銃身)と後部フレームに若干ガタツキがあります。 木製グリップ全体的にチェッカーリングが入っています。 銃身内はライフリングが刻まれており最後まで(全て)抜けています。 国内では「51 ネービー」の呼び名で最も人気のあるモデルの一つです。 全体的にやり直し感が強いのでお値打ち価格に設定してあります。 ご自身で品をご確認の上ご注文ください。 大阪店在庫品
【その他の情報】
昭和50年3月28日に京都府教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
160年ほど前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像(Detailed Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。 詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms(ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
詳細画像はこちら
|
|
 |
全体画像左側面。 |
 |
ニッケル鍍金仕上げにしたためシリンダーの彫刻は全く残っていません。 |
|
 |
 |
パーカッション・キャップを入れる本体右側面の切れ込み(Cap Cut out)に追加で細い溝が入っています。 |
 |
木製グリップ全体的にチェッカーリングが入っています。 |
|
 |
銃身の上に細かい文字で「ADDRESS COL SAML. COLT NEW-YORK U.S. AMERICA」と入っています。 |
 |
銃身、フレーム、トリガー・ガード、バック・ストラップのシリアル No.がマッチしています。 |
|
 |
 |
ウェッジの穴(Wedge Slot)の左右に少し穴が拡げられています。 特に右側面から見るとその加工がハッキリと分かり、ウェッジを抜こうとした小さな叩き痕があります。 |
 |
コルト社製ではありませんが、古い(20世紀初頭?)のコルトM1851 ネービー専用の木製ケースもございます。(別売) 中に当時のオーナーの小型額縁付写真が入っている品です。 |
|
|  |